QC&QCサークル活動 導入前の確認事項 QC活動やQCサークル活動を これから導入予定の方々は 当資料を参考にして下さい QC‐NET研究所 所長 高橋 博 QCとQCサークルの違い Q C 業績向上のため 改善活動をQC的に 進める道具 QCサークル 改 善 活 動 改善活動を通して 人材育成を はかる道具 QCとQCサークル活動は 目的が違います QCとQCサークル 混同の背景 QCサークル活動発足当初の目的: 真のねらい 全社的品質管理活動の一環として 現場第一線監督者の管理能力向上 (QCサークル活動の改善効果のみに着目) 混同の原因 QCサークル活動を導入する過程で: QCサークル活動を全社的に展開することが 全社的品質管理活動と誤解している 事技部門にも製造部門と同じ進め方をしている (その結果、多くの企業でーーー) 全社的品質管理活動があいまいのまま 経営者・管理者の品質管理活動もあいまいで QCサークル活動だけが負担となり、 その結果 混迷している 実効が? QCとQCサークルの使い分け 毎日、仕事をする 仕事で困ったら、改善する 改善で行き詰まったら QC的見方・考え方で解決する 改善やQCがひとりで困難なら みんな(QCサークル)で 知恵を出し合い解決する QC活動 QCサークル 活動 QC活動も、QCサークル活動も 目標、目的でなく道具です QCのためのQCはやめて下さい ・まずは、仕事をシッカリやって下さい ・仕事の中で困ったら、QCで解決して下さい ・QCサークルでみんなの力を結集、挑戦を! ◆1人の知恵より、みんなの知恵◆ <参考>各層の役割 ・経営者:会社の夢を、管理者に課題として与えること ・管理者:出来そうもない事を、出来るようにすること ・監督者:決められた事を、確実にやり遂げること ◆上司の指示待ち ⇒ 果敢にチャレンジ◆ 導入前の確認事項(1) 何が問題かを明確に! 御社や貴職場では、今、何が問題か? これをを明確にして下さい <それを解決するため> 導入目的を明確に! ・業績向上、改善活動のためなら ⇒QC活動 ・職場活性化、人材育成のためなら ⇒QCサークル活動 導入前の確認事項(2) 御社や貴職場に合った「導入手順」を考えて下さい ①業績向上、改善活動を優先するなら ⇒QC活動の導入、定着をすすめ その中で、QCサークル活動も展開する ②職場活性化、人材育成を優先し その後QC活動にも拡大するなら ⇒先ず、QCサークル活動を導入し ⇒理解を深めながら、QC活動へ拡大する <アドバイス> QCもQCサークルもまったく初めてなら、②の進め方が 時間はかかるものの、導入定着し易いものです 導入前の確認事項 再確認 ①QC活動やQCサークル活動を なぜ導入するのですか? ②QC活動とQCサークル活動の どちらを優先するのですか? ③導入には、時間とコストがかかります トップは了解しているのですか?
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