卒業研究発表ガイダンス

専門ゼミ最終発表会ガイダンス
平成26年1月8日
森田 彦
1.発表要領
持ち時間18分
発表時間10分,質疑応答8分. 時間厳守!
10分程度の発表になるよう注意。
7分未満の発表はやり直しを指示します。
ベルのタイミング
7分経過,10分経過時.
発表形態
PowerPointを使って行う.
2.発表内容

1.序論
研究の動機,目的,テーマ内容

2.方法
システムの全体構成,作成上工夫した点

3.結果
システムのデモンストレーション

4.結論と残された課題
結果に対する評価,改善すべき点
3.発表時の注意事項

時間厳守!
自分の発表時間は前の発表者の終了直後から始まる.
→ ロスタイムはない.→ すぐに発表を始められるよう
に準備しておく.
初めて聞く人が対象!


説明は他のゼミ生が聞いても分かるように.
機器操作に習熟しておくこと.
操作ミスがないよう,事前に入念に練習しておく.→ 操
作ミスは自分の責任

大きな声で自信を持って発表する.
自分の研究だという自覚を持つ.自分の言葉で説明する.
4.質疑応答時の心得

誠実に答えること
質問内容をよく聞いて意図を理解する
質問の意図をつかめない場合は,「・・に関する質問で
しょうか?」と確認するか,「すみませんが,もう一度お願
いします.」と再度の説明を求める.

簡潔に分かりやすく答える
要点を絞って,できるだけ簡潔に答える.自分の言葉
で説明する.
※ 自分の知らないことを質問されたら・・・
「・・に関しては調べていませんでした.」などと正直に答える.最も
悪いのは,沈黙してしまうこと.
5.その他



発表後、聴衆のゼミ生には発表内容に関してコメントし
てもらいます。コメント内容は以下の点です。
1. 発表内容に関する質問(技術的な質問や、主張に関
する質問など)
2. 発表内容に関する意見(こういう風に発展させると良
い、研究の動機をはっきり述べた方が良い、等々)
3. 発表の仕方に関するアドバイス(作成方法を具体的
に説明した方が良い、もっと結論を明確に述べた方
が良い、等々)
発表者は、ゼミ生からもらったコメント等をメモしておき、
それを2/4の全体発表会に活かして下さい。
お互いのコメントで、2/4の発表がより良くなるように!
序論
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


何をやろうとしているの?
それはなぜ?
どんな意味があるの?
(今回のテーマの)ねらいは何?
以上の4点が伝われば,OK!
方法

どうやって実現したの?
システムの構成やプログラムの説明

難しいところは? ポイントとなるアイデアはどこ?
技術的な工夫点やアイデアなど
※ 技術的詳細を伝えようとすると失敗する.→Eclipse上のソースリスト
を用いての説明は厳禁!→ソースを説明する必要がある場合は、ポイ
ント部分のみをスライドに記述すること!
作成の際の基本的な考え方が伝えればOK!
※ 例年、ここの説明が乏しい発表が目立ちます。他のゼミ生に分かるよ
うな説明を心がけて下さい。
結果
システム作成の場合
何ができたの?
システムの特徴が典型的に表れるシナリオ
を想定してデモンストレーションを行う.
機能の羅列的な説明では、システムの特徴が伝
わらないので、要注意!
結論と残された課題
システム作成の場合
システムの達成度は? -目的に照らし合わせてみて-
システムに関するあなたの評価は?
 どうすればもっと良くなる?
要するに・・・
を述べる。

どこまでできて、どの点が不十分だったか。
さらにどの点を改善(実現)すればもっと良くなるか?
それを、専門ゼミⅣあるいは卒業研究でどのように改良す
るか、という観点で述べると良い。