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結婚難ー中国における結婚難問題に
ついて
法経学部 経済学科
4年生
翁 金玲
序文
• 現在の中国では、結婚年齢に適する男女の
結婚難が社会問題として、各媒体により過熱
的に取り上げられています。
• 私も結婚年齢に適することでこの問題に関心
を寄せました。
一:現状について
• 中国は古くから、親が子供に親孝行を教え、その訓
•
辞の中では、一番の親不孝は跡継ぎがいないとい
う事です。
全国人口調査の結果 や《中国人口と就業統計年
鉴2010》の調査報告 で、男女の比率のバランス
が崩れてしまったことが明らかです。
• 近年では、帰省するために、偽者の恋人を雇うこ
とまで深刻した実態に。この事はドラマ化までされま
した
二:原因の分析
• 1、価値観の変化によるモノ
• ア:男女が結婚相手を決める条件:86%の方は結婚時持
•
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•
•
•
•
ち家を望む ; 62%の人は愛で結婚したわけではない
イ:基準? 女性は家(賃貸ではない)、男性は容貌
(顔つき)
ウ:結婚の時間は女性は27歳、男性は30歳
2、人口の構造・分布 からの分析ー20年間ずっと男女比
例が均衡を失っていたことが分かり、中国の人口、年齢、
性別、地域のアンバランスが深刻です。
3、男女の地位の変化によるモノ
4、家庭背景の相違による
5、社交の範囲
• まず、適切な意識に変
•
•
三:解決の方法
わっていく事が大切です。
-男性であろうか女性で
あろうか違う身分の時に
似合った役目を務める努
力が必要です。
恋愛・結婚意識に関する
カウンセリングを設立す
べきです。
また、重要なかぎであ
る住みについてー解決法
案A:政府による公的住
宅を建設する。(いわゆ
る政府保障住宅);解決 • 1999年-2009年上海房产均价
趋势图
法案B:政策による購買
(上海の不動産平均価格変化図)
権利を制限する(限購
令)
図1は1平方メートルの価格と月収の比率です
四:番外編
• 現在、中国で超人気のお見合いサポートテレビ番
•
•
•
組 ー<<非誠勿扰>>
この番組は省のテレビ局で作ったものの、放送開始
以来の視聴率は全国において1か2位を占めてい
ます。
この人気番組はあまりの良い評判で、外国にいる
中国人や中国系外国人から要望が寄せ付けられ、
ぜひ自分たちが居る外国で自分たちの結婚難問題
をサポートをして欲しいと。
海外イベントの以外でも、中国国内に居る外国人た
ちも参加するようになりました。
ちなみに、日本の方もこの番組に参
加しています。
• 男性だけでなく、半年前からある日本人女性
―工藤 愛(仮名)さんが始めて登場しました。
彼女の日本女性らしさが大半の観客や男性
参加者に魅力感じさせました。(バツイチで、
子供も居て、中国語は結構上手で、起業家ら
しく、家事・仕事に尽くせる人です。何より夫
に全力を尽くす姿勢が一番日本女性の魅力
を顕しました。)
五:結婚難問題から得たもの・商機とは
• 結婚難問題をきっかけに、結婚紹介業の発展は
一層進みました。ー何十年も営業でき、利潤が多い
会社は一つの都市の中は十軒ぐらいです。毎月4万-5
万元(50万ー60万円ぐらい)の利潤が見込める会社
は全国の婚姻紹介所の数の50%-60%です。
• 婚姻紹介業と他の業界との結合が注目されてい
ます。
六:日本と中国がこの問題での相違・共同点
• 共同点:女性の社会進出が多くなり、晩婚化がすすん
でいるところ;価値観が多様になってきて、結婚という
選択の魅力が感じられるかどうかのところ。
• 違い:1、日本人が結婚によって「子どもがほしい」
の欲求を満たされ、子どものことを重視;一方、中国人
は昔から結婚による「子孫を残す」という役割を重視し
てきた。2、「女性の経済力向上」、「独身のほうが自
由」で晩婚化が進む日本vs中国は80年代から「一人子政
策」を実施、同時に「晩婚、晩育」というスローガンも
掲げられた。
まとめ:
• 確かに、より良い生活を手に入れたいことは誰
•
もが望むことであり、私もその中の一人だが、
他人と生活することはそんなに簡単なモノでは
ない。
「私の理想の結婚相手」を問う前に、「私は理
想の結婚相手」であることを目指そう。