金属加工会社における生産工程 管理システムの開発 -工程管理の自動化技術の検討とそのシステム化- 越田研究室 蔵野 晋也 1.はじめに 汎用ソフト 30万~100万 カスタマイズ 200万~400万 そこで・・・ MZPlatform 2.MZPlatformについて 部品の組み合 わせでソフトを 作成できる 生産工程管理 ソフトの作成を 前提に作られ ている 3.共同開発企業の問題点 日報 日報 日報 手入力で打ち込み 電子データ上で確認できるのは前日までの もの 一人でデータを入力するので、大変な上にミ スも出やすい 入力データの一例 日付 作業者 作番 作番2 機械ID 時間1 1/23 5 G 1234 111 7.5 時間2 何時から何時まで、というデータがない ので工場の稼働率を数値化できない 同様の理由で正確な工程順がデータ上 で表現できない 開発目標 バーコード利用によって、各ロットにおける 各工程機器実績入力を自動化し、入力方法 を工夫することによって正確な工程作業を 抽出する 各工程機器の作業時間表示などに対応で きるように新たなデータベースを設計する 4.システム開発 入力方式の変更 ・入力にバーコードを利用する ・作業時に入力する 作業開始時 バーコード入力 作業終了時 データ入力の効率化を図る!! MZPlatformによる実装(開始時) 作業者ID →名札から 作番 →設計書から 工程 →工程表から 114 H0987 108 登録ボタンを押すことで 作業日と現在時刻を取得 MZPlatformによる実装(終了時) 登録の方法は開始時 と同じ 現在作業中の工程 を確認できる データベース 終了:0 作業中:1 中断:2 5.終わりに 現在までの成果 バーコードの利用により入力負荷の低減と 作業時間の正確な把握が実現できた 作業状態の判別が可能なのでリアルタイム での工程進捗を把握することが可能になっ た 今後の課題 フィールドテストを行うため、一つのソフト ウェアにまとめる データベースの設計をさらに検討する必要 がある 工場別に入力用パソコンを配置するので、 社内LANの設計なども必要である 実用化へ向けて機能と使いやすさのバラン スも考えていく
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