モデリング&シミュレーション ビールゲームにおける、 分析課題・研究課題 6班 小澤 小田 小原 小部山 小俣 折口 1 1.研究の背景と目的 背景 ブルウィップ効果 サプライチェーンの 非効率化 目的 ブルウィップ効果の仕組みやその影響を分析・ 理解して、ブルウィップ効果を制御できるように し、サプライチェーンの効率化 2 2.ブルウィップ効果とは ブルウィップ効果:bullwhip effect サプライチェーンの上流に行くほど変動幅が広 がること BW効果=発注量の分散/需要の分散 (2.1) 小売店→二次卸→一次卸→工場と上流に行く につれてBW効果の値が増加する 3 3.BW効果に関する従来研究の一例 論文: ”The impact of EDI on reducing BW effect and supply chain inventory costs”[2] EDI(:Electronic Data Interchange)を使うこと による利点を示すために・・・ ⇒シミュレーターを用いて実験 論文の結論 統計的に、在庫量の変動幅において有意性の ある減少がみられた。SCMの改善とともに、かな りのコスト削減が実現 4 4.ビールゲームにおける分析課題 1.需要情報を共有するとき 2.コンポーネントを増やしたとき 3.リードタイムを変えるとき 4.需要系列が変動したとき ブルウィップ効果に及ぼす影響は?? 5 5.1. 分析方法① ビールゲームによる分析 需要情報を共有:ビールゲームにおいて各コ ンポーネント間のコミュニケーションを認める コンポーネントを増加:コンポーネントを加える リードタイムを変更 需要系列を変化させる:カードに書かれている 数にさまざまな傾向を持たせる ⇒ブルウィップ効果への影響を評価 6 5.2. 分析方法② Excelの数理モデルによる分析 コンポーネントの増加:コンポーネントを加える リードタイムの変更:補充点Sにどのように影 響を及ぼすのかを評価する 需要系列を変化させる:カードに書かれている 数にさまざまな傾向を持たせる ⇒ブルウィップ効果への影響を評価 7 5.3. 分析方法③ 関連する論文を探す 同じような方針で研究を進めている論文を探し、 それを参考にする。新しいテーマが見つかれば それを用いて実験・分析を行う。そして、シミュ レーションに関しては、論文と同じ結果になるの か検証する。 8 6.参考文献 [1]経営すすむ,需要系列、リード時間短縮、POS データ共有がブルウィップ効果に及ぼす影響,2006 [2]Machuca,J.A.D. ,Barajas,R.P. Transportation Research Part E :Logistics and Transportation Review 40 (3),pp.209-228. [3]The Bullwhip Effect,pp.86-93. 9
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