問題解決実習 学校の改善案を提案しよう! 2010年 情報C⑪ 課題の手順 この学校のよいところ(強み)と課題なとこ ろ(弱み)をグループで考え、発表する この内容をふまえ、この学校をよりよくす るための具体的な改善案を提案を考える 提案に説得力を持たせるために、独自の 分析・アンケート・取材・事例を調べる これらをふまえてグループで発表を行う 実習1 課題を発見する(KJ法) 1. この学校のいいところ(強み)と課題(弱み)を3つ考え、自 分のプリントに記入します ◇ヒント:課題を見つける視点としては・・ (例)身近なところ・・・設備、学校行事、部活動 大きなところ・・・知名度、イメージ 2.自分のプリントに書いたことをキーワードで1枚に 1つずつ書く ◇強みは青色の付箋紙に、課題は黄色の付箋紙に 周りの環境 がよい 食堂のメニュー が少ない 3.①画用紙に付箋をはりつけます。 ②似たような項目をグループ化し、 一言で表す見出しをつけましょう。 学校の強み 施設の良さ 周りの環境 がよい 自然が多い 環境の良さ 教室が きれい 食堂 がよい 3.③課題についても同じ方法を使って、グルー プ化しましょう! 学校の課題 あまり知られて いない 知名度不足 知名度が低い 駅から遠い 交通不便 通学に時間が かかる 4.まとめた図を見せながら、話し合いの内容を みんなに発表しましょう! 課題は・・ つよみ は・・ このような課題解決の方法を・・ KJ法 ・ データをカードに記述し、カードをグループご とにまとめて図解し、まとめてゆく方法 ・ 発明者 川喜田二郎(東京工業大名誉教 授)の名前から KJ法 といわれる 実習1の結果・・ 実習2 解決案を提案する 1.解決案をたくさん考えよう①(ブレーンストーミング) 話し合いのルール ①判断・結論を出さない(結論厳禁) 自由なアイデア抽出を制限するような、判断・結論は慎む。 ②粗野な考えを歓迎する(自由奔放) ユニークで斬新なアイデアを重視する。 ③量を重視する(質より量) 様々な角度から、多くのアイデアを出す。 ④アイディアを結合し発展させる(結合改善) 別々のアイデアをくっつけたり一部を変化させたりする 意見の例 ◇交通の便が悪い →・千里中央にもスクールバス運行 ・箕面駅からの阪急バス利用可とする ・生徒手帳にバスの時刻を載せる・・・・ ◇知名度不足 →・箕面の滝清掃でイメージアップ ・学校の壁面に大きく学校名を書く ・近隣に学校通信を配る・・・・ 解決案を考えよう!② 2.でてきた意見から、グループとして提案する意見を選 びます。 3.提案する意見について、説得力を持たせるために、 以下のことを加えていきましょう! ・自分たちなりの分析 ・現地調査・関係者への取材 ・他校の事例、アンケート実施 ・提案実施のメリット・行う上の課題 スライドづくりのヒント! 構成の例 デザイン編 ① 提案要旨(大まかな内容) • 文字は箇条書きで! • 9行くらいまでが適当! ② 調査分析結果(説得材料) • 強調はこんな風に! ③ 提案詳細(具体的な内容) ④ 提案導入のメリット (提案導入時の利点・改善個所) • 写真やグラフも使って! • アニメーションは飽きられ やすい・・ 上手な発表のヒント! 目線は前を見て、全体にまんべんなく! • よくある失敗 原稿を見ながら下向きにしゃべる はっきり、ゆっくりとしゃべる! • よくある失敗 緊張して早口になる 言葉づかいも気をつけて! • よくある失敗 だらだらとしゃべって説得力がない 観客をまきこもう! • 例 質問する、アンケートで手をあげさせる、体験 リハーサルをしよう! 1.本番と同じように役割を確認 ・説明する人・操作する人・補助する人を決めて、本番 と同じように操作する 2.時間をはかろう! ・ストップウォッチを使って、時間も測ろう! 長すぎず、短すぎず、適切な時間で! 相互評価をしよう! 評価項目 A B C 発 表 ① 声の大きさ・言葉づかい ② 目線 よく できている だいたい できている もう一工夫 デザイン ①スライドのデザイン ②視覚的に訴えているか よく できている だいたい できている もう一工夫 内 容 ①ボリューム(量) ②オリジナリティ よく できている だいたい できている もう一工夫 説得力 ①論理的に話しているか ②説明と結論が一致 よく できている だいたい できている もう一工夫 S は A の中でも特によいものにだけつける
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