卒業研究発表ガイダンス

ゼミ発表会ガイダンス
平成20年6月11日
森田 彦
1.発表要領
持ち時間25分
発表時間15分,質疑応答10分. 時間厳守!
ベルのタイミング
10分経過,15分経過時。
発表形態
PowerPointを使って行う.
※ 発表は各自のパソコンで行う。
2.発表内容

1.序論
研究の動機,目的,テーマ内容

タイトルは各自の内
容に合わせてつける
2.方法(システムの概要)
システムの全体構成,作成上工夫した点

3.結果(システムのデモンストレーション)
システムのデモンストレーション

4.結論と残された課題
結果に対する評価,改善すべき点
3.発表時の注意事項

時間厳守!
自分の発表時間は前の発表者の終了直後から
始まる. → ロスタイムはない.→ すぐに発表
フールプルーフを心がける。
を始められるように準備しておく.
説明は3年生が聞いて分かるように.
 大きな声で自信を持って発表する.

自分の研究だという自覚を持つ.自分の言葉で
説明する.
4.質疑応答時の心得

誠実に答えること
質問内容をよく聞いて意図を理解する
質問の意図をつかめない場合は,「・・に関する質問で
しょうか?」と確認するか,「すみませんが,もう一度お願
いします.」と再度の説明を求める.

簡潔に分かりやすく答える
要点を絞って,できるだけ簡潔に答える.自分の言葉で
説明する.
※ 自分の知らないことを質問されたら・・・
「・・に関しては調べていませんでした.」などと正直に答える.最も
悪いのは,沈黙してしまうこと.
序論




何をやろうとしているの?
それはなぜ?
どんな意味があるの?
(今回のテーマの)ねらいは何?
以上の4点が伝われば,OK!
方法(システムの概要)

どうやって実現したの(どの様なシステムを構築し
たの)?
システムの全体構成から各部の説明へ

難しいところは? ポイントとなるアイデアはどこ?
技術的な工夫点やアイデアなど
※ 技術的詳細を伝えようとすると失敗する.
作成の際の基本的な考え方が伝えればOK!
生のソースリストを使っての説明は厳禁!リストを見せる
必要がある場合は、ポイントが分かるようにスライド適宜
加工してスライド上で見せること。
結果
システム作成の場合
何ができたの?
システムの特徴が典型的に表れるシナリオを想定し
てデモンストレーションを行う. プログラムの実行
Webページの閲覧
結論と残された課題
Ⅰ.システム作成の場合


システムの達成度は? -目的に照らし合わせて
みて-
システムに関する自分の評価は?
どうすればもっと良くなる?(という趣旨で残された
課題を述べる)
参考資料1
良い発表(プレゼンテーション)とは?


自分が伝えたいことが的確に(聴衆に)伝わる発
表。
流ちょうな語り口や凝った仕掛けで注目を集め
ても、内容が伝わらなければ(理解してもらえな
ければ)何にもならない。→発表は相手があって
成立するもの!
聴衆がどういう人達なのか、という点をきちんと把
握(意識)する事が大切!
参考資料2
聞き手(聴衆)の把握して発表を準備する



聞き手が学生なのか、教員なのか、あるいは一
般社会人なのか、等で当然発表の仕方は異な
る。
聴衆の有する知識や関心等に関する平均的イ
メージを想定できる場合は、そのイメージを対象
として説明を準備すると良い。
ただ、聴衆に幅があり統一的なイメージを絞るこ
とが困難な場合は、“フールプルーフ”になるよう
に心がけると良い。→全員が理解できるようにな
る。
後は発表内容が問題。
参考資料3
説明の際は「何をどこまで」を意識して!



何をどこまで伝えたいのか、という点(話の目的)を可能
な限り明確にしておく。そして発表時にはそれを意識しな
がら説明を行う。
そうしなければ、話の焦点がぼやけてしまう。→複数の
点を羅列的に説明していると感じたら、要注意!自分自
身がポイントをつかみ切れていない場合が多い。
「とりあえず関係する事項は話すから、その意味するとこ
ろはあなたが判断して」というあなた任せの説明になら
ない様、注意すること。
聴衆の関心が、話のポイントに誘導されるよう配慮・工夫
する。
「プログラミング」楽しさの推移-結果
-集団指導体制の難しさー
「プログラミング」の楽しさの推移
60%
苦痛が急増
50%
苦痛
割合(%)
40%
どちらとも
言えない
楽しい
30%
指導員(TA)
の役割に関
する引き継ぎ
が不十分だっ
たことが原因
20%
10%
0%
1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004
集団指導体制
は非常にデリ
ケート!