卒業研究中間発表

CGと可視化ツールを用いた
三次元可視化の研究
指導教員 井門俊治 教授
工学部 電子工学科
0003066 高橋直也
目的
• さまざまな3DCGのコンテンツをCAVE(没入
型3次元可視化装置)で表示するための手段
を開発、評価する。
• また、3DCGコンテンツの応用分野での活用
方法を考察する。
本研究での現状
国土地理院発行の50mメッシュ数値地図を
LightWave3D形式に変換し、
加工、表示等が行えるようになった。
さらに、そのデータをCAVEにおいて
表示する場合の応用方法を考察中。
数値地図データの他形式への変換手段
数値地図
VRML
変換
Shade
DXF
GEO
LightWave3D
AVS Express
出力
CAVE
数値地図のLightWave3D形式への
変換手順
1.数値地図ファイルをDXF形式へ変換
2.ShadeでDXFファイルを読み込み
LightWave3Dの形式へ変換
3.LightWave3Dにて加工、表示
4.LightWave3Dにて他形式への変換
Shadeによる数値地図の表示結果
数値地図表示におけるShadeの特徴
多種のフォーマットに対応しているので
他のソフトウェアからの読み込みや
他フォーマットへの出力に適している。
数値地図を取り扱う場合には、データの
加工などには向いていない。
LightWave3Dによる数値地図の表示結果
数値地図表示におけるLightWave3Dの
特徴
オブジェクト自体を移動したり、
視点や光源を自由に動かしアニメーションを
作成するのに向いている。
また、LightWave3D形式をそのままAVSで
読み込むことができるため、
直接CAVEで表示することができる。
LightWave3Dによるアニメーション
出力結果
視点固定・光源移動
視点、光源移動
今後の課題
• 数値地図の応用方法、加工後のCAVEでの
表示方法を開発する。
• 他の3DCGコンテンツや数値データについて
も応用方法を開発、研究する。