プレゼンテーションソフト

プレゼンテーションとは?
上智大学 理工学部
機械工学科 伊呂原隆
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プレゼンテーションとは?
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大勢の前で発表
営業:製品やサービスの紹介・提案
 経営:事業計画の発表
 研究:学会 大会・研究会
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背後のスクリーンに字や図表を投影
OHP (Over Head Projector) + 透明フィルム
 液晶プロジェクタ + PowerPoint on PC

プレゼンテーションとスライド
プレゼンテーション:言葉とスライドによる
発表、説明、説得
 スライドで全ての説明を尽くす必要はない
 話を聞くのに邪魔にならないことが重要

読む字数を減らす
 図表やグラフで直感的な理解を助ける
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良いスライドとは(1)
文単位で改行
 文を階層化してある

関連がある複数の行は階層を落とす
 上の階層に、要約をつける

体言止めなど、読む字数を減らしてある
 ある程度大きなフォントを使用
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良いスライドとは(2)

1スライドに7行以下が理想、最大10行
テレビ ニュースの画面を参照
 テレビでは5~7行程度
 あまり細かい図も、理解しづらい
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数字はグラフにして直感的に理解させる
傾向や対比が重要
 キーとなる数字は大きく表示する
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例
このページは悪いプレゼンテーションの例を示しています。文章について言
いますと、まずこのように複数の文を改行なしにつなぐと、意味のまとまり
が視覚的に捉えにくくなります。また、文章として書くとどうしても文字数
が多くなり、聴衆に負担をかけてしまいます。さらに、小さいフォントを
使っているため、ますます読みにくさが増しています。最後にスライドのタ
イトルの重要性について述べます。このスライドのタイトルが「例」となっ
ていますが、良い例なのか悪い例なのか、タイトルだけからは判断できま
せん。できれば、タイトルを一読すれば内容の概略を理解できるような、
そこまでいかずとも言いたいことのベクトルを示唆するタイトルをつけた
いものです。
文章をプレゼンに直すには
行単位に改行
 「です」「ます」句点を省略
 「xxはyyです」→「xx:yy」
 「xxなのでyyです」 →「xx→yy」
 意味のまとまりを階層化


アウトラインモードで上下左右に整列
まとめ
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PowerPointによるプレゼンテーション資料の
作成
用途別に多様な表示モードを用意
 資料の作成・推敲・使用を支援

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見やすいプレゼンテーションの条件

行数、文体、区切りを工夫