当院の病院食に新たな食種が加わります! 「栄養サポート食」 「栄養サポート食」とは、お食事がなかなか食べられない低栄養状態の患者様に対応し、 栄養補給を行う病院食です。この「栄養サポート食」は管理栄養士が患者様の病態と栄養状態 を考えて医師と相談し、少しでも食べてもらえるように考えました。 このお食事は、 「主食」 「汁物」 「副菜」に「果物・乳製品」 「特殊食品」を組み合わせた献立 です。お食事の時に管理栄養士が伺いますので、お気軽にご相談下さい! 〇〇食(思案中) 退院した患者様より「手術後の食事で“おにぎり”が主食ですが、おかずが通常食であり、 おにぎりにこだわる必要性がないと思います。特に夕食でキウイフルーツが出ましたが、半分 切りのままでは意味がなく皮を剥いて輪切りにして出す方が良いと思います。」 (本文引用)と いうご意見をいただきました。 手術後で片手が使えなかったり、ベッド上の安静が必要である患者様のお食事については、 患者様のご負担を考え、ご飯からおにぎりへの変更をしていましたが、おかずまでの配慮が行 き届いていませんでした。今回のご意見は大変貴重なものとなりました。現在、対象の患者様 へお食事のアンケートを行い、片手や寝ながらでも食べやすい食事形態の工夫を考えた献立を 作成中です。6 月発行の『栄養にゅ~す』までにはお知らせ出来る予定です。 旬な「食べ物」と「栄養」豆知識 5 月の旬な食べ物…「アスパラガス」 ~ビタミン類豊富!生活習慣病の予防に~ アスパラガスの栄養の特徴は、アミノ酸の一種 であるアスパラギン酸が豊富なことです。 アスパラギン酸には、新陳代謝を促して、たん ぱく質の合成を助け、疲労回復や美肌をもたらす 効能があると言われています。 見た目にも鮮やかなアスパラガスには、皮膚や 粘膜を強くするカロテン、免疫力を高めるビタミン C、貧血予防・改善の葉酸などビタミン類が多く含 まれています。 茹でて調理すると水溶性ビタミンが失われてし まうので、「焼く」「炒める」「揚げる」といった調理 法おすすめです! エネルギー たんぱく質 脂質 アスパラギン酸 葉酸 24kcal 2.6g 0.1g 430mg 190ug (100g 中) アスパラのおすすめレシピ アスパラとエリンギの 炒め物 1 人分 【材料】 グリーンアスパラガス 55g エリンギ 20g バター1g 食塩 0.2g 醤油 1g こしょう少々 【作り方】 ①アスパラガスは、3cm 長さのハス切、エリンギ は短冊に切る。 ②フライパンにバターを入れ焦げない程度に溶 かす。 ③②にアスパラを入れ炒め、7割方、火が入った らエリンギを加える。 ④③に食塩、こしょう、醤油を入れ味を整える。 ⑤食器に盛り付け完成。 ~栄養成分~ エネルギー24kcal、たんぱく質 2.1g、脂質 0.9g、 塩分 0.3g アスパラギン酸 198mg 葉酸 121ug
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