所属 看護学部/ヘルスプロモーション看護学系 職名 講師 氏名 吉田 恭子 1.教員紹介・主な研究分野 高齢社会を支える一つの方法としての介護保険法は,在宅療養者やその家族,その人々を 取り巻く保健福祉医療職種の在り方を再考する機会となりました.要援護者の増加への対策 を中心に介護保険法は改正を繰り返しており,介護予防への取り組みと同時に,多死時代を 迎えるにあたり,死にゆく人と家族へのケアも重要になってきます.そのため,在宅療養中 の高齢者とその家族のケアマネジメントをテーマとして,質の高い生活を維持できるような 看護実践の検討について考えています.また,病歴が長い糖尿病を抱える高齢者への関わり を検討しています. 2.研究業績 ①最近の著書・論文 <論文> ・ 吉田恭子,渡邉智子.(2014).10 年後もその先も,住みたいところに住み続ける互助・共助 ―地域住民の支え合いを活用した支援プログラムの効果と課題―,認知症ケア事例ジャーナ ル,第 6 巻第 4 号,391-396 ・ 吉田恭子,勝田和典,酒井出,井上俊孝,権藤美和子,堤素子.(2012).韓国大田広域市に おける高齢者福祉の現状―大田広域市の現地調査を通して―,九州社会福祉研究,第 37 号, 15-26 ・ 檪直美,吉田恭子,江上史子,福田和美,安酸史子.(2011).地域住民の主体的健康活動の 質を高める支援に関する検討―参加・共同型看護ゼミでの体験を通して得られた効果の検証 ―,福岡県立大学看護学研究紀要,第 8 巻第 2 号,75-82 ・ 清水夏子,吉田恭子,永嶋由理子,渡邉智子,江上千代美,小森直美,安永薫梨,尾形由紀 子,中野榮子,石川フカヱ,鳥越郁代,宮城由美子,野口藍子.(2011).助教・助手を対象 とした経験型実習教育での直接的経験の教材化に関する研修会実践報告―ロールプレイを活 用した学びの検討―,福岡県立大学看護学研究紀要,第 8 巻第 1 号,37-45 <調査研究報告書> ・ 吉田恭子,渡邉智子.(2012).「認知症高齢者のためのご近所相談員育成プログラムの開発― 高齢者どうしの共助による地域ケア再生を目指して―」平成 23 年度田川市と福岡県立大学と の共同研究報告書(中間) ・ 吉田恭子,渡邉智子,江上史子.(2011).「小規模多機能型居宅介護における看取りに向けた 専門職チームへの教育プログラムの検討」平成 22 年度看護系学会等社会保険連合研究助成報 告書 ②その他最近の業績 <学会発表> ・ 勝田和典,吉田恭子,在宅医療推進時代における退院調整の困難の現状,第 27 回日本看護福 祉学会学術大会,2014 年 7 月. ・ 吉田恭子,渡邉智子,地域住民の互助を活かした認知症高齢者の支援プログラム 第2報,第 14 回日本認知症ケア学会大会,2013 年 6 月. ・ 吉田恭子,岡崎美智子,平木尚美,岡部由紀夫,中島洋子,小規模多機能型居宅介護におけ る看取りケア,第 26 回日本看護福祉学会学術集会,2013 年 7 月. ・ 吉田恭子,渡邉智子,地域住民の互助を活用した認知症高齢者の支援プログラム 第1報,第 13 回日本認知症ケア学会大会,2012 年 5 月. ・ 吉田恭子,渡邉智子,江上史子,小規模多機能型居宅介護における看取りに向けた専門職チ ームの教育プログラムの検討,第 25 回日本看護福祉学会学術集会,2012 年 7 月. 1 ・ 梅木美恵,迎田直美,土谷祐子,樋口絹代,吉田恭子,独居や高齢者世帯が多い地域での在 宅サービス調整を困難にしている現状―介護支援専門員が苦悩している事例から―,第 43 回 日本看護学会 地域看護,2012 年 9 月. ・ 檪直美,吉田恭子,安酸史子,中野榮子,渡邉智子,松枝美智子,江上史子,安永薫梨,浅 井初,坂田志保路,清水夏子,小森直美,小野美穂,経験型実習教育におけるプロジェクト 学習の有効性の検討―ポートフォリオを活用した学習による臨地実習への不安の軽減―,第 32 回日本看護科学学会学術集会,2012 年 11 月. ・ 吉田恭子,渡邉智子,江上史子,小規模多機能型居宅介護における看護・介護への思い,第 12 回日本認知症ケア学会大会,2011 年 9 月. ・ 石本佐和子,吉田恭子,生きがいを見出せない維持透析患者の気持ちが前向きに変化した支 援―家族エンパワーメントモデルを用いての看護の振り返り―,第 16 回日本糖尿病教育・看 護学会学術集会,2011 年 9 月. ・ 桑原京子,吉田恭子,「看護の教育的関わりモデル Ver.6.1」に基づく看護過程の検討~高齢 糖尿病患者への関わりを振り返っての考察~,第 16 回日本糖尿病教育・看護学会学術集会, 2011 年 9 月. ・ 松崎ふみ,吉田恭子,緩徐進行1型糖尿病患者の学ぶ気持ちへの支援における視点~成人教育 論を用いて~,第 16 回日本糖尿病教育・看護学会学術集会,2011 年 9 月. <商業誌掲載> 吉田恭子(共著).(2012).患者さん・スタッフの質問にナースが答える糖尿病ケア Q&A200. 糖尿病ケア 2012 年春季増刊,209-213 ③過去の業績 吉田恭子.(2010).2 年課程通信制看護教育「在宅看護論」における新聞記事を用いた教育 方法の検討―成人教育学モデルの観点から―,九州社会福祉研究,第 35 号,59-72 3.外部研究資金 文部科学省,科学研究費補助金(基盤研究 C),「小規模多機能型居宅介護における看取りケ アに関する研究」,平成 26 年~平成 28 年度,4,030,000 円 5.所属学会 日本看護福祉学会,日本認知症ケア学会,日本老年看護学会,日本社会福祉学会,日本看護 科学学会,日本看護学教育学会 6.担当授業科目 在宅看護学概論・1 単位・2 年・前期,在宅看護学・2 単位・2 年,在宅看護学演習Ⅰ・1 単 位・3 年・前期,在宅看護学演習Ⅱ・1 単位・3~4 年・通年,在宅看護学実習・2 単位・3~4 年・通年,専門看護学ゼミ・2 単位・3 年・通年,統合実習・2 単位・4 年・前期,卒業研究・ 2 単位・4 年・後期 7.社会貢献活動 ・ 福岡県立大学看護実践教育センターの糖尿病看護認定看護師教育過程で「ライフステージに応 じた生活調整・療養支援」 「患者及び家族・重要他者などの対象理解」を担当 ・ 筑豊市民大学「ヘルシーエイジングゼミ」に通年で参加 8.学外講義・講演 田川市社会福祉協議会,いきいき福祉大学,「食べることを考える」,2015 年 3 月 9.附属研究所の活動等 福岡県立大学ヘルスプロモーション実践センター兼任研究員 2
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