PowerPoint プレゼンテーション - CLINIC

「かかりつけ医」を持ちましょう
あなたにとっての「かかりつけ医」とは・・・、
あなたの健康状態を
良く知っているお医者さん
病気かな、と思った時に
すぐ診てくれるお医者さん
地域の医療・介護・保健・
福祉機関などにも速やかに
紹介してくれるお医者さん
(上記は、歯医者さんでも同じ、です)
(出典:東京都医師会HP)
日本の医療はフリーアクセス、
まずは親しい「かかりつけ医」を持ちましょう。
(出典:東京都医師会HP)
自由診療
健康保険制度(S2)
保険診療
武見太郎
「保険医」総辞退(S36)
皆保険制度
臨床研修指導医留学制度
「家庭医」懇談会(S62)
かかりつけ医
生涯教育事業(S62)
「家庭医」、「総合医」、??
大病院志向
認定医・専門医
医療構造改革
介護保険(H12)
「主治医」意見書
老人保健法改正 医療法改正 介護認定審査会
総合診療科
高齢者診療科 地域連携
かかりつけ医
総合医
医療費削減 管理医療
医療費適正化
聖域なき構造改革
そして
医療制度改革
既に決めた
ことだから、
H13~18:小泉内閣
H15.3.28 「健康保険法等の一部を改正する法律附則第2条第2項の
規定に基づく基本方針」が閣議決定
(医療保険制度体系及び診療報酬体系に関する基本方針)
H17.6.21 「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2005」が閣議決定
(いわゆる「骨太の方針」)
H17.12.1 政府・与党医療改革協議会により「医療制度改革大綱」取り纏め。
H18.6.14 第164回通常国会において下記2法が成立。
1.健康保険法等の一部を改正する法律(平成18年6月21日法律第83号)
2.良質な医療を提供する体制の確立を図るための医療法等の一部を
改正する法律(平成18年6月21日法律第84号)
(参照:厚生労働省平成18年度医療制度改革関連資料)
医療制度改革大綱(1)
(H17.12.1 政府・与党医療改革協議会)
1.良質な医療を提供する体制の確立を図るための
医療法等の一部を改正する法律
第五次医療法改正:平成19年4月施行
a.患者等への医療に関する情報提供の推進
b.医療計画の見直し等による医療機能の分化・連携の推進
c.医療安全確保の体制確保の義務付け
d.医療法人制度改革
他、医師不足問題への対応、医療従事者の資質の向上
(http://www.cminc.ne.jp/pub/memo070124.htm)
医療計画の見直し等による医療機能の分化・連携の推進
階層型構造の医療提供体制から
住民・患者の視点に立った「医療連携体制」への転換
(参照:厚生労働省「平成18年の医療制度改革を念頭においた医療計画の見直しの方向性」)
医療計画の見直し等による医療機能の分化・連携の推進
階層型構造の医療提供体制から
住民・患者の視点に立った「医療連携体制」への転換
これまでの医療計画の考え方
新しい医療計画の考え方
三次医療:
先進的な特殊な技術や特殊な医療、
稀な疾病などへの医療需要の対応
する医療
二次医療:
入院治療を主体とした医療活動が
概ね完結する医療
一次医療:
普段からの健康診断が受けられる
「かかりつけ医」を中心とした地域
医療体制の確立を目指す医療
救急医療
住民・患者
専門医療 「かかりつけ医」 介護・福祉
診療所
一般病院
リハビリ
療養
医療機能の分化・連携と情報公開
(参照:厚生労働省「平成18年の医療制度改革を念頭においた医療計画の見直しの方向性」)
医療制度改革大綱(2)
(H17.12.1 政府・与党医療改革協議会)
2.健康保険法等の一部を改正する法律
老人保健法の改正版:平成20年4月施行
a.医療費適正化の総合的な推進 ⇒ 特定健診・保健指導
b.新たな高齢者医療制度の創設 ⇒ 後期高齢者制度
c.都道府県単位を軸とした保険者の再編・統合
“適正化”の
美名に隠された
強引な医療費削減
(http://www.cminc.ne.jp/pub/memo070124.htm)
「後期高齢者医療診療料」のスタート (H20.4.1~)
登録制、定額制、
主病は一つ、
1患者1医療機関
等など問題山積
(出典:2008年5月15日 読売新聞)
○印:制度に「反対、慎重」を表明
平成20年5月14日、厚生労働省の纏め:
「後期高齢者医療診療料」を届け出た診療所
=全国で8,876施設 (内科診療所の14%)
「後期高齢者医療診療料」とは、
75歳以上の高齢者の医療費を抑制することを目的に、
後期高齢者医療制度の柱の1つとして導入されたもの。
診療所は、患者さん1人ひとりについて下記のいずれ
かを選択することができる。
1)出来高払い制の「かかりつけ医」
2)定額制の「後期高齢者医療診療料」
ただし、上記2.を選ぶ為には、下記の2つが必要。
① あらかじめ社会保険事務局に届け出る。(=登録制)
② 実際にこの「診療料」を算定する為には、患者さん毎に
診療計画書を作成し、患者さんに署名をして貰う。
最近の判りにくい綱引き・・・、
●国民健康保険中央会:
平成18年末、後期高齢者が原則として「かかりつけ医」以外は
受診できないようにし、「かかりつけ医」への報酬は、登録した
後期高齢者の人数に応じて定額を支払う仕組みを提案。
●厚生労働省:
平成19年4月、厚労省は、医療構造改革に係る都道府県会議を
招集し、「開業医の役割強化」と「総合医」構想を打ち出した。
●日本医師会:
平成20年8月、日医は「地域医療、保健、福祉を担う幅広い能力を
有する医師」の認定制度案を公表。
主張1:いわゆる総合医・総合診療医を養成する為のシステムは,
行政が関与するものではなく,学術専門団体である日医こそが
担うべき。
主張2:日医が,国に先駆け,これまでの生涯教育制度を底上げして,
認定制度を主導的に創設することこそが,「フリーアクセスの制限,
人頭割り,定額払い,総枠規制」 に結び付かない唯一の方策。
フリーアクセス
の日本は
こちらに近い。
国が目指す
登録制の総合医
(出典:2008年6月12日 読売新聞)
低い医療費
高い評価
実績もあり評価も高いが、医療費も高いフランス
医療費は低いが評価はそこそこ、実績に難があるイギリス
実績も評価も低いが、医療費は高いドイツ
更に、実績も評価も低く医療費が高いのがアメリカ
高い実績
(出典:東京都医師会HP)
各国の高齢化と医療費
医療費って誰のもの?
低医療費政策で医療崩壊、
しかし、政策転換で急速に改善
しつつあるイギリスの医療
医療費削減一辺倒、
医療崩壊不可避の日本
(出典:OECD Health Data 2008)
○「かかりつけ医」は診療科毎、個人毎であって、
何より患者自身が自発的に医療機関を選択する
自由(フリーアクセス)を持つことに特徴がある。
●「家庭医」や「総合医」が全科的、家族単位的、
アクセス限定的 であるのに対し、
特色
私たちの理解・・・地域医師会
すべての人が、いつまでも人間としての
尊厳を尊重され、住み慣れた地域で、
家族や友人に囲まれ安心して暮らすこと
ができる・・・医学を通じてこれを実現する、
というのが「地域医療」の理念です。
こうした地域医療において、
中心的な役割を演じるのが
「かかりつけ医」です。
そして、地域の「かかりつけ医」有志が
「地域医療」の理念に賛同して集まった
公益法人が「地域医師会」です。
日本の医療はフリーアクセス、
まずは親しい「かかりつけ医」を持ちましょう。
「かかりつけ医」が見付からない場合、
地元の地域医師会へご相談下さい。
(出典:東京都医師会HP)