工事の前払金の支払い限度額の撤廃及び中間前払金制度の

平成27年3月26日
建設工事業者各位
貝塚市都市政策部契約検査課
工事の
工事の前金払の
前金払の支払い
支払い限度額の
限度額の撤廃及び
撤廃及び中間前金払制度
中間前金払制度の
制度の導入について
導入について
建設業を取り巻く厳しい経営環境を踏まえ、本市が発注する工事において、受注者の
資金調達の円滑化を図るため、平成27年4月1日以降に契約する案件につき前金払の
支払い限度額の撤廃及び中間前金払制度を導入します。
1.前金払について
現
行
契約金額の40%以内で
支払限度額
平成27年4月1日以降
支払金額の40%以内で
7000万円
支払限度額
なし
2.中間前金払制度について
契約当初の前払金(契約金額の40%以内)に加え、工事の中間時点で一定の条件を
満たしていれば、さらに追加で前払金(契約金額の20%以内)を支払う制度です。対
象となるのは、1件の契約金額が130万円以上の工事で、保証事業会社の「中間前払
金保証証書」が必要となります。
(1)実施時期
平成27年4月1日以降の契約分より適用します。
(2)中間前金払の認定要件(すべて満たしていること)
①既に前払金(契約金額の40%以内)の支払いを受けていること。
②工期の2分の1を経過していること。
③工程表により工期の2分の1を経過するまでに実施すべきものとされている当該
工事に係る作業が行われていること。
④既に行われた当該工事に係る作業に要した経費(工事の出来高)が契約金額の2分
の1以上の額に相当するものであること。
(3)債務負担行為等に係る特例
債務負担行為等に係る2年度以上にわたる契約の認定要件については、(2)①~
④の認定要件のうち「契約金額」は「各年度の出来高予定額」と「工期」は「各年度
の工事の実施期間」と読み替えて取り扱うものとします。
(4)部分払と中間前金払の選択
原則、部分払(出来高払い)と中間前金払のいずれか一つのみ請求となります。
ただし、契約期間が複数年度にわたる契約において、各会計年度の末期(最終の会
計年度を除く。)に行う部分払については、行うことができます。
(5)中間前金払の請求手続きについて
①認定の請求
発注者
(工事担当課)
②認定調書の交付
受注者
⑤中間前払金の請求
⑧支払
金融機関
③保証申込
④保証証書の発行
⑥中間前払金の振込
⑦払出し請求
保証事業会社
①受注者は、認定請求書(様式第1号)に工事履行報告書(様式第2号)を添付して、
当該工事担当課へ提出し、中間前金払に係る認定の請求を行ってください。
②工事担当課は、認定請求書を受け取ってから概ね7日間以内に認定調書(様式第3
号)を交付します。ただし、進捗等の調査の結果、中間前金払をすることができる
要件を具備していると認定できないときは、認定調書を交付しません。
なお、工事履行報告書に記載された進捗率の数値に疑義がある場合は、当該数値の
根拠となる資料の提出を求めることがあります。
③受注者は、認定調書(様式第3号)の交付を受けたときは、その認定調書を添えて
保証事業会社に中間前払金保証の申込みをしてください。
④受注者に対し、保証事業会社から保証証書が発行されます。
⑤受注者は、保証証書(原本)を添えて工事担当課へ中間前払金の請求をしてくださ
い。
⑥受注者の前払金専用口座に中間前払金を振り込みます。
⑦受注者は金融機関に払出しの請求をする。
⑧金融機関は受注者に中間前払金を払い出す。
【問い合わせ先】
貝塚市都市政策部契約検査課
電話:072-433-7321