平成 27 年 6 月発行 第 152 号 医療法人社団青樹会 青和病院 青和病院 理念 今月のご挨拶 私たちは信頼され、選ばれ 今年は終戦 70 年。戦後日本の平均寿命は延び続け、現在は男女 る病院を目指して、3 つの とも 80 歳を超える長寿大国となりました。高齢期が長くなれば、 【和】を大切にしています。 社会には認知症への対応も求められてきます。当院でも認知症患者 様のご家族や担当ケアマネージャーの方から、専門的治療について ・地域社会との和 のご相談を頂くことが多くあります。数年前まで認知症患者様のご ・患者様、ご家族様との和 家族は、ご来院なさるまで苦労され、患者様の入院で家族の生活を ・職員同士の和 立て直し、退院後は施設へというケースが多 く見られました。しかし最近は、早い段階で ~行動指針~ の受診と必要に応じた入院、そして退院後は ・私たちは地域の方々が安心 在宅サービスを活用しながら、ご自宅での生 して利用でき、誠実で思い 活を継続するというケースが増えてきました。 やり あふ れる 病院 を作 り 今ある私たちの生活は、高齢者の方々の人生 ます。 が礎になっています。当院では、このことに ・私たちは命の尊厳と人間愛 をもち、絶えず医療の質の 事務局長 地域活動推進室長 を支えるお手伝いができればと考えております。 田中 理香 敬意を表し、今後も高齢者の方々の地域生活 向上に努め、信頼される病 院を作ります。 ・私たちは医療人としての誇 食中毒に気をつけて! りと自覚をもち、互いに協 働し、働きやすい職場を作 暖かく湿気が多くなる梅雨から夏にかけては、細菌による食中毒 に注意が必要です。健康な方なら軽い症状で済むことがあります ります。 が、抵抗力の弱い子どもや高齢者は気をつけなければなりません。 食中毒を防ぐために予防の 3 原則を守りましょう。 ~家族教室のお知らせ~ 【日 時】 7 月 11 日(土)13 時~15 時 【会 場】 青和病院4階 作業療法室 【内 容】 懇話会(精神疾患について) 【講 師】 医師 木谷 恭子 ~洗う・分ける~ 細菌を食べ物につけな いために大切なのは手 洗い。生肉や魚の調理 に使ったまな板は都度 きれいに洗うこと、箸 や保存容器を使い分け ることも等大切です。 ~低温で保存~ 食べ物に付着した細菌 を増やさないために は、低温(10℃以下)で 保存することが大切。 生ものは、早めに冷蔵 庫に入れて、できるだ け早く食べましょう。 ~加熱処理~ ほとんどの細菌は加熱 により死滅します。加 熱して食べれば安全。 肉料理は中心までよく 加熱することが大切で す。調理器具も熱湯消 毒しましょう。 青和病院が大切にしている 3 つの【和】にちなんだ出来事をお知らせします! スタッフひとことコーナー 地域社会との和♪ 青和病院で働く職員がつぶやく ひとことコーナーです。 今回は社会復帰施設みらいから♪ カフェへお出かけ ☆ ~仕事&交流ハウス あおぞらより~ ~最近の出来事~ 外出企画の一環として、木越町にあるスイーツカフェ&自家製麺う どんのお店「ハスネテラス」へ出かけました。ここは私たちと同じ障 害者支援事業所でもあると聞いて、勉強や交流を兼ねて伺ったのです。 おしゃれなカフェでおいしいケーキやうどんをいただき、おなかも心 も大満足!また、従業員さんたちの笑顔と「働くこと は楽しい」という言葉がとても印象的で、日々就労訓 練に取り組む私たちにとって、励みとなりました。 身近な地域の中での和が、またひとつ増え、嬉しく この前、とあるドラッグストアに 買い物へ行き、いろいろ日用品を買 い 3000 円支払った。会計を済ませて 帰ったあと、その日はポイント3倍 の日だったことに気づいたが、時す でに遅し。会計時にポイントカード を出さなかったし、レシートも捨て てしまっていた。 ポイントカードをたくさん持って いても出さなければ意味がないと、 改めて気づいた瞬間であった。 ―りらっ熊― 思います。今後も良いお付き合いが続きますように…。 ★★★ ! 患者様・ご家族様との和♪ 俳句に思いをのせて♪ ~2 階 リハビリテーション病棟より~ 4 月の病棟レクリエーションとして、俳句大会を行いました。“春” をテーマに募集したところ、当日までに患者さまから集まった俳句は 30 にものぼりました。頭を悩ませて生まれたその一句一句を、スク リーンに映し出し、皆で鑑賞するとともに、挙手制で投票していただ 精神科・神経科・心療内科 きました。上位入りを願う人、それぞれの作品の味わいを楽しむ人な 医療法人社団 青樹会 青和病院 ど、思い思いに楽しんだひとときでした。 最も票を集めた、一等賞の句はこちら♪ (K さんの作品) 〒 石川県金沢市大浦町ホ 22-1 うららかな 小春日和の さくらかな TEL : FAX : 職員同士の和♪ 踊りで心ひとつに… Email: URL : ~副看護部長より~ ~和便り編集・発行~ 6 月といえば、金沢百万石まつり。今年も踊り流しに青和病院チー 青樹会広報委員 ムとして出場するため、5 月から練習を始めました。金沢市民謡協会 の玉井博子先生のご指導による初回練習をスタートに、繰り返し練習 を重ねました。毎年参加している職員はより上手に、初参加の新人職 員も少しずつ振り付けをマスターし、皆の動きがそろってきた頃に、 当日を迎えることになりました。 踊りの練習を通して、目標に向けて皆で頑張 る良さを改めて感じ、また、先輩・後輩の垣根 を越えた楽しい時間を味わうことができました。 *編集後記* 広報誌に欠かせない写真や挿絵。 和便りでも、記事の内容に合わせ て選んでいます。今月からは、当 院ホームページキャラクターの 「せいわくん」も登場することに なりました。毎号どこかにいます ので、見つけてくださいね♪(F)
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