簡易風向・風速計 の作成 - 理科教育センター

簡易風向・風速計
の作成
地学研究室
恵庭市立恵北中学校
小柳政彦
歌志内市立歌志内中学校 三河正志
研究の視点
・身近なものを利用した観測機
器(作成)や手軽な気象観測の
方法を学ぶ。
設定理由
(1)観測器具が高い。
(2)あっさり通過してしまうこ
とが多いので、手軽にでき
る観測方法を取得。
『簡易風向・風速計』の作成
改善点・工夫したところ
(1)風向計と風速計を1つにした。
(2)安価な観測機器。
(3)風速計の精度の確認。
(4)卓球玉による違いの検証。(40mm & 38mm)
(5)風向計の羽根の材質の検証。
簡易風向計
簡
易
風
向
・
風
速
計
簡易風速計
『簡易風向・風速計』の作り方
①風向計の羽根の作成
羽根の後ろは
のりづけしな
い。
・中心より少し前
・キャップの下を羽根の下に合わせる
②シート2~4を厚紙に張り、きれいに
切り取る。そしてシート2と3の中心
に千枚通しで穴をあける。
※注意点・・・あまり大きな穴にしないこと。(針金が
通るくらいでよい)
③40cmの糸の片方に卓球玉を取り
付ける(セロハンテープで可)
④わりばしの両端に、針金と
アンカーをビニールテープでつける。
針金
わりばし
アンカー
(ダイソー4個入り100円)
ビニールテープ
アンカー
⑤方位盤を取り付ける。
下からの図
方位盤の土台
セロハンテープ
で固定
方
位
盤
を
土
台
に
の
せ
て
固
定
セロハンテープ
で固定
上からの図
⑥風速計を取り付ける。
6a.アンカーのフックに卓球玉の糸を結ぶ。
6b.糸を結んだ部分が、ちょうど分度器風速計の中心に
来るように合わせ、風速計をアンカーに取り付ける。
(セロハンテープで)
糸の結び目が
分度器の中心
卓球玉を下に
吊るしたとき、
糸が90度の
線とちょうど
重なるように
する。
⑦針金の上に、風向計の羽根を
取り付ける。
⇒簡易風向・風速計の完成!
これで100円
は安い!!
終