学生・生徒の法的規定 岩手いじめ自殺事件 • • • • • • • • 連絡ノートで再三いじめ被害を担任に訴える 担任は校長に連絡せず(?校長の弁明) 担任はノートに赤ペンで回答(しかし形式的) ノートで死を仄めかす 鉄道自殺 父親がノートを新聞社に開示 学校の保護者説明会「いじめか事故か不明」 なぜ?(国民・市民が主人公の行政とは) 在学契約論 • 営造物理論から在学契約論へ • 契約 自由・平等 • 民法(基本原則) – 第一条 私権は、公共の福祉に適合しなければ ならない。 – 2 権利の行使及び義務の履行は、信義に従い 誠実に行わなければならない。 – 3 権利の濫用は、これを許さない。 • 神田高校・娘の事例・平安女学院移転問題 平安女学院移転問題1 • 1997年12月 平安女学院と守山市の協定 – 平成12年現代文化学部(福祉・国際コミュニケー ション280名)開設 – 守山市は大学に25億の補助金 • • • • 12月土地開発公社、翌6月教育委員会と協定 1998年10年 滋賀県が8億の補助金 1999年、守山市は大学を核としたまちづくり 2000年、開学 平安女学院移転問題2 • 2002年度パンフ 守山で学べるという内容 • 2003年、様々な分野で大学と市の連携計画。他 方理事会は移転を検討 • 2004年3月、移転を常務理事会決定 • 守山市に報告→納得できない、補助金返還を求 めると話す。 • 4月、教職員に移転説明会(口頭報告) • 報道され、学生・父母が知る→学生に検討中と 説明文書→保護者会(存続希望が多数) 移転理由 • ① 入学生数の毎年の大幅な定員割れ。 ② 守山市(人口約8万人)および周辺に比較し、高槻市(人口約 35万人)および周辺の人口が圧倒的に多く、入学生数の増加が 将来的にも見込める。 ③ 都市部で学生生活を送りたいという学生気質(大学周辺に娯 楽施設を求め、アルバイトをしながら学園生活を送るというアーバ ン・スタイル)により対応することが可能である。 ⑧ 龍谷大学など現代福祉学科のライバル大学が近くに開設され ていること。 ⑥ 全学生がひとつのキャンパスに集うことによりフェローシップが 高揚される。 ⑥ 人件費、諸経費の削減など、統合による経済効果が見込まれ る。 ⑦ 高槻キャンパスに統合しても大学設置基準を十分に満たして いる。 平安女学院移転問題3 • • • • 学生要望書、署名活動→守る会結成 学生会は総会開かず(4年生が中心) 守る会、市長と会談、文部科学大臣に要望書 新聞のインタビュー – 市長 立地条件は最初からわかっている。もっと 悪い立地で学生を集めている大学もある。 – 理事長 大学は市に施設開放や講座等で補助金 以上の貢献をしている。市の努力が不足 その後 • 学校法人平安女学院は、「守山キャンパス跡地 を学校法人立命館が使用する」ことを条件に、守 山キャンパスの土地と建物を守山市に無償で譲 渡する。このことを補助金返還の代わりとし、守 山市は補助金返還請求を放棄する。 • 立命館は、守山市立守山女子高校を守山市か ら移管し、2006年度に守山キャンパス跡地に 「立命館守山高校」を開校する。 • 現在の守山女子高校の敷地は、立命館の費用 で更地にした上、市に返還する。 在学契約はいつから • 契約は解除可能(学校側、受験生側はいつ の時点まで解除可能か) – 合格発表 – 一次手続 – 二次手続(完納) – 入学式 – 授業開始 児童・生徒の運営権限 • 児童会・生徒会は教育目的の組織 • ヨーロッパの参加(教師・保護者・生徒代表が 権限をもって運営会議に参加) • 日本 大東学園 三者協議会 校則 • 児童・生徒の権利の試金石(発言権の有無) • 疑問の多い校則(時代で変遷) – パーマ、丸刈り強制、バイク禁止、ピアス・茶髪禁 止、服装規定 • 部分社会論は成立するか – 事前の公表 – 承諾して参加(入学) – 自由に脱退可能 子どもが罰せられるとき • 少年法の原則 – 14歳未満の法的無能力 – 16歳未満の「刑事責任」 – 18歳未満 罰のランク下げ – 20未満 少年としての保護 • 大津の事件を考えてみよう • http://www48.atwiki.jp/tukamarosiga/
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