＜第 62 回 HSE セミナー講演内容＞講演内容＞ ■テーマ：テーマ：「調剤薬局業界の調剤薬局業界の現状と現状と今後の今後の方向性」方向性」～地域の地域の健康ニーズに健康ニーズに対応ニーズに対応する対応する新する新たな役割たな役割～役割～ ■講師：太田将博氏（株式会社みずほ銀行産業調査部トレーニー）数年前から聞こえる「調剤が好調で」。実際に保険薬局を営む経営者にはあまり感じないかもしれないが、外部の市場からはその様に見えてしまう。数年前より他業種の参入が本格化した。 M&A仲介業者にとって調剤薬局市場はドル箱市場とも言える。そんな市場を外部の視点から見てみたいと思う。ありとあらゆる産業・市場を見てきたメガバンク。全都道府県を網羅している銀行は「みずほ銀行」のみである。本業は言うまでもなく融資である。取引先として調剤薬局をどう見ているのだろうか。日本全国を見てきた銀行ならではの他業界との比較も聞いてみたいと思う。＜講師紹介＞講師紹介＞平成 20 年中央大学経済学部を卒業後、株式会社千葉銀行に入社し葛西支店へ配属。高根台支店を経て平成 24 年新宿支店に配属をされる。平成 26 年からはトレーニーとして株式会社みずほ銀行に出向。あらゆる市場の調査・分析を行う産業調査部に在籍し政策提言などを行う。医療・介護を取り扱うライフケアチームに属し、調剤薬局の市場動向を担当する。 ■テーマ：テーマ：「中堅薬局に中堅薬局に譲渡の譲渡の時代が時代が来た！」 ■講師：渡部恒郎氏（株式会社日本 M&A センター調剤業界再編室室長）室長）企業の最大の目的とはなんなのだろうか。近年、後継者問題、薬剤師不足から M&A が激増している。「継続」という選択肢の一つに事業譲渡がある。しかしながら近年の M&A にはどうにも「お金」の匂いがちらついている。この激化している市場はどうなるのだろうか。良くも悪くも M&A である。「企業買収」というイメージは払しょくできない。数多くの案件を取り扱ってきた業界最大手の近年の市場動向を聞いてみたいと思う。果たして「従業員のための売却」はあり得るのだろうか。今回の講演から売却企業の心理を感じて貰いたい。売却事例から生き残る企業への方法論を模索して欲しい。間違いなく貴重な情報が満載である。＜講師紹介講師紹介＞紹介＞京都大学在学中にベンチャー企業の経営に参画。卒業後、日本 M&A センター入社。入社以来の成約実績は 50 件以上。代表的な案件であるトータル・メディカルサービスとメディカルシステムネットワークの TOB は、日本の株式市場で最大のプレミアムがついた。調剤薬局業界 M&A の第一人者。TV 朝日「報道ステーション」、TV 東京系列「ワールドビジネスサテライト」・「ガイアの夜明け」、日本経済新聞、朝日新聞、日経 MJ などで取り上げられる。著書に「事業承継型 M&A」（きんざい・共著）、寄稿に週刊東洋経済「加速する M&A」DRUG magazine 「『調剤薬局』業界再編の現場」。 ■テーマテーマ：テーマ：「保険薬局「保険薬局におけるこれからの保険薬局におけるこれからの在宅医療におけるこれからの在宅医療」在宅医療」－超高齢化社会の超高齢化社会の現状－現状－ ■講講師：土居由有子氏 (株式会社アインファーマシーズ株式会社アインファーマシーズ上席執行役員内部監査室長) 内部監査室長) いままで多くの大手と言われる企業を呼んできた HSE セミナーであるが、ココは未開の地であった。大手の動きが活発化する市場のなかで、虎視眈々と展開を続けているのが、業界最大手のアインファーマシーズである。業界のリーダー企業が見る薬局業界を聞いてみたい。そしてメインテーマである「在宅医療」への取り組みはどうなっているのだろうか。大事なのはレベルを知ることである。自社と比べてなにが違うのかを感じて貰いたいと思う。日本一をベンチマーク出来る機会は滅多にない。今回を機会に差別化戦略を考えてもらう。＜講師紹介講師紹介＞紹介＞ 1973 年北海道医療大学薬学部卒。病院勤務を 13 年経験した後、1993 年（株）第一臨床検査センター（現アインファーマシーズ）入社。2000 年に医薬事業部研修部長へ就任、2009 年には上席執行役員医薬事業部副事業部長、2013 年上席執行役員内部監査室長とキャリアを積む。 2015 年には国際医療福祉大学大学院 h-MBA 卒業予定。非常勤講師として大学で「薬剤師教育指導論」や「リスクマネージメント」を教える。特に４年制を卒業した卒後教育に力を入れている。平成 2１年「ワークシートで教える薬局実務実習指導ブック」出版。研究分野は、「認知症」