表面柔らかさによる 空力音低減に関する基礎研究 鳥取大学 工学部 機械工学科計測制御工学研究室 近年、表面性状による空力音低減手法が注目を集めている。 本研究は、中でも表面の「柔らかさ」に注目したものであり、各供試体における発生音計測と流 れ測定試験を行った。 発生音計測結果 供試体 上面図 側面図 50~125Hzの 低周波数域に ちくわ ちくわⅡ 気泡緩衝材 おいて減音効果 が見られた 流れ測定結果 剥離せん断層を厚くする 乱れを円柱から遠ざける X Y 乱れ強さ結果 滑面 25 柔毛 30 X=10 20 X=40 15 10 Y方向計測位置[mm] Y方向計測位置[mm] 30 X=5 35 X=10 25 20 X=40 15 0 0 5 10 15 20 流速[m/s] 25 X=5 ちくわⅡ 0 35 5 10 15 20 流速[m/s] 25 X=10 25 20 X=40 15 10 X=10 20 X=40 15 0 0 5 10 15 20 流速[m/s] 25 30 2 3 4 5 乱れ強さ[m/s] 6 ちくわⅡ X=10 X=40 15 0 0 5 10 15 20 流速[m/s] 25 30 1 2 3 4 5 乱れ強さ[m/s] 6 7 8 X=5 35 30 20 0 5 0 X=5 25 5 柔毛 40 35 5 X=40 15 7 X=10 25 20 X=40 15 10 10 10 5 1 30 25 20 0 40 X=5 X=10 25 10 0 30 気泡緩衝材Ⅱ 30 Y方向計測位置[mm] 30 X=40 15 0 40 35 X=10 20 5 X=5 35 30 10 0 40 滑面 25 5 30 X=5 30 10 5 40 35 Y方向計測位置[mm] X=5 35 Y方向計測位置[mm] 40 40 Y方向計測位置[mm] 40 Y方向計測位置[mm] 流速結果 Y方向計測位置[mm] 風船 気泡緩衝材Ⅱ 5 0 0 1 2 3 4 5 乱れ強さ[m/s] 6 7 0 1 2 3 4 5 乱れ強さ[m/s] 6 7 まとめ 50~125Hzにおける減音効果⇒表面柔らかさによるもの? 剥離せん断層を厚くし、乱れを遠ざける⇒柔毛とは異なる減音メカニズム? 連絡先: 西村教授 [email protected] 0857-31-5835(TEL/FAX) 〒680-8552鳥取県鳥取市湖山町南4-101 http://www.mech.tottori-u.ac.jp/keisoku/ 鳥取大学工学部 機械工学科
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