平成27年度 専門課程 景観・屋外広告物行政研修 実施計画 国土交通大学校 計画管理部都市計画科 1.研修目的 景観・屋外広告物行政に関する基本知識、幅広い意識とビジョンの涵養及び最 新の専門知識の修得を図ることを目的とする。 特に以下の各点を重点項目とする。 ①景観法、屋外広告物法、建築基準法(集団規定)、景観の基礎理論等の景観・ 屋外広告物行政に必要な基礎知識の修得 ②住民参画による景観とまちづくり、色彩計画、デザイン等、具体都市の事例 紹介等を交えた専門知識及び知見の修得 ③課題研究として具体地区における景観計画の策定又は見直しに係る班別討議 の実施 2.対象者 国土交通省、他省庁、都道府県、政令指定市、特別区、市、独法等の職員で、係 長、同等の職にある者、または、同程度の能力を有すると認められる者 3.研修期間 平成27年 4.研修定員 7月 6日(月)∼ 7月17日(金)12日間 50人 国土交通省 27 年度計画 8 他省庁 地方公共団体 1 38 独法 団体 合計 3 - 50 5.カリキュラム (1)講義内容 ・別紙のとおり 【課題研究】 課題演習(ゼミナール)として対象地区としたエリアの「景観計画」を策 定し、同地区に現に存在する景観形成基準に適合しない建築物を対象として 勧告・命令の内容を検討するとともに、検討結果を踏まえて景観形成基準の 実効性や運用のしやすさについて検証し、より効果的な「景観計画」につい て検討する。 【現地見学】 横浜市内のみなとみらい21地区、アメリカ山公園(国内初の立体都市公 園)、山下公園、元町商店街等を東京大学アジア生物資源環境研究センター 長の堀 繁教授による景観の基礎理論に基づく現地講義を交えながら各施設 の現地見学を実施。 6.テキスト代(予定) 26,000円 平成27年度 専門課程 景観・屋外広告物行政研修カリキュラム 教 科 目 区分 景観法 及び 景観行政の現状と課題 講師 都市局 公園緑地・景観課 景観・歴史文化環境整備室 時間数 2.0 課長補佐 屋外広告物法 基 本 科 目 都市局 公園緑地・景観課 景観・歴史文化環境整備室 1.5 企画専門官 景観の基礎理論 東京大学 アジア生物資源環境研究センター 3.0 景観と都市計画 (株)蓑原計画事務所 1.5 建築基準法(集団規定) 住宅局 市街地建築課 1.5 課長補佐 9.5 小 計 専 門 科 目 景観法と地方分権・政策法務 上智大学 法学部 1.5 景観計画のポイント (株)石塚計画デザイン事務所 2.0 公共施設と景観設計 GSデザイン会議 1.5 東京大学 ランドスケープデザイン実務 奈良女子大学 生活環境学部 1.5 景観と屋外広告物デザイン 富山大学 芸術文化学部 1.5 8.0 小 計 景観形成に配慮した色彩計画 (株) カラープランニングセンター 1.5 武蔵野美術大学 造形学部 有限会社クリマ 住民参画による景観とまちづくり 戸谷正夫建築設計事務所 2.0 本庄まちNET 佐々木地域計画事務所 関 本庄まちNET 連 岡崎市における景観まちづくり学習等の取 岡崎市 都市整備部 都市計画課 景観推進班 科 組 主任主査 目 諸外国における都市空間の創造 首都大学東京 都市環境学部 1.5 2.0 京都市における屋外広告物適正化の取り組 京都市 都市計画局 み 広告景観づくり推進室長 浜松市における官民連携の取り組み 浜松市 都市整備部 土地政策課 1.5 1.5 景観広告グループ 10.0 小 計 現 実地見学講義【横浜市内】 東京大学 アジア生物資源環境研究センター 7.0 地 見 学 課 題 研 ゼミナール(現地調査、班別討議、 都市局 公園緑地・景観課 景観・歴史文化環境整備室 課題発表 等) 課長補佐 小 計 究 他 7.0 小 計 入校式、オリエンテーション、ガイダンス、休憩・自 22.5 22.5 6.0 習時間 等 合 計 63.0
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