「本物の出会い 栃木」宿泊付旅行商品造成支援事業実施要綱 (事業の目的及び内容) 第1条 この要綱は、国の「地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金」により、栃木県におけ る宿泊を伴う旅行商品に対して助成金を交付し、魅力ある旅行商品の造成や県外からの観光誘客 を促進することを目的とする。 (助成対象者) 第2条 旅行業法(昭和27年法律第239号)第3条に基づく登録を受けている旅行会社とする。 (助成要件) 第3条 次の要件をすべて満たし、 (公社)栃木県観光物産協会長(以下「会長」という。)が承認 した旅行商品を対象とする。 (1)募集型企画旅行であること。 (2)栃木県内の新たな魅力と出会えるような、新規性の高いツアーであること。 (3)ツアーの発地は栃木県外とすること。 (4)平成27年7月1日(水)から平成28年1月31日(日)までの間(出発日基準)に、栃 木県内の宿泊施設での宿泊を伴うツアーであること。 (5)1ツアーあたりの人数が15人以上であること(添乗員等は含まない)。 (6)ツアーの行程に県内の観光施設またはイベント等を3か所以上かつ2エリア(別表参照)以 上組み込むこと。なお、組み込む観光施設等のうち、1か所は有料観光施設または県内事業 者での食事手配とすること。 また、組み込む観光施設またはイベント等は、 「とちぎ旅ネット」 (http://www.tochigiji.or.jp/) に掲載されているものから1か所以上選定すること。 (7)ツアー参加者に「栃木パスポート」及び観光パンフレットを配布すること。 (8)ツアー参加者に別に定めるアンケートをとり、表にまとめること。 (9)募集する際の広告媒体に国の交付金を活用した事業であることを認識できる記載を入れると ともに、別に定める「ふるさと割マーク」を明記すること。 (10) 「ふるさと名物商品・旅行券事業」等国の交付金や補助金を活用した他事業との重複は認め ない。 (助成金額及び助成限度額) 第4条 1ツアー当たりの助成額は実績に応じて次のとおり算定する。 助成額=①旅行会社助成額+②ツアー参加者助成額※ ①旅行会社助成額 1,000 円×ツアー参加者数 ②ツアー参加者助成額 ツアー料金本来価格×1/2(最大 5,000 円)×ツアー参加者数 1,000 円未満切捨 ※ツアー参加者助成額はツアー料金本来価格の割引に充てること。 ※子供料金等ツアー料金が異なる場合は各々でツアー参加者助成額を算出する。 2 1つの旅行会社につき原則 2,000,000 円を助成限度額とする。 (申請) 第5条 助成金を申請しようとする者(以下「申請者」という。)は、交付申請期間中に助成金交付 申請書(別記様式第1号)に次に掲げる書類を添えて会長あてに提出すること。 (1)旅行行程表及び企画書(旅行日程、旅行サービスの内容、旅行代金その他の旅行条件に関す る企画の内容を記載した書面) (2)その他会長が必要と認める書類 旅行出発日 交付申請期間 1期 平成 27 年7月1日~平成 27 年9月 30 日 平成 27 年6月1日~平成 27 年6月 19 日 2期 平成 27 年 10 月1日~平成 28 年1月 31 日 平成 27 年7月1日~平成 27 年7月 17 日 (助成の決定) 第6条 会長は、前条の交付申請に係る書類を審査し、適当と認めるときは、交付決定通知書(別 記様式第2号)により、申請者に通知するものとする。 (事業の変更等) 第7条 前条の規定により助成金の交付を受けた者(以下「助成事業者」という。)は、交付決定し た内容を変更する場合またはツアーを中止する場合は、速やかに変更(中止)申請書(別記様式 第3号)を提出し、会長の承認を受けなければならない。ただし、軽微な変更についてはこの限 りではない。 (状況報告または調査) 第8条 会長は、必要に応じて助成事業者から事業の遂行の状況について報告を求め、または調査 することがある。 (実績報告) 第9条 助成事業者は、ツアーの全催行終了日から起算して14日以内に実績報告書(別記第4号 様式)に次に掲げる書類を添えて会長に提出すること。なお、期限までに提出がない場合は、助 成金を受領する権利を自ら放棄したものとみなすことがある。 (1)該当する旅行パンフレット等 (2)最終のツアー行程表 (3)宿泊の領収書の写しまたは宿泊施設が発行する宿泊料金が記載された証明書 (4)県内有料観光施設の利用または県内事業者での食事をしたことが確認できる書類 (5)参加者アンケート及び集計表 (6)その他会長が必要と認める書類 (助成金の交付) 第10条 会長は、前条の実績報告が適当と認められたときは、助成金の額を確定し、助成事業者 からの請求書(別記様式第5号)に基づき、助成金を交付する。 (交付の取消) 第11条 助成事業者が不正に助成金の交付を受けたことが判明した場合は、当該助成金の交付決 定の一部または全部を取り消すものとする。この場合、助成事業者は、当該取消に係る助成金に 相当する金額を速やかに返還しなければならない。 (関係書類の整備) 第12条 申請者は、助成金に係る収入及び支出を明らかにした帳簿及び証拠書類を整備し、事業 完了年度の翌年から5年間保管すること。 (事業の終了) 第13条 助成金の交付額が当該年度の予算額に達した場合は、その時点でこの事業を終了する。 (「とちぎ旅ネット」 (法人用ページ:http://www.tochigiji.or.jp/business/)にて終了を掲載する) (その他) 第14条 この要綱に定めのない事項については、会長が別に定めるものとする。 附 則 この要綱は平成27 年6月1日から施行する。 別 表 栃木県内エリア区分 (第3条関連) 県内エリア 対象地域 日光エリア 日光市 那須エリア 大田原市、矢板市、那須塩原市、塩谷町、那須町 県央エリア 宇都宮市、鹿沼市、さくら市、那須烏山市、上三川町、 高根沢町、那珂川町 県南エリア 足利市、栃木市、佐野市、小山市、下野市、壬生町、野木町 県東エリア 真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町
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