所属看護学部／基盤看護学系職名教授氏名永嶋由理子１．教員紹介・主な研究分野主な研究分野は,看護技術の熟達化と思考の関係性に関する研究である．この研究は,平成 16 年度～平成17 年度の科研(基盤研究(C))に採択され,引き続き平成18 年度～平成20 年度科研(基盤研究(C))に採択され,継続的に調査及び実験研究を進めてきた．関連研究で平成 23 年度～平成 25 年度科研(基盤研究(C))が採択され，平成 24 年度は研究計画に沿って,看護技術の熟達化を思考の視点から客観的に解明するため,光イメージング脳機能測定装置を使用しプレ実験を行った．平成 25 年度は本実験を実施し,一部興味深い結果をえることができた．平成 26 年度は,新たに科研（平成 26 年度～平成 28 年度挑戦的萌芽研究）が採択され,引き続きメインテーマとしている看護技術の熟達化検証についてこれまでの検証結果を踏まえ,研究を進めている. ２．研究業績 ①最近の著書・論文 <著書> 三原博光,松本百合美編著,永嶋由理子,渕野由夏,加藤法子,於久比呂美ほか,豊かな老後生活を目指した高齢者介護支援,第１章高齢者の健康,関西学院大学出版会,p9-15,2013. <論文> ・於久比呂美,永嶋由理子,宮崎千尋,藤野靖博,渕野由夏,加藤法子,津田智子．病室環境が生体反応にもたらす影響への検討．福岡県立大学看護学研究紀要, 10(1), p39-46, 2012．・藤野靖博,加藤法子,於久比呂美,渕野由夏,津田智子,永嶋由理子．清拭時の湯を適温に維持・管理するための方法の検討．福岡県立大学看護学研究紀要, 10(1), p33-38, 2012． ②その他最近の業績 <調査研究報告書> ・永嶋由理子,津田智子,渕野由夏,加藤法子,藤野靖博,於久比呂美．頸部温罨法の生体反応に関する実験的検証,平成 24 年度研究奨励交付金成果報告書,p118-119,2012．・永嶋由理子,津田智子,渕野由夏,加藤法子,藤野靖博,於久比呂美．看護技術の安楽に関する科学的検証,平成平成 25 度研究奨励交付金研究成果報告書,2013． <学会発表> ・森田愛璃香,於久比呂美,永嶋由理子.頸部温罨法と腰部温罨法がもたらす生理的反応の比較.第 28 回日本看護研究学会中国・四国地方会学術集会,島根,2016．・山名栄子,田中美智子,永嶋由理子,照屋典子，當山裕子,清水かおり,中嶋恵美子,斉藤ひさ子, 末永陽子,日高艶子,石橋通江.九州沖縄看護系大学 8 大学の共同連携による科目の統一コード化.第 40 回日本看護研究学会学術集会,奈良,2015．・於久比呂美,永嶋由理子,藤野靖博,渕野由夏,加藤法子,津田智子．病室内のにおい環境と生体反応に関する検討．第 26 回近畿・北陸地方会学術集会,和歌山,2013．・加藤法子,渕野由夏,藤野靖博,於久比呂美,加藤洋司,木村幸生,井上誠,永嶋由理子．ATP を指標とした清拭の効果に関する一考察（第一報）－清拭による皮膚表面の ATP の変化から－．第 17 回日本看護研究学会東海地方会学術集会,神奈川,2013．・渕野由夏, 加藤法子,於久比呂美, 藤野靖博,加藤洋司,木村幸生,井上誠,永嶋由理子．ATP を指標とした清拭の効果に関する一考察（第二報）－清拭温度の違いによる皮膚表面の ATP の変化から－．第 17 回日本看護研究学会東海地方会学術集会,神奈川,2013．・加藤法子,渕野由夏,永嶋由理子:ディスポーザブルタオルによる清拭の効果に関する検討, 第 33 回日本看護科学学会学術集会,大阪,2013．・渕野由夏,加藤法子,永嶋由理子:訪問看護師の職業性ストレス尺度の信頼性・妥当性の検討, 第 33 回日本看護科学学会学術集会,大阪,2013． 1 ③過去の主要業績・永嶋由理子,山川裕子．血圧測定技術を構成する下位スキルの検討．福岡県立大学看護学部紀要， 2(2),p1-8,2005．・永嶋由理子. 看護過程の考え方と進め方(基礎編)．月刊看護きろく,17(1), p75-84, 2007．・永嶋由理子．フィジカル・アセスメントの基礎知識．臨床看護臨時増刊号,34(4),p433-454, 2008．３．外部資金獲得研究代表者, 科学研究費助成事業（学術研究助成基金助成金）（挑戦的萌芽研究）,「看護技術の熟達化過程に伴う「感情変化」と「習熟度」に関する実証研究」, 3,510,000 円（3 年間）, 1,950,000 円（平成 26 年度）,平成 26 年度～28 年度４．所属学会日本看護学会，日本看護科学学会，本看護研究学会,日本看護学教育学会，日本教育心理学会，日本協同教育学会５．担当授業科目 <学部> 基礎看護学概論･2 単位･1 年･前期, ケアリング論･1 単位･1 年･前期, 基礎看護学実習Ⅰ･1 単位･ 1 年･前期, 基礎看護技術論･2 単位･1 年･後期, フィジカルアセスメント論･1 単位･2 年･前期, 看護過程･1 単位･2 年･前期, 基礎看護学実習Ⅱ･2 単位･2 年･前期, シンプトンマネジメント論･1 単位･後期, 看護研究･1 単位･3 年･後期, 統合実習･2 単位･4 年･前期 <大学院> 看護理論・2 単位・1 年・前期，看護心理学特論・2 単位・1 年・前期６．社会貢献活動・日本看護学会学術集会（看護管理）準備委員・平成 26 年度看護職員確保対策連絡協議会委員・福岡県田川保健所運営協議会委員・田川市国民保護協議会委員・田川市住宅政策審議会委員７．学外講義・講演・その他・永嶋由理子.「実習指導の原理」福岡県看護協会看護師研修会, 2014 年 6 月,7 月・永嶋由理子.「看護理論」「看護過程」福岡県看護協会看護師研修会，2014 年 7 月,8 月・永嶋由理子.「フィジカルアセスメント」「看護過程の展開」脳神経センター大田記念病院看護師研修会，2014 年 7 月,8 月・永嶋由理子.「フィジカルアセスメントの構成と基本技術、観察法」,北九州総合病院卒後 3 年目看護師研修会，2014 年 8 月・永嶋由理子.「看護組織管理論（看護ケア提供方式の構築）」福岡県看護協会認定看護管理者教育課程セカンドレベル研修会，2014 年 10 月・永嶋由理子.「看護管理」せき損センター看護師研修会，2014 年 11 月９．附属研究所の活動等ヘルスプロモーション実践研究センター兼任研究員 2