セミナーのご案内 - Kaeマネジメント

第 71 回HSE
(Health care Sales Engineer)
セミナー開催のご案内
「かかりつけ薬局」、
「かかりつけ薬剤師」について議論された「健康情報拠点薬局(仮称)の
あり方に関する検討会」も終了し、報酬改定に向けた議論の下地が出来あがりました。一連の
議論を通し、薬局に対する世論と、「医師会」対「薬剤師会」という構図が見えたのではない
でしょうか。OTC の配置や開局時間、リフィル処方と課題は山積みとなっています。業界が真
に目指す方向性に対して一枚岩となることがこれから求められます。
11 月の HSE セミナーでは報酬改定を見据えた講師を選定してみました。1 講義目には当セミ
ナーでも何度かご講演頂いております日経ドラッグインフォメーションより、中医協担当記者
に最新情報を皆様にお届けしてもらいます。例年より数カ月も早く始まった報酬改定議論。予
告なく始まる調剤バッシングの真意を考えてみたいと思います。
2 講義目には実績の要件化が注目される「在宅医療」です。医療人としての理想と、経営と
のジレンマの声をよく聞きます。一足先に動き出した企業が各エリアでのシェアを握り、ノウ
ハウとコストの集約化を果たしています。一部情報によると医師の「在宅専門クリニック解禁」
との噂もあり、今回の改定でも注目の的になることは間違いありません。今回は中国ブロック
で在宅の雄とも言える企業から、そのエースにご登壇して頂きます。継続して在宅医療を提供
するには利益がなくてはいけません。在宅医療を経営の立場から分析して頂きます。
3 講義目には医療費抑制の策として出された「リフィル処方せん」です。医師委員の反対に
より、今回改定の内容に含まれるか定かではありませんが、そう簡単に取り組めるほど理解が
されていません。導入国にアメリカ、イギリス、フランスなどが挙げられますが、各国の医療
保険制度が違えばリフィルの形も異なります。そして国民のリテラシーの違いもあります。今
回は制度やサービスの比較から現在の議論の矛盾点・格差を整理して頂きたいと思います。
「HSE セミナー」は、薬局経営に特化した業界唯一のセミナーとなっています。情報と知恵
と仲間が集まっています。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
次回、12 月の開催日は 11 日・12 日となります!!
【開催日】
2015 年 11 月 13 日(金) 13:00~17:00
≪17:15 より懇親会(会費 4,000 円)を企画しております≫
14 日(土)
9:00~12:00
【内 容】
● 11 月 13 日(金)
「どうなる?薬局業界2016」
内海 真希 氏 (日経 BP 社 日経ドラッグインフォメーション 編集部)
「薬局が在宅医療に関わる上で必要なこと」~地域との連携、実際の運用、採算性~
孫 尚孝 氏 (株式会社ファーマシー 在宅推進部 部長)
● 11 月 14 日(土)
トレンド分析(押さえどころ!)
駒形 和哉 氏 (株式会社 Kae マネジメント 代表取締役)
「諸外国における外来薬剤給付の仕組みと薬局サービス」
亀井 美和子 氏 (日本大学 薬学部 教授)
【参加費】 50,000 円(消費税別)
*
上記参加費は単月参加の費用となります。
*
継続の場合は御相談下さい。
【場 所】 ・ 五反田駅前会議室 http://www.areal-jp.com/
東京都品川区西五反田 1-2-9 アリアル五反田駅前ビル
<参加対象者>
医療機関、介護・福祉事業、薬局の経営者、製薬企業マーケティング担当者
医薬品卸経営相談及び経営企画担当者、医療・介護事業参入予定者など
カ エ
株式会社Kaeマネジメント
担 当:真瀬 由美子(ませ ゆみこ)
連絡先:TEL 03-5829-6659 FAX 03-5829-6679
[email protected]
<第 71 回
HSE セミナー
講演内容>
■テーマ:「どうなる?薬局業界2016」
■講 師:内 海 真 希 氏 ( 日 経 BP社 日 経 ド ラ ッ グ イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン 編 集 部 )
「 規 制 改 革 会 議 公 開 デ ィ ス カ ッ シ ョ ン 」か ら 始 ま っ た 2015年 度 は 業 界 に と っ て 考
え さ せ ら れ る こ と の 多 か っ た 年 と な っ た の で は な い だ ろ う か 。「 健 康 情 報 拠 点 薬 局 の
あ り 方 に 関 す る 検 討 会 」も そ の 一 つ と 言 え る 。例 年 よ り 早 く 始 ま っ た 中 医 協 に お い て
も 薬 局 の あ り 方 が 検 討 さ れ て い る 。地 域 包 括 ケ ア が 完 成 す る 2025年 に 向 け て 薬 局 に ど
の 様 な 道 筋 が 作 ら れ る の だ ろ う か 。こ れ か ら の 目 指 す べ き 姿 を 確 認 す る た め に 今 回 は
現 場 で お 馴 染 の 雑 誌「 日 経 ド ラ ッ グ イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン 」の 記 者 の 方 に 登 壇 し て 頂 く 。
過 去 を 知 り 現 状 を 見 て 一 度 情 報 を 整 理 し て み た い と 思 う 。医 薬 分 業 か ら 40数 年 、分 業
バ ブ ル と 言 わ れ る よ う に 市 場 は 急 激 に 成 長 し て き た 。い ま 中 医 協 で は 一 体 ど の 様 な 事
が話されているのだろうか。担当の記者から議論の現状を聞いてみたいと思う。
<講師紹介>
2009 年東京大学大学院修了後、日経 BP 社に入社。日経メディカル編集部を経て、2011 年 10
月より日経ドラッグインフォメーション編集部。電子版お薬手帳や在宅医療、OTC 医薬品のイ
ンターネット販売、無資格調剤など、薬局・薬剤師の実務や業界動向について幅広く取材。薬
物相互作用や薬物動態学など、臨床・学術に関する書籍やコラムの編集にも携わっている。
■テーマ:「薬局が在宅医療に関わる上で必要なこと」~地域との連携、実際の運用、採算性~
■講 師:孫 尚孝 氏 (株式会社ファーマシー 在宅推進部 部長)
今回の注目はなんといっても「基準調剤加算」の算定要件に「在宅」の言葉がどう関わって
くるのかである。医療の場が病院から自宅に移り、地域包括ケアが打ち出された。多くの批判
が業界を圧巻しているが、在宅医療に関して言えば世論含め好評価である。しかしながら、ま
だまだ現場では理解が薄く、算定まで辿り着くことが出来ないという話が数多くある。在宅へ
の取り組みは、通常の店舗業務を切り離して考えなくてはいけない。薬剤師が動けばコストは
上がる、移動は収益を生まない見えない費用であることを理解しなくてはいけない。在宅への
取り組みが発端で、店舗業務に支障をきたしては本末転倒である。今回は、在宅医療への取り
組みはもちろん、地域医療連携や業務フロー、そして生産性・採算性について聞いてみたいと
思う。前回改定を踏まえるなら、「1 年間での実績 10 件」は最低確保しておきたい。
<講師紹介>
2001 年 京都薬科大学卒業、三重県の調剤薬局勤務を経て 2003 年に株式会社ファーマシィ入社。
2015 年 4 月 1 日より在宅推進部部長に就任。薬剤師会だけではなく地域の医師会や病院など
でも講演を行う。また、積み重ねられた経験やノウハウから在宅医療に関連する研修会や教育
教材の監修も行う。医師会や、基幹病院等と協同し在宅推進に向けた支援活動も行っている。
■テーマ:「諸外国における外来薬剤給付の仕組みと薬局サービス」
■講 師:亀井 美和子 氏 (日本大学薬学部 教授)
医師会総出で反対をしている「リフィル処方せん」。果たしてこの仕組みをきちんと理解し
ている経営者がどれだけいるのだろうか。海外の医療制度は日本と大きく異なり、背景には薬
剤師や医師の倫理観、国民の宗教観、リテラシーなどのエモーショナルな要因が強い。そして
医師会の反対理由はなにも「受診抑制による減収」だけではない。リフィルの肝となる「薬剤
師による追加投薬の可否決定」の方が強いのではないだろうか。また、ひと言にリフィルとい
っても各国のやり方は別々である。今回は海外の薬局におけるサービスや仕組みからリフィル
処方せんについて考えてみたいと思う。リフィル導入による経済的メリットは計り知れないが、
導入フローや業務フロー、そして国民理解まで考えると一筋縄ではいかない気がする。高齢化
による医療費増は至極当然である。
「いま」を取るか、または「未来」を取るかではないか。
<講師紹介>
日本大学理工学部薬学科卒業後、筑波大学大学院・経営政策科学研究科修了。日本大学薬学部
助手、専任講師を経て平成 22 年日本大学薬学部教授(現職)に就任。客員研究員としてニュー
カッスル大学(豪)での研究経験も持つ。現職として昭和大学薬学部客員教授、東邦大学薬学部
非常勤講師を兼任。平成 24 年からは日本薬剤師会理事も務める。医療経済研究機構研究員で
もあり、「海外の薬剤給付制度、薬剤師による服薬支援の評価」をテーマに研究している。
第 66 回「薬局未来塾」開催のご案内
分かっている様で分かっていない。知っている様な知らない。何とも自信が持てないのが在
宅訪問業務ではないだろうか。地域包括ケアは 10 年後の 2025 年には出来上がる予定になって
いる。その地域包括ケアには医療の側面と介護の側面が欠かせない。薬剤師は比較的医療の側
面は理解できているかもしれない。しかし、薬局における在宅業務の 95%以上が「居宅療養管
理指導費」となっている。薬剤師にはなじみが薄い介護保険に関する知識は大丈夫だろうか。
この「薬局未来塾」でも過去に何度も取り上げてきたが、理解のほどはいかがか。今回は薬
剤師が行う在宅訪問業務について掘り下げてみたい。既に実践されている薬局も多いと思う。
実践してみてわかる疑問も多い。そんなぶっちゃけ話がノウハウになる。知らないことを知る
ことができる人こそが賢者である。お互いに知識をぶつけ合おう。
また、介護の側面としての居宅療養管理指導とは何かも一緒に考えたいテーマである。ここ
には調剤報酬のように「薬剤管理指導」の文字はない。求められていることの的が外れると返
戻につながる。介護は介護のやり方がある。それを再度検証してみたいと思う。
ある人が「基準調剤加算」は 1 つになる。在宅訪問の実績は今より多く求められるとセミナ
ーでお話したようだ。であるなら今から準備してしまえばいいだけだ。
日 時:
11 月 14 日(土) 午後 12 時 15 分から 14 時
(昼食を取りながらのランチョン形式です。)
会
五反田駅前会議室
http://www.areal-jp.com/
東京都品川区西五反田 1-2-9 アリアル五反田駅前ビル
2,000 円 (*会費は食事代と会場費となっております。)
場:
会 費:
※
参加費は当日会場にてお支払いをお願いいたします。
テーマ:薬剤師の在宅訪問における疑問解決
・地域包括ケアのおさらい
・在宅訪問の仕組み
・調剤報酬と介護報酬の違い
・実際に行ってみると…
・採算性を考えてみる
駒形
和哉
氏
(株式会社 Kae マネジメント
代表取締役)
※HSE セミナーに参加していない方でも参加歓迎いたします。
10 年後の経営環境要因
・分業率は 80%が上限か、成熟市場が近づいている、処方せんは増えるのか減るのか
・薬剤師需給バランスはどうなるのか、売り手市場の終焉、有能な薬剤師とは
・高齢者のビヘイビアが変わる、歩けない高齢者が増える、団塊の世代は消費の世代
・競合が変わる、ドラッグストアの戦略とは、異業種の参入で市場が変わる
・調剤報酬の傾向分析、医療費抑制はエビデンスが重要、薬歴の見直し、在宅は・・・
・薬価制度と薬価差益の確保、後発医薬品への誘導は、産業育成としての政策
・卸の戦略が変わる、市場の半分を占める薬局、囲い込み戦略の意味するところ
・超高齢社会はがんと認知症問題、独居老人の高齢者住居のあり方が変わる
・患者のニーズとは何か、後発品はどこまで浸透するか、利便性の追及
・医療提供体制の変化、地域包括ケア、地域連携システムにおける薬局
・在宅医療はどこまで進む、在宅介護が増加する、見えない薬剤師
・薬局と関わりがあり、伸びているシニア市場を狙え
・調剤ポイントの影響は?
第 71 回セミナー参加申込書
FAX:03-5829-6679
E-mail:[email protected]
フリガナ
氏
名
会社名
部署名
住
所
携帯電話番号
メールアドレス
※ 単月の方に後日御請求書を送付させて頂きます。
次回、12月開催日は11日、12日となっております。
懇親会のご出欠
御出席
第66回
御欠席
薬局未来塾のご出欠(2日目12:00~)
御出席
□会場
五反田駅前会議室
東京都品川区西五反田1-2-9
アリアル五反田駅前ビル
JR五反田駅(西口)より徒歩2分
地下鉄都営浅草線五反田駅A1出口より徒歩30秒
御欠席