亜鉛蓄電池負極近傍における亜鉛電析形態の解明 エネルギー問題解決のため,再生可能エネルギーの利用が不可欠 →電気の安定供給のため,大型・大容量型蓄電池が必要 リチウムイオン電 池 鉛蓄電池 亜鉛蓄電池 メリット 高エネルギー密度 低コスト 低コスト 高い安全性 深充放電可能 デメリッ ト 高コスト 危険性あり 人体に有害 深充放電で性能劣化 低エネルギー密度 短サイクル寿命 大型・大容量型に適する 20th charge 1st charge 負極 正極 亜鉛蓄電池の負極反応 Zn + 4OH - ⇌ Zn(OH) 4 2- + 2e (右向き:放電,左向き:充電) 充電時,負極で亜鉛の不均一析出 繰り返し充放電による亜鉛析出形態の変化[1] 内部ショート [1]Y. Ito et al., J. Power Sources 211 (2012) 研究内容 不均一析出には,負極近傍の亜鉛イオン濃度が 深く関わっていることがわかっている 定電流源 負極 しかし,今まで定量的に亜鉛イオン濃度場の評価 を可能にした研究はなかった・・・ 正極 Background Oriented Schlieren(BOS)法 という計測手法により,負極近傍における 参照画像 定量的亜鉛イオン濃度場計測法を確立した →様々な条件において研究を進めている 世界初! カメラ (顕微鏡) 企業と共同研究 (株)日本触媒 析 出 電解液 電解液 画像処理 負極 正極 参照画像 析出した亜鉛 実際に撮影した画像 画像処理プログラムによる 亜鉛イオン濃度場 実験装置の概略図
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