鳥や魚など多様な種が生息するプラントの緑地（ベルギー）工場敷地内で環境教育に活用されているビオトープ（英国）目的生物多様性の保全にあたっては、幅広い分野やレベルでの取組みが必要とされるなか、身近な場所での生態系・生息地の確保も重要な手段と考えられます。そこで、２０１０年に名古屋市で開催される生物多様性条約第１０回締約国会議（ＣＯＰ１０）に向け、『生物多様性保全につながる企業のみどり１００選』を募集することと致しました。企業が取組む身近なみどりの保全・創出・活用の優良な事例をＳＥＧＥＳ生物多様性特別認定１００選として公表し、地球環境を視野に入れた（ＴｈｉｎｋＧｌｏｂａｌｌｙ）、足元から取組む生物多様性保全活動（ＡｃｔＬｏｃａｌｌｙ）を推進することを目的とします。対象下記の部門に該当する株式会社、有限会社、財団・社団法人等の事業者等（国、地方公共団体を除きます）企業緑地部門工場、事業所、オフィス、学校、病院、商業施設等に付随する緑地、都市近郊で環境教育等を目的に企業が管理・活用する里山のみどり等で、生物多様性につながる保全・創出・活用を実践する事業者等 ※ 都市地域や都市近郊の緑地を対象とするため、森林等での活動は対象外と致します都市づくり部門住宅団地、マンション、区画整理事業等の都市整備やまちづくり事業において、生物多様性につながる緑地の保全・創出・活用を実践する事業者等応募方法自薦・他薦で応募を受け付けます。自薦の場合は、応募用フォームに必要事項をご記入の上、平成２２年８月末までに下記メールアドレスに電子データ（ＥＸＣＥＬ形式、内容量は５MB 以下）でご送付下さい。他薦の場合は、推薦用フォームにご記入のうえお申込みください。各フォームは下記ホームページＵＲＬからダウンロードできます。応募フォーム送付先 [email protected] 募集フォームＵＲＬ http://seges.jp/ または、 http://www.urban-green.or.jp/ 問合せ先財団法人都市緑化基金ＳＥＧＥＳ事務局〒112-0014 東京都文京区関口 1-23-6 プラザ江戸川橋 310 TEL：03-3235-8065 FAX：03-3235-8067 選考方法有識者からなる選考委員会において、書類審査で１００事例余を選抜し、ＳＥＧＥＳ評価認定委員会により最終選考・認定します。【ＳＥＧＥＳ評価認定委員】委員長丸田頼一千葉大学名誉教授海野みづえ㈱創コンサルティング代表㈱ISO 事務所代表取締役鈴木敏央半田真理子（財）都市緑化技術開発機構梛野良明都市緑化技術研究所長国土交通省都市･地域整備局公園緑地･景観課緑地環境室長仙田満放送大学教授井上洋斎藤正一 (社)日本経済団体連合会社会広報本部長寺田良二㈱あらたｻｽﾃﾅﾋﾞﾘﾃｨ認証機構取締役松本守㈱フジテレビジョンＣＳＲ推進室長小川陽一（財）都市緑化基金専務理事日経ＢＰ社環境ビジネス本部環境経営フォーラム事務局部長【選考委員】古田尚也 IUCN グローバル・ポリシー・ユニットシニア・プロジェクト・オフィサー大澤啓志日本大学生物資源科学部准教授廣瀬光子日本自然保護協会教育普及部部長香坂玲名古屋市立大学准教授長谷川明子ビオトープを考える会会長矢ケ崎朋樹（財）地球環境戦略研究機関国際生態学センター公表方法 ■ ２０１０年開催が予定されているＣＯＰ１０に関連する各種会議・広報イベントへの出展を予定 ■ 出版物「（仮称）生物多様性保全につながる企業の緑化活動１００選」を作成、頒布選考の視点 { 生息・生育地の確保：自然地の保全、回復、再生により生物が生息・生育できる緑地を整備・保全している等 { 地域生態系への配慮：エコロジカル・ネットワークのあり方を考慮したうえで、緑地環境を整備、保全している等 { 緑地の活用：地域社会の多様な主体と連携し、環境教育や自然体験、モニタリング調査など生物多様性の保全活動に取組んでいる等応募からの流れ２０１０年８月末所定の応募フォームにて募集 ↓ ２０１０年９月申請書類の内容を審査し１００事例を選出【選考委員会】 ↓ 10 月最終選考及び認定【SEGES 評価認定委員会】主催財団法人都市緑化基金後援国土交通省、環境省、社団法人日本経済団体連合会、日本経済新聞社（一部申請中） SEGES（シージェス：社会・環境貢献緑地評価システム）は、貢献度の高い優れた緑を評価認定する、いわば「みどりの認定」です。良好に維持管理されている身近なみどりは、環境を保全し、潤いと安らぎのある美しいまちづくりに貢献します。 SEGESでは、企業などが積極的に保全・維持・活用に取り組む優良な緑地を認定しています。SEGESは、我が国の「環境基本計画」及び「生物多様性国家戦略」に位置付けられたシステムです。また、SEGESのロゴは、「人とみどりをつなぐ企業の環境活動」を表現しています。写真出典：（左）ＢＰ p.l.c. ＨＰ http://www.bp.com/