メタボリックシンドロームと 保健指導

平成21年5月12日(火)
大阪労災病院看護週間プログラム
「メタバコ」とサヨウナラ
~職場で家庭で実践できること~
独立行政法人 労働者健康福祉機構
大阪労災病院 勤労者予防医療センター
保健師 米山 貴子
本日の講演内容
1.「メタバコ」とは・・・保健師←まず私から
2.「1に運動」・・・・・・理学療法士
3.「2に食事」・・・・・・管理栄養士
4.「しっかり禁煙」・・・禁煙外来看護師
5.「最後にくすり」・・・薬剤師
14:00~、14:40~、15:20~の3回行います。
・もっと詳しく知りたい!
・話の内容がよく分からなかった・・・
・具体的な改善の方法を教えて欲しい!
・・・と、思われた方、
☆講演会と平行して、各担当者が
ご相談を個別にお聞きしています!
※個別面談には医師も加わります。
メタバコについて
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メタバコって何?
メタボリックシンドローム
+
タバコ
メタボリックシンドローム
・内臓脂肪型肥満により、
動脈硬化や動脈硬化に
つながる生活習慣病を
引き起こすリスクが
高まっている状態のこと
脳梗塞
動脈硬化による循環器の
病気は、生命に関わる
心筋梗塞 重大なものです!!
メタボリックシンドローム
内臓脂肪蓄積
へそまわり周囲径
男性 85cm以上
女性 90cm以上
+
以下のうち
2項目以上
(内臓脂肪面積100平方cm以上に相当)
血清脂質異常
中性脂肪値
150mg/dL以上
HDLコレステロール値
血圧高値
最高(収縮期)血圧
130mmHg以上
最低(拡張期)血圧
40mg/dL未満
85mmHg以上
のいずれか、又は両方
のいずれか、又は両方
高血糖
空腹時血糖値
110mg/dL以上
危険因子数と心疾患発症リスクの関係(労働省研究班)
①メタボになりやすい
②脳梗塞や虚血性心疾患の
リスクが著しく高くなる
③メタボ対策とタバコ対策で
確実な生活習慣病予防!
①メタボリックシンドロームに
なりやすい
喫煙によるメタボリックシンドロームの
発症リスク
1.59倍
喫煙状況別 糖尿病発症リスク
1.44倍
1.61倍
②脳梗塞や虚血性心疾患の
リスクが著しく高くなる
メタボリックシンドロームと動脈硬化
(喫煙の影響)
3倍
2.5倍
大阪労災病院勤労者予防医療センター
③メタボ対策とタバコ対策で
確実な生活習慣病予防!
標準体重でも安心できない!
皮下脂肪 内臓脂肪
P.5
メタボ予防するには
2に食事
1に運動
しっかり
禁煙
最後に
クスリ
大阪労災病院勤労者予防医療センター
少しの減量でも内臓脂肪は正直!
体重60kgなら-3
kg
体重が5%程度減ると、
内臓脂肪は20%程度減る!
体重を4%減らした成果
これから、
1に運動!について、
理学療法士より
お話させていただきます。