釧路地方裁判所平成 2 2 年(ワ)第 1 6 2 号 損害賠償請求事件 原告 木 村 富 士 子 被告 国 裁判官忌避の申立 申 立の 趣 旨 上記当事者間の御庁平成 2 2 年(ワ)第 1 6 2 号損害賠償請求事件について、原告は、釧路地方 裁判所民事部裁判長裁判官小西洋の忌避を申し立てる。 平成 2 3 年 4 月 1 1 日 釧路地方裁判所 御 中 ◎付属書類 なし き 原告(申立人) むら ふ じ こ 木 村 富 士 子 -1- 忌 避申 立 の 理 由 第1.訴訟指揮権の濫用行為 1. 裁判長は、平成 23 年 2 月 8 日の第 3 回口頭弁論期日(結審)に至るまで、何ら実体審理を行わ なかった。これは結審日の事でもあり、どのように善解しても原告の主張と確たる立証を没却 させる違法行為(偏頗・不公平の極)という他ない。 2. また原告は準備書面(5)において、適法に請願・告訴を行い、官吏である裁判長裁判官小西洋 に対し速やかなる刑事訴訟法第 239 条 2 項の告発義務の履行を促した。しかしながら、裁判長 裁判官小西洋は、何らこれらの法的義務を履行しなかった。 3. 以上の点は、職権で弁論再開を命令しかつ実体審理を行うなら格別、さもなければ「ただ被 告国に与する真実の隠蔽行為」と断ぜざるを得ない。 ★民事訴訟法第 24 条(裁判官の忌避) 裁判官について裁判の公正を妨げるべき事情があるときは、当事者は、その裁判官を忌避す ることができる。 ★刑事訴訟法 第 230 条〔告訴権者〕 犯罪により害を被った者は、告訴をすることができる。 第 239 条〔告発〕 ①何人でも、犯罪があると思料するときは、告発をすることができる。 ②官吏又は公吏は、その職務を行うことにより犯罪があると思料するときは、告発をしなけれ ばならない。 ★請願法第5条〔請願の処理〕 この法律に適合する請願は、官公署において、これを受理し誠実に処理しなければならない。 第 2. 結 語 以上簡略に述べたとおり、小西洋裁判長裁判官に公正な裁判を期待するのは到底無理だと思 料されます。よって原告は、民事訴訟法第 24 条 1 項の規定に基づき小西洋裁判官の忌避を申立 てるものであります。 以上原告(申立人) き むら ふ じ こ 木 村 富 士 子 -2-
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