下関少年サッカー連盟 U12・11・10リーグ運営と8人制サッカー規則 小学生年代では、無理なく移動しゲームが行えるように、生活圏内に おいて、年間を通じてこの年代に適したプレー機会(ボールタッチ回数 やゴール前の攻防)が提供されるよう、「PlayersFirst」を念頭におき 日常のゲーム環境の整備が必要とされています。そこで、下関少年サッ カー連盟では、その推進のために8人制(少人数)サッカーリーグを行 います。その実施に当たり、以下の下関少年サッカー連盟リーグ規則を 指導者・選手・保護者に理解して頂き、円滑なリーグ運営ができるよう ご協力をお願いします。 Ⅰ リーグ戦を行うために ○ 試合会場は、小学校などの公共の施設です。 ・ 駐車場がせまいので、各チーム乗り合わせるなどして、車の台数を へらしましょう。 ・ 喫煙は、マナーを守り、施設のルールをにしたがいましょう。(学校は、 敷地内禁煙です。) ・ 持ち込んだゴミや落ちているゴミなどは、持ち帰り、環境美化に努 めましょう。 ○ フィールドの準備 ・ 選手・指導者・保護者で協力してつくりましょう。 ・ ゴールの移動は、指導者や保護者が中心となって行い、絶対に子ど もたちだけでさせないようにしましょう。 ・ 選手・指導者のベンチと応援エリアは区別し、会場ごとに設定するこ と ゴール : 5m×2.15m(少年サッカー用ゴール) 68m×50mを推奨するが、試合会場の大きさによって修正する。 (例 64m×46m や 60m×44mなど) ペナルティーエリア = 12m ペナルティーマーク = 8m ペナルティーアークの 半径 = 7m ゴールエリア = 4m センターサークルの 半径 = 7m 選手交代ゾーン = ベンチ側のタッチラインのハーフウェーに6m Ⅱ 試合の前に ○ サッカーをするために ・ 選手は、シャツ・パンツ・ストッキングはチームで同色とする。 ・ 両チーム、異なる色のウエア(ビブス)を着用する。 ※両チーム、シャツの色が同じ場合、また、同色彩のシャツが 揃わない場合、ビブスを着用して対応することができる。 ・ ゴールキーパーは、キーパーグローブをつけ、シャツはフィー ルドの選手と異なる色とする。ただし、ビブスでもよい。 ・ 競技者はサッカーシューズもしくは、トレーニングシューズを 履き、すね当てを着用する。 ・ 競技者の用具はその競技者のみならず相手競技者にとっても安 全なものでなければならず、試合開始前に競技者および交代要 員の用具が主審または補助審判によって検査される。 ・ 眼鏡については、主審が安全であると判断したものは着用でき る。 ・ 試合前に、選手証(写真貼付)を提示し、必ず主審か補助審判 等、他のチームの指導者で確認する。 ・ 指導者は、審判証、指導者証を携行するものとする。 * このルールに規定されていない事項については、(財)日本サッカー協会「8 人制サッカールールと審判法」の「8人制サッカールール」による。 Ⅲ 試合では ○ 競技者について ・ U12と他のカテゴリーは、兼ねて出場ができる。 ・ U11とU10は、同日開催のため、兼ねて出場できない。 (※① 違反した場合は、指導者及びチームに罰則を与える。) ・ ベンチ入できるのは、選手16名、指導者3名までとする。 ・ 競技者は、8人( うち1人はゴールキーパー) を基本とする。 ※一方のチームが8人に満たない場合、両チーム合意の上、 極力両チーム同数とする。 ・ ベンチ入選手は1試合の内、必ず1度は出場の機会を与える。 (※② 違反した場合は、指導者に罰則を与える。) ・ 交代の手続き: (1) 交代して退く競技者は、交代ゾーンからフィールド外に出る。 (2) 交代要員は、交代ゾーンからフィールドに入り、競技者とな る。 (3) 交代は、ボールがインプレー中、アウトオブプレー中にかか わらず行うことができる。(ただし、GKが交代する場合は 主審に告げてアウトオブプレー中に交代する) (4) 交代について、補助審判に告げ、チェックを受けてから交代 する。 ○ 試合時間 ・ U12・U11は、前・後半それぞれ15分間を原則とする。 ・ U10は、前・後半それぞれ12分間を原則とする。 ・ ハーフタイム、インターバルは、5 分間とする。 ○ プレーの開始および再開 ・キックオフから直接相手のゴールに入った場合は、相手にゴール キックが与えられる。 ○ ファウルと不正行為 ・競技者が退場を命じられた場合は、交代要員の中から競技者を補 充することができる。 ○ フリーキック ・ ボールがインプレーになるまで相手競技者は7m 以上ボー ルから離れる。 ○ スローイン ・ 相手競技者は、スローインが行われる地点から2m以上ボー ルから離れる。 ○ コーナーキック ・ボールがインプレーになるまで相手競技者はコーナーアークか ら7m以上離れる。 ○ 延長戦およびPK 方式 ・リーグ戦においては、基本的に延長戦およびPKは行わない。 (順位を決定する必要がある場合は、以下の通りとする) ① 前、後半それぞれ3分間ずつの延長戦を設けることができ る。 ② PK方式において、両チーム3人ずつの競技者がキックを 行ったのち、両チームの得点が同じ場合は、同数のキックで 一方のチームが他方より多く得点するまで交互に順序を変え ることなくキックは続けられる。 ○ 主 審 ①試合は、主審1名と補助審判1名によって運営される。 ②主審及び補助審判は、審判服を必ず着用する。 ②主審は、フェアプレー精神あふれる行動やリスペクトある行動 を取った競技者にグリーンカードを示す。 ※グリーンカードは試合開始前から試合中、また試合終了後であ っても、ボールがインプレー中、アウトオブプレー中にかかわ らず示すことができる。 ○補助審判 (1)試合には、補助審判1名が指名される。 (2)補助審判の任務は次のとおりとする。 ・主審によって要請された試合前、中、後の管理上の任務を援 助する。 ・ボールの交換を管理する。 ・交代の手続きが円滑に行われるよう、主審を援助する。 ・チーム、競技者が試合中にフェアプレー精神あふれる行動や リスペクトある行動を取っていたのを見た場合、主審に知ら せ、主審がグリーンカードを示す援助をする。 ・警告する競技者の特定を間違えて別の競技者が警告された場 合や、2つ目の警告が与えられたにもかかわらずその競技者 が退場させられない場合、また主審の見ていないところで乱 暴な行為が起きた場合には、主審に合図する。 ・試合後、レフリングについて話し合い、技術の向上に努める Ⅳ 賞罰について ○ チームについて ・順位決定方法は、勝ち点(勝ち3点、引き分け1点、負け0点)、 得失点、総得点、当該チーム同士の勝敗、抽選の順とする。 ・順位により後期U12リーグは編成を変更する場合がある ○ 選手について ・(優秀選手賞) リーグの最終節に、優秀選手を各チームから1名選出する。 1試合ごとに、対戦チームの指導者が、特に頑張っている選手を 1~2名を選出し、リーグの規律委員に報告する。規律委員は、 優秀選手ポイント(1試合につき1点)を記録しておき、年間優 秀選手を各チーム1名決定する。 ・(リスペクト賞) リーグ最終節に、年間を通して、リスペクトに値する選手を各 チームから1名程程度選出する。1試合ごとに、補助審判は、グ リーンカードを提示した選手または、提示できなかった場合でも、 リスペクトに値する行為を行った選手を記録しておき、試合後、 主審と相談の上、リーグの規律委員に報告し、記録しておく。 ▽ 選手について ・試合中にうけた警告は、試合を行っている当日に限り、累積を認 める。退場となった(レッドカード及び当日イエロー2枚)場合は、次の 試合には、出場できない。 (例)①第1節にイエローカード1枚となっても、第2節は、0からのカウン トとなる。 ②第1節の最終試合で退場となった場合は、第2節のチームの 第1試合に出場できない。 ▽ 指導者について ・※①、②等の規則を守らなかった場合は、その事実を発生時に該 当チームの指導者に注意するとともに、審判・規律委員会及び 常任理事会を開き、罰則を話し合って定めるものとし、指導者 及びチームに後日連絡する。(罰則は、下関少年サッカー連盟 が運営する全ての大会において有効である。) (例)次節の試合または、カップ戦にベンチ入りできない。 ※ その他、検討事項が生じた場合は、審判・規律委員会または審判 委員会、及び常任理事会で話し合い、その都度、規則等を追加し、 定めるものとする。
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