PowerPoint プレゼンテーション

Chin-Down Posture Effect on Aspiration
in Dysphagic Patients
~嚥下障害患者の誤嚥に対する顎引き嚥下の効果について~
5班
珍田
富川
信澤
本間
牧田
大倉
ライター 船山さおり
Contents
Ⅰ.Introduction
Ⅱ.Method
Ⅲ.Result
Ⅳ.Discussion
Contents
Ⅰ.Introduction
Ⅱ.Method
Ⅲ.Result
Ⅳ.Discussion
Contents
Ⅰ.Introduction
Ⅱ.Method
Ⅲ.Result
Ⅳ.Discussion
Contents
Ⅰ.Introduction
Ⅱ.Method
Ⅲ.Result
Ⅳ.Discussion
ニュートラルポジションにおける2つのグループによる解析結果
Group 1
Group 2
Didn't Aspirate
Aspirated
w/Chin Down
w/Chin Down
P
年齢
74.3±2.3
61.1±4.8
0.02
性別(女性)
5/15(33%)
10/15(67%)
0.14
咽頭嚥下の遅延
0.63±0.32
1.08±0.27
0.29
梨状陥凹に食塊が貯留する
割合(%)
16.1±5.8
33.5±8.3
0.10
誤嚥された食塊の割合(%)
3.6±0.9
3.0±1.3
0.72
梨状陥凹における誤嚥
4/15(27%)
10/15(67%)
0.04
喉頭蓋谷における誤嚥
11/15(73%)
7/15(47%)
0.26
Postural angle(degree)
92.1±2.5
95.2±4.8
0.56
Epiglottic angle(degree)
134.7±4.8
134.4±3.9
0.97
Epiglottic distance (mm)
7.7±0.9
7.8±1.2
0.95
Airway entrance distance (mm)
5.7±0.8
6.9±0.9
0.30
Variable
*
誤嚥された物質の発生部位
*
2つのグループに対して顎引き嚥下およびニュートラルポジション
での嚥下に対する比較解析結果
Group 1
Variable
Group 2
Didn't Aspirate
Aspirated
w/Chin Down
w/Chin Down
P
-13.5±1.6
-9.2±3.4
0.26
-14.6±1.7
-8.3±3.4
0.11
18.0±5.9
0.03
14.7±4.5
0.05
2.7±1.5
0.66
Postural angle:
Difference(degrees)
% Difference
Epiglottic angle:
Difference(degrees) -0.4±5.5
% Difference
1.3±4.7
*
*
Epiglottic distance:
Difference(mm)
% Difference
3.7±1.8
154.6±121.0
0.75
1.8±3.0
-2.7±0.8
0.17
42.4±54.5
-31.0±7.8
0.19
Difference(sec)
-0.2±0.1
-0.3±0.2
0.65
% Difference
-4.4±68.1
161.2±129.1
0.28
111.3±64.6
Airway entrance distance:
Difference(mm)
% Difference
Duration of pharyngeal
swallow delay:
Contents
Ⅰ.Introduction
Ⅱ.Method
Ⅲ.Result
Ⅳ.Discussion
今研究によって明らかになった点
 誤嚥をしていた被験者は、顎引き嚥下をしたら・・・
誤嚥を消失したGroup1と誤嚥を継続したGroup2に分かれた
 Group2の被験者群による誤嚥は梨状陥凹で起こっていた
顎引き嚥下をしてもGroup2が誤嚥をする理由・・・
<その①>
 嚥下の際に咽頭と喉頭が上昇(2cm程度)
→梨状陥凹は短く狭い。
→気道に食塊が入り込みやすい状態である
 遅延している嚥下中に食塊が梨状陥凹に入り込む場合
→顎引き嚥下による誤嚥防止効果は期待できない
(顎引きにより前方喉頭壁を押す=甲状軟骨に対する後方への圧力のためepiglottic angleの増加
→気道の保護(気道の入り口を塞ぎ、誤嚥を防ぐ)→この結果は、今までの実験結果に対して変化はなかった。)
<その②>
 加齢につれて頚部における喉頭の位置は下降
→ Group1 (高年齢群)は顎引き嚥下をしている
にも関わらず、食塊はすでに咽頭の低部にまで
下がってきていた
→誤嚥をGroup2(低年齢群)よりも予防できたと示唆
DISCUSSION
過去の実験と今回の実験との比較
*
過去の実験: 嚥下せずに顎引き姿勢をとらせて測定
今回の実験: 顎引き姿勢で実際に嚥下をさせてから測定
過去の実
験
今回の実
験
①Postural angle
減少
減少
②Epiglottic angle
増加
増加
③Epiglottic distance
著しく
減少
著しく
増加
④Airway entrance
distance
著しく
減少
僅かに
減少
 ③の結果が異なるのは、実験条件の相違による
 ③・④が減少するのは顎引き姿勢によって咽頭に後方への圧がかかるため
今回の実験の方が咽頭にかかる後方への圧が少ないことが分かる
*Weich
M, Logemann JA et al. Arch Phys Med Rehabil 1993;74:178-181
☆まとめ☆
1. 顎引き姿勢は、全ての嚥下障害患者の
咽頭や嚥下機能に対して、一定の効果を
もたらすとは言えない。
2. 誤嚥の原因となる食塊の残留する部位
が、誤嚥防止のための姿勢の有効性に
とって 重要となっている。
3. 各被験者ごとにVFで記録し、誤嚥が改
善されたか確認するべきである。