自分の大学卒業後の 進路について ー男女差につ いての報告ー 進学時の目標の有無 質問「大学に進学するとき、卒業後につきた い職業、やりたいことは決まっていました か?」の答えをもとに男女の比率をまとめた 結果、図1のようになった。大学の進学を考え ていた時点で卒業後の具体的な目標が決 まっていたひとは決まっていなかった人の半 分以下。男女別に見ると、女性は目標を持っ て入学した人が約4割、男性は約2割という結 果になった。 (人) これらのことから、具体的な将来の目標を 持って大学の進学をした学生は全体の半数 ほどであり、男女別では女性のほうが多かっ たことがわかる。 図1)大学進学時の将来目標の有無。 将来目標の決定 質問「今現在、卒業後に就きたい職業や、やりた いことはきまっていますか?」という質問に「明確 に決まっている」「漠然と決まっている」「まったく 決まっていない」「決まっているわけではないがな んとなくイメージがある」という選択肢を設け、男 女別にまとめた。 結果、男女ともに「決まっていない」と答えた人の 割合が一番大きく、「決まっている」と答えた人の 割合は一番小さかった。男女別に見ると、女性は 全体の約11%、男性は全体の8%がきまってい ると答えている。また、決まっていないと答えた人 は、女性が約39%、男性は31%であった。 将来のための取り組みの有無 無 女 男 総計 2 1 3 有 5 5 10 総計 7 6 13 図4)「明確に決まっている」「漠然と決まっている 」と答えた人の取り組みの有無。 無 女 男 総計 5 2 7 有 6 5 11 総計 11 7 18 図5)「全く決まっていない」「決まっているわけで はないがなんとなくイメージはある」と答えた人 の取り組みの有無。 図4は将来やりたいことが「明確に決まっ ている」「漠然と決まっている」と答えた人 が、実際にその実現のために取り組みを しているか調べたものである。 また、図5は「まったく決まっていない」「決 まっているわけではないがなんとなくイ メージはある」と答えた人が、卒業後の目 標がなくても、なにか取り組みをしている か調べたものである。 これらの図からは、将来の目標がある人、 ない人のどちらも男女ともに半数以上が将 来に向けてなんらかの取り組みをしている ことがわかる。
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