1.紛争が起こったら…

4.仲裁の申立て
ところで集会所さん、
仲裁を申し立てるには
何が必要なんですか?
それでは次に
集会所への仲裁申立て
について説明しましょう。
4.仲裁の申立て
集会所への仲裁申立てには次の書類を用意して下さい。
①仲裁申立書(詳細はWeb上のサンプルをご覧ください)
②集会所での仲裁を合意した書面(契約書など)
③申立てを証拠付ける書類(もしあれば)
④申し立てる人が法人の場合は代表者の資格証明書
⑤代理人を選任したときはその者への委任状
4.仲裁の申立て
次に、これらの書類が整いましたら
受理料とともに、事務局へ提出してください。
提出時に書類が揃っているかどうか
事務局が確認します。
受理料につきましては規則によって異なりますので
事務局にお問い合わせください。
4.仲裁の申立て
確認作業を終えて仲裁が受理されますと
事務局は相手方に申立書を送付して
相手方に対して答弁書を提出するよう指示します。
今後は便宜上、申し立てた人を「申立人」
申し立てられた人を「被申立人」と呼ぶことにしますね。
4.仲裁の申立て
その後提出された答弁書に異議があるときは
申立人はさらに反論書を提出することになります。
この反論書のことを「主張書面」と呼び、これ以降
それぞれ相手方の主張書面に対して異議があるときは
これに反論する主張書面を出して合って
互いに書面のやりとりを行うんです。
4.仲裁の申立て
ところで、申立書以外の書類の提出は
事務局と相手方に対してそれぞれ送っていただきます。
申立書以外はFAXやE-mailで送ってもいいんですが
申立書だけは時効中断の効果もありますので
例えば3つの規則のうちの普通仲裁ですと
正本(事務局用)と副本(被申立人用)の各1部と
写し4部を事務局に直接送付してください。
4.仲裁の申立て
なるほど~。
これで仲裁申立ての準備は
完璧ですね!
いえいえ、
仲裁人を選任しなければ
手続きは始まりませんよ!
4.仲裁の申立て
そ、そうでした!
仲裁人は、どうやって
選ばれるのでしょう?
それでは今度は
仲裁人の選任方法を
ご説明しますね。
仲裁人の選任