卒業研究「CGと可視化ツールを用いた3次元の科学の研

「CGと可視化ツールを用いた
3次元の科学の研究」
指導教員
井門 俊治 教授
工学部
電子工学科
0003114
田島 広太
目的
物理現象は3次元空間において生じている
そこで
3次元モデルを用いてシミュレーションをする
には
大量の数値データを持つ3次元モデルは3次元可
視化が求められる
そこで
可視化ツールを用いて3次元データの比較・
評価を行う
3次元可視化モデルの作成・表示方法
■VRML
(Virtual Reality Modeling Language)
仮想現実設計言語と訳され,3次元幾何学図
形を記述する言語。Web上でのアニメーション
が表現できる。
■Shade,LightWave3D
3DCG作成ツール。最終的に作成されるもの
は画像、またはアニメーションムービー。
3次元可視化モデルの作成・表示方法
■AVS/Express
(Application Visualization System)
科学技術計算用可視化ツール。
実験・解析結果などの数値データを可視化
するソフトである。lwoデータなどをCAVEに
出力する事も可能である。
気象・環境、医療、構造解析、化学などの
様々な分野に対応する。
データの変換手法・手順
VRML
CAVE
出力
AVS/Express
shade
LightWave3D
Shadeで作成したモデル(ペンギン)を
VRMLで表示した結果
・shadeで作成したモデルをwrl形式にした結果。
geo形式に変換しAVSに出力する事も可能である。
(a)shadeでの表示
(b)VRMLでの表示
Shadeで作成したモデル(ペンギン)を
LightWave3Dで表示した結果
・shadeで作成したモデルをlwo形式にした結果。
さらに細かくモデリング,アニメーション作成する
のに向く。
(a)shadeでの表示
(c)LightWave3Dでの表示
lwo形式のモデル(ペンギン)をAVSで
表示した結果
(d)AVSでの表示
LightWave3Dでのアニメーション
・Shadeでモデルを
作成した後、lwo形
式に変換し、モー
ションを付けた。
※カメラワークを
付けたのだが周りの
景色が少ない為
判りづらい。
結果
・3DCG作成ツールを用いモデリング、
アニメーションの仕組みがある程度理
解できた。
・VRML,shade,LightWave3D,AVSを
用いてデータを共有できた。
今後の課題
・より複雑なモーションファイル
の作成やモデルの作成。
・3DCGを様々な分野でどの様
にして応用できるか検討してみ
る。VRも活用していきたい。