2014年9月22日 株式会社日立システムズ データセンター型のEDIサービスの機能を強化し、医薬品/医療機器業界VANと連携 最短 2 カ月で実績あるシステムをリーズナブルなコストで導入可能 株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:髙橋 直也、本社:東京都品川区/以下、日立シス テムズ)は、電子データ交換(EDI)サービスである「REDISuite(レディスイート) EDI センターサービス」 の機能を強化し、医療機器、医薬品業界データ交換システムを介した受発注が可能なサービスを本日から 提供開始します。今回の機能強化は、医薬品卸業向けに個別提供した実績あるシステムをベースにしたも のです。本サービスは、製薬業界の仕様にあった EDI システムを、短期間(最短 2 カ月)かつリーズナブル なコストで利用することが可能です。 小売業と卸売業、卸売業とメーカーの間では、電話や FAX などにより日々大量の受発注の情報がやり取 りされています。こうした煩雑な受発注業務を効率化するため、EDI などが普及してきています。製薬メー カーと医薬品卸との間で発生する受発注データについても、JD-NET 協議会が提供する「JD-NET(医薬 品業界 VAN)」や、一般社団法人 医療機器・材料業界情報化協議会が提供する「@MD-Net(医療機器業 界 VAN)」など取引効率化のための IT インフラが存在しています。 しかし、JD-NET および@MD-Net 双方に接続する必要があるメーカー企業や、業界 VAN を介さない 接続、物流センターとの接続が混在する企業の場合、自社にて各接続先と通信するための設備の導入、維 持、管理が必要であり、かつ、自社基幹システムとのデータ連動を行うために、各接続先毎にデータ変換の 仕組みを構築し維持保守していく必要があります。 また、規制緩和によって医薬品を取り扱える小売店が増えたことや、高齢化の進展、健康志向の高まりな どによるヘルスケア市場の拡大に伴い、多様な小売業による医薬品の受発注ニーズが高まっています。 こうした背景を踏まえ、日立システムズは「REDISuite EDI センターサービス」の機能を強化し、医薬品 業界データ交換システムと短期間で連携して受発注可能なサービスを開始します。具体的には、 「@MD-Net」および「JD-NET」におけるデータ内容の違いを日立システムズのEDIセンターで吸収し、従 来は基幹システム側での対応が必要だった共通機能(商品マスタの保持・変換、発注単位による発注数量 変換など)のサービス化を実現しました。本サービスを利用することにより、取引先毎の項目変換の機能開 発や維持保守などをする必要がなくなるほか、電子化による業務効率化、誤発注の軽減、さらには発注デ ータの分析など、受発注業務をマーケティング活動につなげることが容易になります。 「REDISuite EDI センターサービス」は、これまで主に流通小売業(スーパーマーケット、ドラッグストア、 ホームセンター等)および卸売業、商社などの受発注を中心とする電子データ交換を対象としていましたが、 今回の機能強化により、「@MD-Net」および「JD-NET」を介した電子データ交換にもワンストップで対応で きる EDI サービスとなりました。今後日立システムズは、「REDISuite EDI センターサービス」を医療機器 や医薬品業界のメーカーやディーラー向けに拡販し、2017 年までに累計 6 億円の売上をめざします。 1 ■「REDISuite」の概要 REDISuite EDI センターサービス JD-NET、@MD-Net 接続モデル イメージ図(メーカー導入時) ■価格(税別) 初期費用:500 万円~ 月額費用:20 万円~ ■「REDISuite EDI センターサービス」の Web サイト http://www.hitachi-systems.com/solution/s005/redisuite_centerservice/ ■お客さまからのお問い合わせ先 株式会社日立システムズ 商品お問い合わせ窓口:TEL 0120-346-401(受付時間:9時~17時/土・日・祝日は除く) お問い合わせWebフォーム:https://www.hitachi-systems.com/d-inquiry/contact.cgi 以上 *記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です 2
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