科学研究費補助金使用ルール (文部科学省・日本学術振興会) 昭和大学 財務部 研究助成課 1.科研費について 1-1.目的・性格 「学術研究」を格段に発展させることを目的とした「競争的 研究資金」 独創的・先駆的な研究に対して助成 1-2.科研費に関するルール ①応募ルール(公募・申請に関するルール) ②評価ルール ③使用ルール(本ルール) 2.研究の実施について 2-1.科研費の使用にあたって 公正かつ最小の費用で最大の効果が上がるよう効率的 に使用してください。 使用するとき →申請書類・見積書・請求書 ・納品書・領収書等が必要 その際の宛名→科研費・研究種目・代表者名 例)科研費・基盤C・昭和太郎 2.研究の実施について 2-2.研究期間 新規課題 特定領域研究→4/1~3/31 基盤・萌芽・若手研究→4/15~3/31 継続課題→4/1~3/31 ※ただし、経費の使用は、2/28までとします。それ までに全額使用してください。 2.研究の実施について 2-3.研究開始後の変更 変更がある場合には、 必ず事前に事務局へご相談ください。 研究代表者・分担者の変更 研究の廃止・中断(6ヶ月以上大学にいない場合) 研究代表者・分担者が異動する場合 研究費の使用内訳が変更される場合 3.科研費の管理について 今年度より財務部研究助成課が補助金の管理を 行います。 わからないことがありましたら、 必ず使用前にお問い合わせください。 問い合わせ先 TEL:03-3784-8019(直通) 8019(内線) FAX:03-3784-8012 4.科研費の使用方法について 4-1.支出できる経費 物品費・・・設備備品(単価10万円以上) 消耗品(単価10万円未満) 旅 費・・・・国内旅費・外国旅費 謝 金・・・・研究補助等 その他・・・・印刷費・通信費・修理費等 4.科研費の使用方法について 4-2.支出できない経費 ①交付申請書記載の研究目的以外のもの 研究と関係ないもの ②建物等施設に関する整備 ③机、いす、複写機等、通常研究機関 が備えるべき備品 ④事故・災害の処理のための経費 ⑤年度を越える契約・物品等 5.補助金使用の手続きについて (物品費(設備備品の場合)) 購 入 許 可 願 書 の 作 成 ・ 見 積 書 の 提 出 研 究 助 成 課 購 入 許 可 書 の 作 成 発 購 入 ・ 注 納 品 支 払 申 請 書 ・ 寄 付 願 の 作 成 ・ 提 出 請 求 書 ・ 納 品 書 納 品 確 認 ・ 支 払 い ・ 完 了 5.補助金使用の手続きについて (物品費(消耗品の場合)) 見 積 り ・ 発 注 購 入 ・ 納 品 支 払 申 請 書 の 作 成 ・ 提 出 見 積 納書 品・ 請 書求 書 ・ 納 品 確 認 ・ 支 払 い ・ 完 了 総額1万円未満 の場合 見積書・納品書 を省略すること ができます。 5.補助金使用の手続きについて (国内外旅費(出張者が学内の場合)) 出 張 許 可 願 の 作 成 ・ 提 出 出 張 研 究 助 成 課 出 張 命 令 書 の 作 成 研 で究 保助 管成 課 出 張 報 の告 作 成書 ・ ・ 提支 出払 申 請 書 領請 収求 書書 等・ 出 張 費 の 確 認 ・ 支 払 い ・ 完 了 5.補助金使用の手続きについて (謝金(時給による支払いの場合)) ア ル バ イ ト 採 用 届 ・ 履 歴 書 の 作 成 ・ 提 出 研 究 助 成 課 研 究 代 表 者 へ ア ル バ イ ト 採 用 の 説 明 ア ル バ イ ト の 採 用 ・ 管 理 ア ル バ イ のト 作出 成勤 簿 ・ 提・ 出支 払 申 請 書 研 究 助 成 課 謝 金 の 確 認 ・ 支 払 い ア ル バ イ ト 者 か ら 領 収 書 を 取 る ・ 提 出 研 究 助 成 課 領 収 書 の 確 認 ・ 完 了 5.補助金使用の手続きについて(謝金) 謝金・・・ 100万円までは10%の所得税が課せられます。 例)協力者本人への支払額 10,000円とする場合 10,000円÷0.9(90%)=11,111.111・・・円 総支給額→11,111円(10,000円+1,111円) 本人への支払い↑ ↑所得税 6.支払い方法について 支払い方法・・・原則、請求書による支払い ※ただし、やむを得ない理由がある場合には、 立替払い・クレジットカードによる支払いが できます。 量販店等のポイントについて 補助金を使用して購入した際のポイントを取得 することは、認められていません。注意してくだ さい。 7.購入した設備備品について 研究終了後(購入した年度末)に昭和大学に寄 付することになっています。 図書・・・ 図書館にて登録し、登録印を捺印します。 単価10万円以上の備品・・・ 寄付願を作成し、提出してください。 8.経費の混同使用について 科研費と他の資金を混ぜた使用はできません。 ただし、科研費の用務と他の用務を合わせて出張 する場合で、日程で他の経費との使用区分を明 確にできる場合のみ 9.経費の管理について 各研究代表者がWeb上で、残金や使用費目等を 確認することができます。 「昭和大学トップページ」 →「学術・研究活動」 →「昭和大学研究助成」 →「研究代表者専用ページ」 学術・研究活動を選択 昭和大学研究助成のページを選択 研究代表者専用ページを選択 ID、パスワードを入力 ID・パスワードは、後日お渡ししますが、 電子申請と同様のものになります。 10.監査について 【学内監査】 「通常監査」←書類監査 「特別監査」←事実関係を含めた徹底的な監査 【学外からの監査】 不定期に会計検査院等による実地監査 国税局・税務署等による監査 先生方にはご協力よろしくお願いします。 11.不正使用について 補助金の不正な使用が行われた場合 →1.補助金の返還命令 2.一定期間の応募資格停止措置 3.刑事罰 これらの対象は、研究代表者だけでなく、研究分 担者も対象になりますので、十分注意してくださ い。 11.不正使用について 不正使用の様態例 1.預け金 ↑架空の取引で大学に代金を支払わせ、業者に預け金 として管理させること。 2.カラ出張 ↑実体を伴わない出張の旅費を大学に支払わせること。 3.カラ謝金 ↑実体を伴わない作業の謝金を大学に支払わせること。 12.研究終了後の報告書等について ◎各年度終了後の手続き 各年度終了後→研究実績報告書 ◎研究期間終了後の手続き 研究期間最終年度 →研究実績報告書・研究成果報告書 ※通知いたしますので、作成して、研究助成課へ 提出してください。 13.科研費に関するお問い合わせ先 昭和大学 財務部研究助成課 (旗の台キャンパス1号館1階) 担当:石川、田崎 【TEL】 03-3784-8019(直通) 、内線8019 【FAX】 03-3784-8012 【E-mail】 [email protected]
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