1- 平成27年度名古屋港清龍丸航海当直補助業務 仕様書 Ⅰ.業務概要

平成27年度名古屋港清龍丸航海当直補助業務
仕様書
Ⅰ.業務概要
本業務は、浚渫兼油回収船「清龍丸」(全長 104m、幅 17.4m、総トン数 4,792t)の
係船時における航海当直補助業務を、常駐により行うものである。
Ⅱ.履行期間
自
平成
27年
4月
1日
至
平成
28年
3月
31日
Ⅲ.業務内容(予定数量)
夜間勤務①
44回
午後3時45分から翌日午前8時まで
夜間勤務②
136回
午後5時から翌日午前8時まで
昼間勤務
112回
午前8時から午後5時まで
半夜間勤務①
1回
午前0時から午前8時まで(平成27年4月1日)
半夜間勤務②
1回
午後5時から午前0時まで(平成28年3月31日)
Ⅳ.特記仕様
1.対象物件及び係留場所
対象物件
名古屋港湾事務所
所属船舶「清龍丸」
係留場所
名古屋市港区空見町39番地地先
2.契約方法
夜間①、夜間②、昼間、半夜間①、半夜間②の各勤務1回当たりの単価契約とする。
3.業務の目的
対象物件の火災、盗難を未然に防ぐとともに、天候の急変、その他異常を認めたとき
に報告することにより、対象物件の保全を図ることを目的とする。
4.航海当直補助の内容
業務時間中は、当直補助を行う者(以下、「当直補助者」という。)を常時2名配置
し、船内秩序の維持のために、次の各号に掲げる事項を実施するものとする。
1)外来者のチェック及び対応
2)船内及び甲板の現状把握及び巡視の励行
3)灯火の管理
4)旗章の管理
5)舷門の管理
6)外部からの公用電話の内容の記録
7)その他特に指示された事項
5.航海当直補助の方法
1)航海当直補助業務の時間
入港接岸した日の午後3時45分(又は午後5時)から出港離岸する日の
午前8時までとする。
なお、航海当直補助時間は下記のとおりとする。
勤
務
時
間
勤
務
夜間勤務①
午後3時45分から翌日午前8時まで
夜間勤務②
午後5時から翌日午前8時まで
〃
昼間勤務
午前8時から午後5時まで
〃
半夜間勤務①
午前0時から午前8時まで
〃
半夜間勤務②
午後5時から午前0時まで
〃
-1-
場
清龍丸船内
所
2)巡視時間及び方法
巡視時間については、夜間においては不定時に2回以上行うものとし、昼間、半夜
間においては、不定時に1回以上行うものとする。また、巡視方法については、当局
指定職員の指示により実施するものとする。
3)運航予定の通知
契約期間中における運航予定については事前に通知するものとし、変更が生じたと
きは、当局指定職員から通知するものとする。
6.航海当直補助の報告
1)航海当直補助業務の状況は、Ⅲに定める勤務1回毎に報告書を提出しなければならな
い。また、毎月の業務(夜間勤務が翌月にまたがる場合は、その夜間勤務が完了する回
まで)終了後、完了届を提出しなければならない。
2)当直補助者が対象物件に異常等を認めたときは、直ちに当局指定職員に報告するとと
もに、適切な措置をとるものとする。
7.当直補助者の要件
受注者は、航海当直補助業務のため、次の各号に定める要件を具備した適格な当直補
助者を配置するものとする。
1)警備保安業務の実務経験3年以上を有する者又はこれと同等以上の経歴を有する者。
2)心身に著しい欠陥を有せず、航海当直補助業務を行う能力を有する者。
3)本業務履行期間中に受注者と直接的雇用関係にある者。
8.当直補助者の従事者名簿
受注者は、この業務に従事させる者の氏名、年齢、住所等を記入した従事者名簿に、
写真添付の経歴書を添え発注者に提出し、その了承を得なければならない。
9.設備等使用の負担区分
光熱水費、休憩施設及び緊急時における電話の使用は発注者の負担とし、それ以外の
航海当直補助業務に必要な各種装具類等は受注者の負担とする。
10.服装
受注者は、業務実施中において、当直補助者に制服・制帽等を着用させ、懐中電灯な
ど業務に必要なものを携行させるものとする。
11.服務規律
受注者は、業務に従事する当直補助者に対して、次の各号に掲げる事項を厳格に守る
よう指示しなければならない。
1)常に受注者の発行する身分証明書を常時携行しなければならない。
2)所定の場所以外での喫煙をしてはならない。
3)職務怠慢行為をしてはならない。
4)本船及びこれに付帯する物品類を善良な管理者の注意義務をもって管理しなければな
らない。
なお、これらを受注者の責に起因して損傷した時は、受注者において負担しなければ
ならない。
5)本業務で知り得た情報を他に漏らしてはならない。なお、履行期間終了後においても
同様とする。
12.契約解除
上記 11.に反した場合又は、受注者の業務の履行状況及び重大な事故等により業務
の履行が不可能と判断したときは、契約解除を行うことがある。
-2-
なお、これにより損害が生じた場合は、損害賠償請求の対象とすることがある。
13.検収
当局検査職員の検査合格をもって検収とする。
14.請求及び支払い方法
1 ヶ月分の代金をとりまとめた書面により請求を行うこととし、当局が適法な請求書
を受理した日から30日以内に支払うものとする。
15.その他
本業務の履行始期・終期において、受注者は遺漏のないよう受注者間で引継等を行う
ものとし、本業務の履行に支障が生じないよう適切な措置をとるものとする。
なお、平成26年度の業務件名は「平成26年度名古屋港清龍丸航海当直補助業務」
とする。
本仕様書に明記なき事項について疑義が生じた場合は、その都度両者協議のうえ決定
するものとする。
-3-
別紙
[停泊当直巡検日誌]
船長
検印
平成
年
当直開始時刻
機関長
検印
月
日
停泊地
日
時
分
一航士
検印
天候
当直補助者氏名
当直終了時刻
日
乗 船 時 刻
時
巡 検 場 所
舷
時
分
下 船 時 刻
分
巡検時の状況
巡 検 場 所
梯
係
船 首 甲 板
清水ポンプ
浚渫ポンプ室
各室ビルジ室
油回収ポンプ室
サニタリーポンプ
機
関
室
冷蔵庫温度
休
養
室
厨
船 尾 甲 板
食
申 継 事 項
分
巡検時の状況
泥 倉 水 位
泥倉上通路
巡 検 時 刻
時
留
房
索
室
堂
時
分
から
時
分
まで
時
分
から
時
分
まで
時
分
から
時
分
まで
時
分
から
時
分
まで
時
分
から
時
分
まで
別紙
■電話内容・その他■
(外来者数
名)