謹 告 - 千葉徳洲会病院

謹
告
徳洲会に関する4月7日の新聞報道につきまして
患者様、利用者様、ご家族の皆様方におかれましては、日頃より徳洲会グルー
プの医療・介護・福祉サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
さて、4月7日に一部の新聞に、「2009 年と 2012 年の衆議院選挙において、
医療法人徳洲会が2億 5000 万円、特定医療法人沖縄徳洲会が1億 1000 万円を
選挙費用にあてた」といった趣旨の記事がありましたが、すでに、これら費用は
全額、徳田虎雄・前理事長から返済されており、両医療法人に対する金銭的な被
害は解消されております。なお、医療法人や社会福祉法人など非営利法人のみで
構成する徳洲会グループは、先に「政治との決別」を宣言しております。
また、3月 28 日に開催した医療法人徳洲会、一般社団法人徳洲会の理事会で
は、株式会社徳洲会をはじめとするMS(メディカルサービス)法人との取引の
透明化を強力に推進することを決めました。さらに、医療法人徳洲会、特定医療
法人沖縄徳洲会、社会医療法人などの理事会、社員総会では、一般社団法人徳洲
会を介して医薬品や医療機器、消耗品などを直接、仕入れることができるように
決定し、各理事に周知しました。必ずやこの試みを順次、実行していく所存です。
今回のMS法人に関する報道のなかにあった前理事長の親族による不適切な
利益享受に関しては、医療法人など非営利法人のみで構成する徳洲会グループ
は一切関与しておりませんし、このような報道に大変驚いている次第です。
引き続き、徳洲会グループは組織のコンプライアンス(法令順守)、ガバナン
ス(統治)の強化に努め、職員が一丸となって、より良い医療・介護・福祉サー
ビスを提供してまいります。
徳洲会グループは、
「生命だけは平等だ」という哲学の下、
“社会の公器”とし
ての役割を、これまで以上に果たしていく所存ですので、患者様、利用者様、ご
家族の皆様方におかれましては、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
平成 27 年4月7日
一般社団法人徳洲会
理事長
鈴木隆夫