第9回 ∼12月は地球温暖化防止推進月間です!∼ シリーズ 「地球温暖化防止月間」は、1997年12月に行われた京都会議 (COP3)を契機に1998年から毎年12月を指定し て地球温暖化の防止対策を推進しようとするものです。少しでも地球温暖化防止のために、 私たちも何か身近なこと、できることから始めましょう! 地球温暖化の原因は「温室効果ガス」と呼ばれる二酸化炭素の増加によるものと考えられて いますが、どうやら私たちのライフスタイルに関係があるようです。 まずは、二酸化炭素がどこから出ているのかチェックしてみましょう。 家庭から出る二酸化炭素は全体の約13%、1世帯あたり1年間で約5,600kg 私たちは便利で快適な生活をするために、電気やガス・ガソリンなどのエネルギーを使っていますが、電気を作 るときや、エネルギーを使うときには二酸化炭素などの温室効果ガスの排出が伴います。マイカーも含めると、全 体の排出量の1/5になります。また、最近はパソコンや温水洗浄便座に至るまで家庭で使われる家電製品の増加 により、生活が便利になる反面、排出される二酸化炭素も増加しています。 日本の部門別CO2排出割合(間接排出量) 一般廃棄物4.8% 廃棄物1.8% エネルギー転換部門 6.8% 工業プロセス 3.8% 自家用 乗用車 30.4% 2003年 12億5,200万トン 二酸化炭素(CO2)換算 民生 (業務) 部門 15.6% 民生 (家庭) 部門 13.4% 注) 間接排出量とは、 発電にともなうCO2 排出量を電力消費量に 応じて最終需要部門に 配分したものです。 出典:環境省「2004年度の温室効果ガス排出量速報値」 ■家庭から出る二酸化炭素の増え方 世帯当たり年間 CO2排出量 約5,600 [kg] 200 冷房 1.2% 暖房 11.5% 産業部門 37.7% 運輸部門 20.9% 水道3.4% 給湯 13.6% 厨房 3.3% 照明・動力ほか 31.8% 170 二 酸 化 炭 素 排 出 量 ︵ 百 万 ト ン ︶ 出典)温室効果ガスインベントリオフィス 「日本の1990∼2003年の温室効果ガス排出量データ」 (2005.5.26発売) どのくらいCO2が出ているんだろう? 149 150 129 100 1.3 倍 50 0 平成2年度 平成8年度 平成15年度 (1990年度)(1996年度) (2003年度) [資料提供:環境省] ★テレビを1日1時間見る …………………1年で約13kg ★シャワーを1日3分使う …………………1年で約65kg ★家電の主電源をつけたままにする ………1年で約87kg ★炊飯ジャーで保温をすると1年で ………約31kg ★週2回往復8キロ車で走る………1年で約185kg ★冷房の設定温度を1℃低く、暖房の設定温度を1℃高くする …………………………………………1年で約31kg できることから始めよう! 家庭・オフィスでできる省エネの提案 ★暖房は20℃、冷房は28℃に設定しよう 冷房の温度を1℃高く、暖房の温度を1℃低く設定すると、CO2を年間約31kg減らせ、約 2,000円の節約になります。カーテンやすだれなどを上手に使って、なるべく冷暖房を使 わない工夫をしましょう。 ★蛇口をこまめに閉めよう シャワーの時間を1日3分短くすると、CO2を年間約65kg減らせ、約4,000円の節約にな ります。シャワーを1分間出したままだと10リットルにもなり、温水だとガスや電気も無駄 になります。 ★エコドライブをしよう 1日5分、車が止まっているときにエンジンを止めると、CO2を年間約39kg減らせ、約 2,000円の節約になります。車を駐車場に止めて誰かを待っているときなどにはエンジン を切りましょう。 ★レジ袋を断ろう 1人が1年間で使うレジ袋は約230枚、日本全国で約300億枚になり、約60万トンのごみ になっています。レジ袋を使わないことで、1人当たりCO2を年間約58kg減らせます。 −17− ょ 助 備 新 う け は し ⋮ 合 家 い っ 族 年 て が を 進 お 迎 め 互 え ま い る し に 準 毎 月 ﹁第 家三 日 庭曜 の日 ︵ 日 12 月 ﹂ 17 日 ︶ 来 年 に つ な げ て あ げ ま し ょ う 。 た 思 い 出 は 、 夢 や 希 望 と し て 、 ま し て あ げ ま し ょ う 。 楽 し か っ の 頑 張 っ た と こ ろ は 誉 め て 、 励 て く だ さ い 。 そ し て 、 子 ど も 達 で も 話 し 合 う 機 会 を 、 作 っ て み す ば や く 立 ち 去 っ て し ま っ た 。 て い て 、 私 達 の 姿 に 気 づ く と 、 所 で は 、 高 校 生 が タ バ コ を 吸 っ 落 ち て い た 。 東 側 の 陰 に な っ た 周 囲 に 、 タ バ コ の 吸 殻 が か な り 野 沢 体 育 館 の 駐 車 場 や 建 物 の 九 月 十 四 日 ︵ 木 ︶ 曇 り び の あ と を 見 て 、 善 悪 の 判 断 力 静 か だ っ た 。 誰 の 仕 業 か 、 火 遊 姿 は 無 く 、 ゴ ミ も 無 く 、 と て も た 。 城 山 公 園 に は 、 子 ど も 達 の を 見 て 、 売 り 場 が 広 い の に 驚 い ル ト 向 け D V D コ ー ナ ー の 様 子 ら 歩 い た 。 ビ デ オ 店 で は 、 ア ダ た く さ ん 落 ち て お り 、 拾 い な が 労 に 敬 服 致 し ま し た 。 る 補 導 委 員 の 方 々 の 日 頃 の ご 苦 時 を 、 家 族 で お 茶 を の み な が ら す が 、 新 し い 年 に 向 か う 節 目 の か も し れ ま せ ん 。 忙 し い 時 期 で 向 け て 、 新 た な 目 標 が 見 つ か る ろ な 思 い 出 と 共 に 、 新 し い 年 に り 返 え っ て み ま し ょ う 。 い ろ い す 。 親 子 一 緒 に 、 こ の 一 年 を 振 も 、 長 か っ た 二 学 期 が 終 わ り ま て 来 ま し た 。 子 ど も 達 に と っ て 年 末 の あ わ た だ し い 月 が 巡 っ 一家 年族 のみ 締ん めな くで く、 り を ! っ た 。 途 中 、 周 辺 の 道 路 に 、 紙 っ て 、 レ ン タ ル ビ デ オ 店 に 向 か 吸 い 殻 が 落 ち て い た 。 吸 殻 を 拾 な っ て い る ら し く 、 た く さ ん の 校 生 に 声 を 掛 け ら れ た り し て い ゴ ミ を 丁 寧 に 拾 っ た り 、 中 ・ 高 べ 物 の ゴ ミ の 多 さ に 驚 く と 共 に 、 い た だ き 、 タ バ コ の 吸 い 殻 や 食 補 導 委 員 の 方 々 と 巡 回 さ せ て ① 中 ・ 高 生 ら の イ ン タ ー ネ ッ ト 利 次 の よ う な 実 情 報 告 を 行 っ て い る 。 タ ー ネ ッ ト 利 用 問 題 研 究 会 ﹄ は 、 田 教 授 が 座 長 を 務 め る ﹃ 少 年 イ ン と な っ て い る 。 群 馬 大 大 学 院 の 下 い る 。 早 急 の 対 策 が 望 ま れ る 。 ③ る な 法 ② そ 達 る 用 用 最 。 ど や ネ れ の 。 が 、 終 の 児 ッ を 利 に 好 と 責 被 童 ト 買 用 も ま り 任 害 ポ 利 い の か し わ 者 が ル 用 与 実 か く け で 日 ノ に え 態 わ な 、 あ 常 、 よ て が ら い 携 る 的 買 る い 分 ず も 帯 保 に 春 詐 る か 、 の 電 護 起 、 欺 。 ら 親 に 話 者 り 人 、 な は な か へ つ 格 悪 い 子 っ ら ま ど て の の つ 侵 徳 ま も い 利 社 あ 害 商 、 青少年に関するご相談は少年センターへ… 佐久市少年センター (0267−62−0664(野沢会館内) ト 悪 用 の 事 例 が 幾 つ か 報 告 さ れ て 私 達 の 身 辺 で も 、 イ ン タ ー ネ ッ 会 的 啓 発 活 動 が 必 要 で あ る 。 そ こ は 、 高 校 生 の た ま り 場 に の 無 さ に シ ョ ッ ク を 覚 え た 。 タ ー ネ ッ ト の 利 用 が 大 き な 関 心 事 今 、 全 国 的 に 、 少 年 に よ る イ ン さ く だ い ら ggggg パ ッ ク や ビ ニ ー ル な ど の ゴ ミ が ︵ 野 沢 小 学 校 職 員 H ・ T 記 ︶ ︱ 善 悪 の 判 断 が 子つ どく も 達 に ︱ 補 導 日 誌 よ り NO.18 視察研修に参加して この10月1日より 「有害図書類等の規制に関する条例」が佐 久市で施行されている。補導委員協議会では先進地における 事例や実績について研修を深めるべく、10月12日、群馬県庁 を訪問した。 群馬県の有害自販機は平成16年8月489台(全国ワースト 2位)あったが18年9月185台に減った。16年に起きた7歳 少女殺害事件(ごく普通の人と見られていた犯人が、自室で大 量の有害図書やDVDの山の中で暮らしていた)がきっかけで あった。行政は自販機撤去に的を絞り、現状を見ながら条例の 改正を重ね、成果をあげていった。地域住民の運動も盛り上 がった。署名活動、嘆願書提出等で業者と土地提供者に「有害 自販機はノー!」とねばり強く住民の意志を伝え続けた。行政、 住民、県警が一体となった結果が良い方向へとつながった。 特に、住民の反対運動が大きなパワーとなり、業者の自主撤去 につながっていったとの事であった。 「 全国的に、業者は規制 の無い所、住民運動の弱い所に移動している。規制の根拠は 条例にあり、条例があるから行政は動く事ができる。最近の 青少年の健全育成を考える時『条例が無い方が良い』という言 葉にびっくりします。」また、 「群馬県では、この条例について 表現の自由という問題は一例も起きていない。次代を担う青 少年を健全に育成する事は大人の願いであり、健全な社会環 境を提供することが、地域の大人に課せられた義務である。 表現の自由云々の前に、有害図書は、女性を侮辱した表現で あることの方が問題ではないでしょうか。」心をえぐられるよ うな群馬県の方の言葉であった。 研修を終えて、改めて行政・学校・住民の連絡を密にし、市民 全体の意識の高揚と、環境浄化活動を深めていく必要を感じ 取った。 青少年補導委員 田嶋 久美子 −16−
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