患者参加型医療安全の紹介 №3 東日本大震災では皆様が心を痛めながら支援活動や頑張れのエールを送っています。十分な医療を受けられない方や不自由な生活が長期化する被災者の方への支援ができればと思います。病院内でも節電、節水、節約を呼びかけております。患者様方から平成 23 年 2 月は 199 名の方からアンケートのご協力を頂きました。安全確認の評価結果とご意見を紹介致します。１．結果項目必ずした時々した無かった無記名採血・検査時の名前確認 1 0 1 197 注射・点滴時前の名前確認 198 1 0 2 配薬前の名前確認 191 3 0 5 ご本人確検査・処置後の終了説明 195 認でお名 2 0 1 前をお願２．患者様・ご家族からの貴重なご意見いします。＊感謝のコメント（38 件一部紹介）・他の病院ではみられないチェック体制で確認、確認の連続で医療ミス防止を図っている事に感じました。この事で安心して医療を受けることが出来ました。・視覚障害のため入院生活が順調に完了できるか家族は心配していましたが、思いやりのある親切な説明で無事退院できました。これ程の気配り、目配りの医療機関であれば本当に安心して入院生活ができると感激しました。・不安で入院し、先生や看護師の方の説明で手術するときは不安も消え無事手術して頂き有り難うございました。看護師の方には明るく接して頂き元気づけられました。・細部にわたって医療者の皆様がお心遣いを頂き僅かな日々でしたが安心して過ごせました。・不安な事や諸症状にすぐ対応して下さり優しくお世話して頂きました。・全て確実にして頂きました。・いろいろとこまめに注意アドバイスをされたので安心できました。＊要望を含めたコメント（18 件：一部紹介）→改善に向けて取り組んでおります。・病棟間の連絡を一工夫されたらどうでしょうか。食事の件で転棟先の病棟で配膳されず３０分遅配、翌日は６０分遅れでした。 →看護師長会議や医療安全に関する会議で情報提供し申し送りの徹底を周知しています。・職員の発した言葉に腹ただしさを感じました。清拭の時も機械的で、したくないならしなければいいのに思った。 →お詫びいたします。職場長を通じて指導をしております。・売店と食堂はもう少し接客態度、店のサービスの一考をお願いしたいですね。 →接遇研修の機会を設けていますが今後も続けます。・全身麻酔医時、研修生の入針ミスが２回あり、３回目に麻酔科専門の方に変わって成功した。手術前の患者は不安な気持ちでいます。患者が安心して受けられるように希望します。・シャワー室の脱衣所にミラーがあれば顔色とか身なりのチェックができるのにと思いました。等のご意見ありました。＊皆様からのご意見が改善に向けられ、職員向け院内放送や始業・終業のチャイムも中止となります。＊今後も宜しくお願い致します。平成 23 年 3 月医療安全管理室東幸代