教師の分化・養成・研修・採用

教師の分化・養成・研修・採用
教師の資格
• 教職は免許をもつ者という原則(戦前の反省か
ら、戦後改革で無免許の排除)
– 例外(特別支援学校での特別支援教育免許・特別免
許・臨時免許)
– 免許は不可欠なのか、社会人の導入のため緩い方
がいいのか
• 基礎資格は大学院か?(中教審答申)
• 免許更新制度は?
– 何故教職だけ?
– 指導力不足教員はどうする?
教師の任用
• 選考という方式は? 柔軟・あいまい
cf 大分問題は解決されたか
• 採用試験と設置者は一致させるべきか(政令
指定都市の一部のみが独自採用)
• 試補制度は?
• 昇任 管理職希望者の減少をどう考えるか
離職率と試補制度
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新採の離職率もからなり高い。
09年度に最も高かったのは堺市(3.1
4%)。大阪市(2.62%)、京都市(2.78%)、
千葉市(2.27%)、東京都(2.12%)なども
高い。要するに働きにくいということだ。
• 一番低いのは秋田県の0.53%。学力も
高い県だ。
副校長ら志望者激減
東京都内の公立学校で、副校長ら管理職のなり手不足が深刻だ。
選考試験の受験者数が少なく、今年は競争率が1.1倍にまで落ち込
んだ。都教育委員会は仕事の多忙化が管理職 離れの一因とみて、
業務の軽減に乗り出した。
7月に始まった今年の選考は、合格予定者数450人に対して受験
者数483人。学校の種類や 受験者の在職年数によって12に分かれ
た試験区分ごとにみると、4区分で受験者数が合格予定者数を下回
る「定員割れ」。競争率0.67倍のケースもある。都教委の担当者は
「1倍未満でも、成績が不十分な受験者は合格としない」と話す。
選考全体の競争率は、2002年は4.2倍だったが年々減り、07年
以降は2倍を割った。 08年に受験制度が変更され、主任教諭や主
幹教諭の経験が一定年数ないと受験できなくなって、 有資格者が
減った。団塊世代が大量退職して欠員が増えた。都教委の担当者は、
こうしたいくつかの要因を挙げる。しかし、特に重視しているのは「仕
事の忙しい副校長が敬遠されているのではないかという点だ。 朝日
新聞 2011年10月26日8時12分
研修
• 通常の「研修」=新しい仕事を覚える。
• 教職の研修=研究と修養(絶えざる努力)
– 初任者研修
– 十年経験者研修
– 地区によっては二十年・三十年経験者研修
• 義務免による研修(職場を離れての研修)
• 研修にとって最も重要なものは何か
在学契約論
• 営造物理論から在学契約論へ
• 契約 自由・平等
• 民法(基本原則)
– 第一条 私権は、公共の福祉に適合しなければ
ならない。
– 2 権利の行使及び義務の履行は、信義に従い
誠実に行わなければならない。
– 3 権利の濫用は、これを許さない。
• 神田高校・娘の事例・平安女学院移転問題
校則
• 部分社会論は成立するか
• パーマ、丸刈り強制、バイク禁止
子どもが罰せられるとき
• 少年法の原則
– 14歳未満の法的無能力
– 16歳未満の「刑事責任」
– 18歳未満 罰のランク下げ
– 20未満 少年としての保護
• 大津の事件を考えてみよう
• http://www48.atwiki.jp/tukamarosiga/