こちら

企画競争説明書
1.業務の名称
地籍測量における新技術の導入に係る準則等改訂検討業務
2.業務の内容及び履行期限
別添調査計画(別紙1)のとおり
3.概算予算額
概ね 8,000 千円(消費税及び地方消費税を含む)程度
4.企画競争参加資格要件
(1)基本的要件
予算決算及び会計令(昭和 22 年勅令第 165 号)第 70 条及び第 71 条の規定に該当しな
①
い者であること。なお、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必
要な同意を得ている者は、第 70 条中、特別の理由がある場合に該当する。
② 平成 25・26・27 年度国土交通省競争参加資格(全省庁統一資格)「役務の提供等」にお
いて全国の競争参加資格を有する者であること。
③ 当該競争参加資格に係る申請期限の日から企画提案書の特定通知の日までの期間、国土交通
省大臣官房会計課長から工事請負契約に係る指名停止等の措置要領(平成 9 年 5 月 30 日付
官会第 1242 号)に基づく指名停止を受けていないこと。
④
企画競争説明書等の交付を受け、説明会に参加した者であること。
⑤
警察当局から、暴力団員が実質的に経営を支配する者又はこれに準ずるものと
して、国土交通省公共事業等からの排除要請があり、当該状態が継続している者
でないこと。
(2)守秘性に関すること
個人情報保護に関する内部規程等が整備され、個人情報を収集、利用及び提供を行う場合
には、これを遵守するとともに、個人情報への不正アクセス、個人情報の紛失、破壊、改ざ
ん及び漏洩等の防止等の厳正な管理体制が整備されていること。
5.企画提案書に係る不明点がある場合の質問方法
受付方法及び受付期間:電子メールにより受け付けるものとし、平成 27 年 5 月 1 日( 金 )
~5 月 18 日( 月 )18 時までの間に受付窓口に送付すること。
受付窓口:国土交通省 土地・建設産業局 地籍整備課
電子メール:[email protected]
小門・森田
[email protected]
電話 03-5253-8111(内線 30-526)
回答方法:平成 27 年 5 月 20 日( 水 )までに、受け付けた質問内容及び回答を一覧にして
全ての説明書受領者へ電子メールにより送付する。この際、質問をした説明書受
領者に関する情報は他の説明書受領者に対して、一切開示しない。
6.企画提案書作成及び記載上の留意事項
別添企画提案書作成要領(別紙2)による。
7.企画提案書等の提出
(1)提出書類
①企画提案書
2 部(正 1 部、副 1 部)
②参加資格を証明する書類
1部
(4.
(1)②に該当する競争参加資格を有することを証明する「資格審査結果通知書」の
写し)
(2)提出期限
平成 27 年 5 月 21 日( 木 ) 18 時 00 分
(3)提出場所(担当部局・照会先)
国土交通省土地・建設産業局地籍整備課 担当 小門・森田
〒100-8918 東京都千代田区霞が関 2-1-3 霞ヶ関合同庁舎3号館 5F
電話 03-5253-8111(内線 30-526)FAX03-5253-1580
e-mail: [email protected]
[email protected]
(4)提出方法
持参、郵送(書留郵便に限る。)又は電子メールによる。
8.企画提案書の選定
(1)企画提案書の特定は、別に設置する企画競争実施委員会が、
(2)の評価基準に基づき審査
することにより行う。
(2)企画提案書の評価基準
企画提案書の評価基準は以下のとおりである。
① 実 施 方 針:業務の理解度、実施方針の的確性
② 特定テーマ:
(A)情報収集及び課題の整理
現状の地籍測量における課題を整理するために必要な情報を収集す
るための方針内容(ヒアリング先、ヒアリング箇所数、収集する情報
の種類等)が明確に示されているとともに、その着眼点が的確である
か。
(B)実地検証測量
仕様書(案)第4条2項の内容に沿った検討結果の有効性を証明す
るために必要な実地検証測量の方針内容(実地検証場所、必要な検証
回数、検証内容等)が明確に示されているとともに、その着眼点が的
確であるか。
(C)準則等改訂内容の検討
準則等の改訂内容を検討するにあたって、改訂が必要な箇所につい
ての提案が示されているとともに、その着眼点が的確であるか。
③ 業務の実施体制:実施体制の充実度、作業工程・スケジュールの妥当性等
④ 担当予定職員の適正等:担当予定職員の資格・業務経験、本業務への専任の程度
⑤再委託(軽微なものを除く)
:提案に占める再委託の割合と内容妥当性
⑥経費:参考見積額、積算内訳の妥当性
⑦企画提案書取りまとめの巧拙:要点整理、取りまとめの巧拙
9.審査結果の通知
(1)企画提案書を提出した者のうち、企画提案書を特定した者には、特定通知書をもって通知
する。
(2)企画提案書を提出した者のうち、企画提案書を特定しなかった者に対しては、特定しなか
った旨とその理由を非特定通知書をもって通知する。
なお、非特定理由の説明は、実施部局としての説明責任を果たす趣旨であり、別途行われ
る特定手続や契約手続の執行を妨げるものではない。
10.契約条件及び支払条件
別添契約書(案)
(別紙3)のとおり。但し、特定された者は、企画競争実施の結果、最適な
者として特定しただけであり、会計法令に基づく契約手続の完了までは、国との契約関係を生
じるものではない。
11.その他の留意事項
(1)書類等の作成に用いる言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨に限る。
(2)提出期限までに到達しなかった企画提案書、参加資格のない者が提出した企画提案書は無
効とする。
(3)企画提案書の作成及び提出に要する費用は、提案者側の負担とする。
(4)企画提案書の提出にあたっては、暴力団排除に関する誓約事項(別添1)を承諾のう
え、提出しなければならない。
(5)実施部局に提出された企画提案書は、当該提案者に無断で2次的に使用しない。
(6)企画提案書に虚偽の記載を行った場合は、当該企画提案書を無効とする。また、当該記載
を行った応募業者等に対して指名停止が行われることがある。
(7)特定しなかった企画提案書は、原則返却する。
(なお、返却を希望しない提案者は、提出の
際にその旨を申し出る必要がある。
)
(8)特定した提案内容については、国等の行政機関の情報公開法に基づき、あらかじめ「開示」
を予定している書類である。
(9)企画提案書の提出後において、記載された内容の変更は認めない。但し、特定後において、
変更の理由及び変更後の内容について担当職員がやむを得ないと認めた場合はこの限りでは
ない。
(10)企画提案書の内容により、必要に応じて担当職員が内容の説明又は資料の追加提出を求め
る場合がある。
(11)企画提案書等に対して、担当者の呼びかけに応じ本企画提案書等の説明をしなければなら
ない。
(別添1)
暴力団排除に関する誓約事項
当社(個人である場合は私、団体である場合は当団体)は、下記のいずれにも該当しま
せん。また、当該契約満了までの将来においても該当することはありません。
この誓約が虚偽であり、又はこの誓約に反したことにより、当方が不利益を被ることとな
っても、異議は一切申し立てません。
以上のことについて、企画提案書の提出をもって誓約します。
記
1
法人等(個人、法人又は団体をいう。)の役員等(個人である場合はその者、法人であ
る場合は役員又は支店若しくは営業所(常時契約を締結する事務所をいう。)の代表者、
団体である場合は代表者、理事等、その他経営に実質的に関与している者をいう。)が、
暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)第2
条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ)又は暴力団員(同法第2条第6号に規定
する暴力団員をいう。以下同じ。)である。
2
役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加え
る目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしている。
3
役員等が、暴力団又は暴力団員に対して、資金等を供給し、又は便宜を供与するなど直
接的あるいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関与している。
4
役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有している。
別紙1
地籍測量における新技術の導入に係る
準則等改訂検討業務仕様書
仕
様
書
国土交通省土地・建設産業局地籍整備課
地籍測量における新技術の導入に係る準則等改訂検討業務
仕様書
(適
用)
第1条
本仕様書は、「地籍測量における新技術の導入に係る準則等改訂検討
業務」(以下「本業務」という。)に適用し、本業務における主要事項を定めるも
のとする。
(目
的)
第2条
本業務は、GNSS を活用した測量手法(GNSS 測量)が普及してきている
状況を考慮し、地籍測量においても GNSS 測量をさらに導入してより効率的な地籍
測量とすることを主な目的としている。具体的には、GNSS 測量の導入に当たって、
①従来法の場合よりも少なくなる配点密度の設定のあり方、②各測量工程における
次数制限(特定の与点を基にして連続して測量できる回数の上限)の緩和、③上空
視界が十分に確保できない場合における GNSS 測量と従来法との合理的な組み合わ
せ方法等について、それらの主な課題と対処方法を整理した上で、測量精度等の実
地検証を行い、その結果を踏まえた地籍調査作業規程準則(以下、
「準則」という。)
等の修正案をとりまとめるものである。
(協
議)
第3条
本仕様書に記載のない事項及び作業実施にあたり疑義が生じた事項に
ついては、国土交通省(以下「甲」という。)と請負者(以下「乙」という。)が
協議するものとする。
(業務内容)
第4条
本業務の内容は、以下のとおりとする。
(1)関連資料の収集、ヒアリングの実施
地籍測量をより効率化するための主な課題と対処方法を整理し、測量精度等
の実地検証を行うため、関連する規程類や参考となる資料の収集を行う。
また、地籍調査の実施主体である地方公共団体や地籍測量の受注者に対し
て、実際に調査を実施した地区(実施予定を含む)の環境(地形、土地利用状
況、精度区分、傾斜、視通障害、上空視界、一筆地形状及び一筆地平均面積等)、
地籍図根点、細部図根点の設置状況、その他調査実施上の留意点、準則等に関
するヒアリング等を行うものとする。調査内容や方法については甲と協議の上
決定するものとする。
(2)課題の整理
以下の4つの事項を地籍測量に反映させるため、収集した関連資料及び情報
を基に、準則等への導入に際しての課題と対処方針を整理する。
① 地籍図根三角測量、地籍図根多角測量において電子基準点のみを与点と
する測量が普及してきていることを考慮し、各測量工程(地籍図根測量、
細部測量)における適切な配点密度、次数制限の緩和等を検討する。ま
た、より効率的な地籍測量とするため、測量工程の合理的な組み合わせ
を検討する。参考として想定される測量工程の組み合わせを以下に示す
が、これだけには限らない。
・電子基準点のみを与点とする測量で設置された地籍図根三角点を与点
とし、細部図根点を設置
・従来の測量方法(トータルステーションによる測量(以下、「TS 測量」
という。))で設置された地籍図根三角点を与点とし、地籍図根多角
測量を実施した後、それらの測量で設置された地籍図根点を与点とし
て細部図根点を設置
・電子基準点のみを与点とする測量で設置された地籍図根多角点を与点
とし、細部図根点を設置
② 都市部等の上空視界の確保が困難な地域における地籍測量を効率化する
ため、ネットワーク型 RTK 法による単点観測法と多角測量、またはネッ
トワーク型 RTK 法による単点観測法と放射法をそれぞれ併用した効率的
な測量方法及び点検方法を検討する。
③ 電子基準点のみを与点とする地籍図根三角測量を実施することができな
い地域(海岸線にある電子基準点を結んだ直線から外側 40 度以上の地域、
離島等)において、ネットワーク型 RTK 法を用いた単点観測法による測
量方法及び点検方法を検討する。
④ 欧州の Galileo 等の複数の衛星測位システムを地籍測量における GNSS 測
量で使用した場合の測量条件(観測時間、必要衛星数、高度角等)を検
討するとともに、上空視界を十分に確保できない環境での有効性を確認
する。
(3)実地検証測量
(2)の検討結果を踏まえ、その実効性を検証するための実施検証測量を実
施する。実地検証測量の実施地域や内容等については、(2)で検討した測量
手法の実効性を証明するために必要な条件を検討した上で実施計画を策定し、
甲と協議の上決定すること。実地検証によって実効性を証明できなかった場合
は、検討内容を見直し、再度、実地検証を実施する。
(4)準則及び関係規程等の修正案の意見照会
(3)の検証結果を踏まえ、準則及び同運用基準等の関係する規程等(「地
籍調査事業工程管理及び検査規程」、「同細則」)の修正案を作成し、甲が指
定する概ね10者程度(国、地方公共団体、関係法人等)に対して、意見照会
を行い、その結果をとりまとめる。
(5)準則及び関係する規程類の改訂案及び改訂内容の周知文書案の作成
(4)の意見照会を踏まえ、準則及び同運用基準等の関係する規程等の改訂
案の取りまとめを行う。また、上記規程類の改訂内容について、簡潔にまとめ
た周知文書案を作成する。
(6)検討会における本業務内容の報告
甲が指定する検討会(都内にて計3回開催)において、(1)~(5)に示
す検討内容の報告を行う。報告内容は、甲と協議の上で決定すること。
(7)報告書の作成
(1)~(5)の内容について、報告書及び地方自治体担当者向け研修用資
料(Microsoft PowerPoint 形式)を作成する。
(使用する規程等)
第5条
業務の実施にあたっては、本仕様書に従うほか、契約書、関係諸法規及
び条例等を厳守し、下記規程等を参考にすること。
(1)「国土調査法」(昭和 26 年法律第 180 号)
(2)「国土調査法施行令」(昭和 27 年政令第 59 号)
(3)「地籍調査作業規程準則」(昭和 32 年総理府令第 71 号)
(4)「地籍調査作業規程準則運用基準」(平成 14 年国土国第 590 号)
(5)「地籍測量及び地積測定における作業の記録及び成果の記載例(平成26
年度版)」
(6)「作業規程の準則(平成 25 年 3 月 29 日一部改正)(平成 25 年 5 月 10 日一
部更新)」
(7)電子基準点のみを既知点とした基準点測量マニュアル(平成 26 年 4 月)
(8)地籍調査事業費積算基準書(平成 26 年 4 月)
(9)その他関係法令等
2 前項の規定等によるほか、本業務上必要となる最新の情報を収集し、参考と
するものとする。
(業務計画書)
第6条
乙は、契約締結後14日以内に業務計画書を作成し、甲に提出しなけ
ればならない。
2
業務計画書には、契約図書に基づき下記事項を記載すること。
(1)業務内容及び作業方法
(2)業務工程
(3)業務組織計画
(4)成果物の内容及び部数
(5)連絡体制(緊急時を含む。)
(6)その他
3
乙は、業務計画書の重要な内容を変更する場合には、理由を明確にしたうえ、
その都度甲に変更業務計画書を提出しなければならない。
4
乙は、甲が指示した事項については、さらに詳細な業務計画に係る資料を提
出しなければならない。
(保
安)
第7条
乙は、所轄警察署、道路・河川管理者、森林管理署及び労働基準監督
署等の関係機関と綿密な連絡を取り、本業務の安全を確保しなければならない。
(成果物の提出)
第8条
乙は、本業務が完了した場合には、成果物を完成届とともに提出し、
検査を受けなければならない。
2
甲の指示があった場合は、当該業務の状況を報告し、途中成果を提出するこ
と。
(検
査)
第9条
乙は、契約書の規定に基づき、完成届を提出する際には、契約書により
義務付けられた資料の整備を全て完了し、甲に提出していなければならない。
2
甲は、本業務の検査を必要に応じて行うものとし、検査に先立って乙に対し
て、検査日を通知するものとする。
この場合、乙は、検査に必要な書類及び資料等を準備し、提供しなければならな
い。
3
(修
甲の完了検査に合格した時点をもって、業務完了と認めるものとする。
補)
第10条
甲は、成果物の修補の必要があると認めた場合には、乙に対して、期
限を定めて修補を指示することができるものとする。
2
乙は、甲が指示した期間内に修補を完了しなければならない。
3
検査職員が修補の指示をした場合、修補の完了の確認は、検査職員の指示に
従うものとする。
(成果物等の複写の禁止)
第11条
乙は、本業務の成果物のほか、収集した資料を本業務以外の目的に
複写することを禁止する。
(損害賠償)
第12条
乙は、本業務実施中に生じた諸事故に対しての一切の責任を負い、
損害賠償等の請求があった場合には、乙が負担し処理するものとする。また、その
原因・経過及び被害内容等について速やかに甲に報告するものとする。
(瑕疵担保)
第13条
完了検査後、乙の過失又は疎漏に起因する不良箇所が発見された場
合は、速やかに修正、補足を行わなければならない。
(著作権)
第14条
本業務成果に係る著作権は、すべて甲に帰属するものとする。また、
乙は本業務成果に係る著作者人格権を行使しないものとする。
(履行期限及び納入場所)
第15条
本業務の履行期限及び納入場所は、次のとおりとする。
(1) 履行期限
平成27年12月19日
(2) 納入場所
国土交通省土地・建設産業局地籍整備課
(成果品)
第16条
成果品は次の各号に掲げるとおりとする。
(1)実地検証で得られた成果
1式
(2)業務報告書
2部
(3)その他、本業務で得られた資料
1式
(4)上記成果の電子媒体
2部
(打ち合わせ)
第17条
本業務を円滑な進捗及び成果品の質の向上を図るため、打ち合わせを
初回、中間、完了時の3回以上実施するものとする。請負者は、打ち合わせ後速や
かに打ち合わせ記録簿を作成し、監督職員の承諾を得るものとする。
(再委任)
第18条
契約書の規定により、本業務における総合的企画、業務遂行管理、調
査手法の決定及び技術的判断及び検査等主たる部分について、乙はこれを再委任す
ることはできない。
2
乙は、本業務の一部を再委任に付する場合には、事前に書面により契約関係
及び成果品の権利関係を明確にしておくとともに、適切な工程管理、指導、検査体
制のもとに監督しなければならない。
(成果物等の目的外利用の禁止)
第19条
乙は、本業務の成果物・収集した資料等について、甲の承認なしに本
業務以外の目的に複写、第三者に公表、貸与または使用することを禁止する。
(守秘義務)
第20条
乙は、業務の実施過程で知り得た情報を第三者に漏らしてはならな
い。 また、特に個人情報の管理には留意し、本業務関係者以外に漏れることがな
いようにすること。なお、第三者(以下「再委託先」という。)に委託したときは、
乙が甲に対して負うものと同様の義務を再委託先に負わせるものとする。
2
乙及び本業務従事者は、本業務の目的を理解して常に言動には十分注意し、
無益な摩擦や紛争を起こしてはならない。
(暴力団員等による不当介入を受けた場合の措置について)
第21条
暴力団員等による不当介入を受けた場合は、断固としてこれを拒否す
ること。
また、不当介入を受けた時点で速やかに警察に通報を行うとともに、捜査上必要
な協力を行うこと。下請負人等が不当介入を受けたことを認知した場合も同様とす
る。
2
1により警察に通報又は捜査上必要な協力を行った場合には、速やかにその
内容を記載した書面により発注者に報告すること。
3
1及び2の行為を怠ったことが確認された場合は、指名停止等の措置を講じ
ることがある。
4
暴力団員等による不当介入を受けたことにより工程に遅れが生じる等の被
害が生じた場合は、発注者と協議を行うこと。
別紙2
地籍測量における新技術の導入に係る準則改訂検討業務
企 画 提 案 書 作 成 要 領
1.
「地籍測量における新技術の導入に係る準則改訂検討業務」の企画提案書は、本要領に
基づき作成すること。
2.企画提案書は、以下の項目について記載すること。なお、様式指定がない項目につい
ては任意様式とする。
(1) 業務の実施方針
業務をどのように実施するのか、今後の測量手法に関連する情報等を含め、どの
ようにしたら効率よく地籍測量が実施できるのかという観点も踏まえ、課題・検討
内容・方針手法等について具体的に記述すること。
(2) 特定テーマ
(A) 情報収集及び課題の整理
現状の地籍測量における課題を整理するために必要な情報を収集するた
めの方針内容(ヒアリング先、ヒアリング箇所数、収集する情報の種類等)
とその着眼点を示すこと。
(B) 実地検証測量
仕様書(案)第4条2項の内容に沿った検討結果の有効性を証明するため
に必要な実地検証測量の内容(実地検証場所、必要な検証回数、検証内容等)
とその着眼点を示すこと。
(C) 準則等改訂内容の検討
準則等の改訂内容を検討するにあたっての改訂が必要な箇所について、提
案内容及びその着眼点を示すこと。
(3) 業務の実施体制
業務を遂行する体制(人員配置・作業分担等)について、別紙様式1「実施体
制計画書」を参考に具体的に記述すること。また、業務を遂行する工程・スケジ
ュールについて具体的に記述すること。
(4) 担当予定職員の適正等
業務を担当する職員の資格・業務経験、本業務への専任の程度を記述すること。
担当予定職員の経歴等を別紙様式2により添付すること。
(5) 再委託(軽微なものを除く)
業務の一部を第三者に委任し、又は請け負わせようとする(以下「再委託する」
という。
)ときは、再委託する業務の範囲、再委託する必要性及び概算契約金額
について記載した書面を添付すること。
(6) 参考見積書及び積算内訳
参考見積書とともに本業務の実施に必要な経費の明細が分かるように記載した積
算内訳を添付すること。
3.作成上の留意事項
(1) 企画提案書には別記様式3による表紙を付けること。
(2) 企画提案書において使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨に限る。
(3) 2(1)業務の実施方針及び調査方法に関する記述は、要点を具体的かつ簡潔に
記述し記載量が過多にならないよう 10 頁程度に取りまとめること。
(別紙様式1)
実 施 体 制 計 画 書 (例)
予定技術者氏名
所属・役職
担当する分担業務の内容
管理技術者
担当技術者 1)
2)
3)
4)
※ 業務の一部を(「主たる部分」を除く)第三者に委任し、又は請け負わせようとするとき
(以下「再委託」という。)は、あらかじめ再委託の相手方の住所、氏名、再委託を行う業
務の範囲、再委託の必要性及び契約金額等について記載した書面を提出し、承諾を得る必要
があるので注意すること。
(注)業務によって、各業務に適当な様式(ツリー形式等)を作成することが望ましい。
(別紙様式2)
配置予定職員の経歴等
○○(管理・担当)技術者の経歴
①氏名
②生年月日
②所属・役職
④保有資格
資格名称
部門・分野
登録番号
取得年月日
⑤同種または類似業務経歴(過去5年間)
業務名
業務内容及び役割
発注機関
履行期間
⑥手持ち業務の状況
業務名
発注機関
⑦その他経歴
※ 記載してある各資格の登録証の写しを添付すること。
※ 記載してある業務の契約書の写しを添付すること。
履行期間
契約金額
(別紙様式3)
平成○○年○○月○○日
国土交通省土地・建設産業局長 あて
所 在 地
名 称
代表者氏名
印
地籍測量における新技術の導入に係る準則改訂検討業務 企画提案書
1.・・・
2.・・・
3.・・・
(本件照会・連絡先)
担 当 者 :□□・・・株式会社
氏名□□・・・
電
話:
F A X:
E-mail :
(備考)用紙の大きさは、日本工業規格A列4縦とする。
別紙3
契
1.件
名
約
書
地籍測量における新技術の導入に係る準則改訂検討業務
2.履 行 場 所
仕様書のとおり
3.履行期間
自
平成 27 年
至
平成 27 年 12 月 19 日
4.契約金額
¥
月
日
-(うち消費税及び地方消費税の額¥
-)
消費税及び地方消費税の額は、消費税法第 28 条第1項、第 29 条及び地方税法第 72 条の
82、第 72 条の 83 の規定に基づき契約金額に 108 分の 8 を乗じて得た額である。
5.契約保証金額
免
除
別紙仕様書に定める「地籍測量における新技術の導入に係る準則改訂検討業
務」(以下「業務」という。)について、支出負担行為担当官
地・建設産業局長
●●●●を発注者とし、○○○○
国土交通省土
○○○○○
を受注者
として、次の条項により契約を締結し、信義に従い誠実にこれを履行するもの
とする。
(総
第1条
則)
受注者は別紙の仕様書に基づき、頭書の金額をもって、頭書の期間内
に頭書の業務を完了しなければならない。
2
仕様書に明示されないものがある場合には、発注者、受注者協議して定め
る。ただし、軽微なものについては、発注者の指定した監督職員の指示に従
うものとする。
(権利義務の譲渡)
第2条
受注者は、この契約により生ずる権利若しくは義務を第三者に譲り渡
し、または承継させてはならない。ただし、発注者の書面による承諾を得た
場合はこの限りでない。
(委任または下請負の禁止)
第3条
受注者は、業務の全部を第三者に委任し、または請負わせてはならな
い。ただし、第三者への委任または請負が業務の一部であり、書面により発
注者の承諾を得たときはこの限りでない。
2 受注者は、業務の一部(「主たる部分」を除く。)を第三者に委任し、又は
請け負わせようとするとき(以下「再委託」という。)は、あらかじめ再委託
の相手方の住所、氏名、再委託を行う業務の範囲、再委託の必要性及び契約
金額等について記載した書面を発注者に提出し、承諾を得なければならな
い。
3
なお、再委託の内容を変更しようとするときも同様とする。
前項の「主たる部分」とは、業務における総合的企画、業務遂行管理、手
法の決定及び技術的判断等をいうものとする。
4
第2項の規定は、受注者がコピー、ワープロ、印刷、製本、トレース、資
料整理、計算処理、模型製作、翻訳、参考書籍・文献購入、消耗品購入、会
場借上等の軽微な業務を再委託しようとするときには、適用しない。
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第2項なお書きの規定は、軽微な変更に該当するときには、適用しない。
受注者が業務の一部を再委託させる場合において、これに伴う第三者の行
為については、その責任を受注者が負うものとする。
(契約内容の変更・中止等)
第4条
発注者は必要があるときは、業務内容を変更し、または、業務を一時
中止し、若しくは打切ることができる。この場合において、履行期間または
契約金額を変更する必要があるときは、発注者、受注者協議して定める。
(第三者に対する損害)
第5条
業務の実施について、第三者に損害をおよぼしたときは、受注者の負
担において賠償するものとする。ただし、その賠償の発生が発注者の責に帰
すべき事由による場合においては、発注者の負担とする。
2 業務の実施に伴い避けることのできない事由により、第三者に損害が生じ
た場合において、その第三者に損害を賠償しなければならないときは、発注
者の負担において賠償する。ただし、当該業務の実施につき受注者が損害を
防止するに必要な措置等善良な管理者の注意義務を怠ったことにより生じ
た損害については、受注者の負担とする。
(受注者の使用人による不法行為の責任)
第6条
受注者は業務の実施につき使用した使用人による不法行為について
は一切の責を負う。
(代理人等の通知)
第7条 受注者は業務に着手する前にあらかじめ頭書の業務に従事させる受
注者の代理人または使用人の氏名等を発注者に通知し、その承諾を受けなけ
ればならない。
2
発注者は受注者の通知した代理人または使用人について、承認しがたいと
きは、その全部または一部の変更を受注者に要求することができる。この場
合、受注者は速やかに発注者の要求に応じなければならない。
3
発注者は受注者が業務に着手した後に受注者の代理人または使用人に不正
行為等があったときは、受注者に対してその改善を要求することができる。
(業務の完了及び検査)
第8条
受注者は業務を完了したときは、遅滞なく、成果物及び業務完了報告
書を発注者に提出しなければならない。
2
発注者は、前項の成果物及び業務完了報告書を受理したときは、その日か
ら 10 日以内に発注者又は発注者の指定した職員により検査を行わなければ
ならない。
3
受注者は、前項の検査の結果不合格となり、補正を命ぜられたときは、遅
滞なく当該補正を行い、成果物及び補正完了報告書を発注者に提出しなけれ
ばならない。また、補正後の検査については第2項の規定を準用する。
(かし担保)
第9条
受注者は業務の成果を納入後1カ年間は当該成果について保証する
ものとする。
2
前項に定める保証期間に、当該成果に隠れた瑕疵が発見された場合は、発
注者は受注者に対し相当の日時を定めて当該瑕疵の修正を請求することがで
きる。この場合には、受注者は受注者の負担により当該瑕疵の修正を行わな
ければならない。
(請負代金の支払)
第 10 条
受注者は第8条の検査に合格したときは、代金の支払を発注者に請
求するものとする。
2
発注者は前項の適正な請求書を受理したときは、その日から 30 日以内に
代金を受注者に支払わなければならない。
(履行遅滞の場合における延滞金等)
第 11 条
受注者の責に帰する事由により業務の履行を怠り履行期限を経過し
たときは、発注者は受注者から延滞金を徴収することができる。
2
前項の延滞金の額は、履行期限到来額について、履行期限の翌日から履行
の完了した日までの日数につき年 5.00 パーセントの割合で計算した金額と
する。
3
発注者の責に帰すべき事由により前条第2項の代金の支払が遅れた場合に
は、受注者は、発注者に対して年 3.00 パーセントの割合で計算した金額の遅
延利息を請求することができる。
(発注者の契約解除権)
第 12 条
発注者は受注者が次の各号の一に該当するときは、契約を解除する
ことができる。
一
受注者の責に帰すべき事由により期限経過後、相当の期限を付しても業
務を完了する見込がないと明らかに認められるとき
二
三
正当な事由なくして着手時期を過ぎても業務に着手しないとき
第3条及び第 14 条の規定に違反したとき
四
前3号のほか、契約に違反し、その違反により契約の目的を達成するこ
とができないと認められるとき
五
発注者は、受注者(受注者が共同企業体であるときは、その構成員のい
ずれかの者。以下この項において同じ。)が次の各号のいずれかに該当す
るときは、この契約を解除することができる。
イ 役員等(受注者が個人である場合にはその者を、受注者が法人である場
合にはその役員又はその支店若しくは常時契約を締結する事務所の代表
者をいう。以下この条において同じ。)が、暴力団員による不当な行為の
防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号。以下「暴力団対策法」とい
う。)第2条第6号に規定する暴力団員(以下「暴力団員」という。)で
あると認められるとき。
ロ 暴力団(暴力団対策法第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同
じ。)又は暴力団員が経営に実質的に関与していると認められるとき。
ハ
役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三
者に損害を加える目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどした
と認められるとき。
ニ 役員等が、暴力団又は暴力団員に対して資金等を供給し、又は便宜を供
与するなど直接的あるいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しく
は関与していると認められるとき。
ホ
役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有して
いると認められるとき
ヘ
下請契約その他の契約に当たり、その相手方が第一号から第五号までの
いずれかに該当することを知りながら、当該者と契約を締結したと認めら
れるとき
ト
受注者が、第一号から第五号までのいずれかに該当する者を下請契約そ
の他の契約の相手方としていた場合(第六号に該当する場合を除く。)に、
発注者が受注者に対して当該契約の解除を求め、受注者がこれに従わなか
ったとき。
第 13 条に規定する事由によらないで契約の解除を申し出たとき
発注者は前項に掲げるほか、必要があるときは、契約を解除することがで
六
2
きる。
3
発注者は契約を解除したときは、業務の既済部分についてその部分につき
契約の目的が達成されるときは、既済部分に相当する代金相当額を支払わな
ければならない。
受注者は第1項の規定により契約を解除された場合は、契約金額の 10 分
の1に相当する金額を違約金として、発注者の指定する期限までに発注者に
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支払わなければならない。
(受注者の契約解除権)
第 13 条
受注者は次の各号の一に該当するときは、契約を解除することがで
きる。
一 第4条の規定により業務の内容を変更したため、契約金額が3分の2以
上減少したとき
二
第4条の規定により一時中止の期間が履行期間の2分の1以上に達した
とき
三
発注者が契約に違反し、それにより業務を完了することが不可能となっ
たとき
(秘密の保持)
第 14 条
受注者またはその代理人及び使用人が頭書の業務を実施するにあた
って知り得た発注者の業務上の秘密を外部にもらし、または、他の目的に利
用してはならない。
(遅延利息の徴収)
第 15 条
受注者がこの契約に基づく違約金または延滞金を発注者の指定する
期限までに支払わないときは、発注者は、その期限の翌日から納付を完了す
るまで当該違約金、または、延滞金に年 5.00 パーセントの割合で計算した遅
延利息を徴収する。
(談合等不正行為があった場合の違約金等)
第 16 条 受注者が、次に掲げる場合のいずれかに該当したときは、受注者
は、発注者の請求に基づき、契約額(この契約締結後、契約額の変更があった
場合には、変更後の 契約額)の10分の1に相当する額を違約金として発注
者の指定する期間内に支払わなければならない。
一 この契約に関し、受注者が私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法
律(昭和22年法律第54号。以下「独占禁止法」という。)第3条の規定
に違反し、又は受注者が構成事業者である事業者団体が独占禁止法第8条第
1号の規定に違反したことにより、公正取引委員会が受注者に対し、独占禁
止法第7条の2第1項(独占禁止法第8条の3において準用する場合を含
む。)の規定に基づく課徴金の納付命令(以下「納付命令」という。)を行
い、当該納付命令が確定したとき(確定した当該納付命令が独占禁止法第
63 条第2項の規定により取り消された場合を含む。)
二
納付命令又は独占禁止法第7条若しくは第8条の2の規定に基づく排除
措置命令(これらの命令が受注者又は受注者が構成事業者である事業者団体
(以下「受注者等」という。に対して行われたときは、受注者等に対する命
令で確定したものをいい、受注者等に対して行われていないときは、各名宛
人に対する命令すべてが確定した場合における当該命令をいう。次号におい
て同じ。)において、この契約に関し、独占禁止法第3条又は第8条第1号
の規定に違反する行為の実行としての事業活動があったとされたとき。
三
前号に規定する納付命令又は排除措置命令により、受注者等に独占禁止法
第3条又は第8条第1号の規定に違反する行為があったとされた期間及び
当該違反する行為の対象となった取引分野が示された場合において、この契
約が当該期間(これらの命令に係る事件について、公正取引委員会が受注者
に対して納付命令を行い、これが確定したときは、当該納付命令における課
徴金の計算の基礎である当該違反する行為の実行期間を除く。)に入札(見
積書の提出を含む。)が行われたものであり、かつ、当該取引分野に該当す
るものであるとき。
四
この契約に関し、受注者(法人にあっては、その役員又は使用人を含む。)
の刑法(明治40年法律第45号)第96条の6又は独占禁止法第89条第
1号若しくは第95条第1項第1号に規定する刑が確定したとき。
2
受注者が前項の違約金を発注者の指定する期間内に支払わないときは、受
注者は、当該機関を経過した日から支払いをする日までの日数に応じ、年5
パーセントの割合で計算した額の遅延利息を発注者に支払わなければならな
い。
(契約外の事項)
第 17 条
この契約書に定めていない事項については、必要に応じて発注者受
注者協議して定める。
上記契約の証として本書2通を作り、当事者記名押印のうえ、各自1通を保
有する。
平成
発注者
年
月
日
東京都千代田区霞が関2-1-3
支出負担行為担当官
国土交通省土地・建設産業局長
受注者