金属加工会社における生産工程管理システムの開発

金属加工会社における生産工程
管理システムの開発
-工程管理の自動化技術の検討とそのシステム化-
越田研究室
蔵野 晋也
1.研究の背景
帳
票
作業記録
汎用ソフト 30万~100万
カスタマイズ 200万~400万
そこで・・・
MZPlatform
2.MZPlatformについて


部品の組み合
わせでソフトを
作成できる
生産工程管理
ソフトの作成を
前提に作られ
ている
3.共同開発企業の問題点
日報
日報
日報


手入力で打ち込み
電子データ上で確認できるのは前日までの
もの
一人でデータを入力するので、大変な上にミ
スも出やすい
4.研究目標

本研究では,特に日々30品種を越える受注
加工製品毎の工程進捗管理を正確に,かつ
リアルタイムで実現する技術の検討とその
システム化に焦点を絞る.
5.中間発表までの成果



バーコードによる登録システムの全体設計
を行った
ネットワークを通してクライアントPCから
サーバPCへの書き込み・読み込みテストを
行った
実際の加工の流れを想定したバーコードを
作成し、入力テストを行った
6.システム概要
次の工程へ
作
業
段
取
り
作
業
開
始
入
力
・作業者ID
・作番
・機械ID
作
業
終
了
入
力
登録画面例
ネットワーク構成
DBサーバ
MySQL SQL Server
サービス
・・・
工場1
MZPlatform
工場2
工場n
7.フィールドテスト概要

今回システムテストを行った部署



登録した作番(ロット)数


ワイヤーカット、放電
検査
10個
登録した作業者ID数

4名
テスト結果1
テスト結果2
フィールドテスト風景
反省点


同じHUB内での通信は成功したが、HUBを
越えた通信がうまくいかなかった
現場作業者にも登録を行ってもらったが、イ
ンターフェースの分かりにくさから、登録が
上手くいかない場面があった
8.現在までの進捗状況



共同開発企業でのフィールドテストを行った
テストでの意見や要望を元に、新たなイン
ターフェースを設計中
新たに作業指示書を作成するための帳票
の追加、登録情報を修正するためのコント
ロールパネルを設計中
9.今後の課題



HUBを越えた通信がうまくいかなったので、
原因の特定と改善を行う
フィールドテストでの評価からインターフェー
スの改善を行う
今後もフィールドテストを継続し、業務に対
応できるよう改善していく