やまぐち貸切バス観光促進事業助成金交付要綱 一般社団法人 山口県

やまぐち貸切バス観光促進事業助成金交付要綱
一般社団法人
山口県観光連盟
(趣旨)
第1条 この要綱は、一般社団法人山口県観光連盟が(以下「連盟」という。)が実
施する、やまぐち貸切バス観光促進事業(国内誘客)助成金(以下「助成金」という。
)
の交付について必要な事項を定めるものとします。
(目的)
第2条 この助成金は、山口県外からの貸切バスを利用した観光客の誘致促進のため、
国の「地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金」を活用し、貸切バスを利用する
旅行に係る経費負担を軽減することにより、観光交流人口の拡大、消費喚起を図るこ
とを目的とします。
(助成対象)
第3条 貸切バスを利用して旅行をする旅行者の経費負担軽減のため助成は、道路運
送法(昭和 26 年法律第 183 号)第3条第1号ロに掲げる事業を営む者として同法第
4条に基づく許可を受けている一般貸切旅客自動車運送事業者(以下「貸切バス事業
者」という。)へ助成することにより、旅行者に対し間接的に行います。
(助成対象事業)
第4条 旅行業法(昭和 27 年法律第 239 号)第3条に基づく登録を受けている者(以
下「旅行業者」という。)が、旅行申込者からの依頼により旅行の計画を作成する同
法第2条第4項の規定による企画旅行契約(以下「受注型企画旅行」という。)で、
事前に連盟会長(以下「会長」という。)と協議し、会長が承認した受注型企画旅行
とします。
(助成要件)
第5条 助成要件は、次のいずれにも該当するものとします。ただし、他の助成事業
との重複は認めません。
(1)この要綱の施行日以後に、契約を締結した旅行であること。
(2)貸切バス事業者が供する貸切バスにより旅客を運送すること。
(3)旅行の出発及び帰着が山口県外であること。
(4)平成 28 年 3 月 31 日までに山口県内の宿泊施設に宿泊すること。
(5)山口県内の観光施設の観覧をすること。
(6)国の「地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金」を活用した事業であるこ
とを明らかにし、助成額を認知できるようにすること。
(7)以下のいずれかに該当する場合は助成対象としない。
ア 旅行が山口県への観光を目的とするものでないこと(宗教活動、政治活動、
興業、大会参加等の観光以外を目的とするもの、その他、公序良俗に反する内
容であると判断されるもの。)。
イ その他、会長が不適当であると認めるもの。
(助成額)
第7条 助成額は、助成対象として決定した旅行について、以下の区分に応じた額、
または貸切バス運賃・料金の2分の1の額のいずれか低い額とします。
ただし、2分の1の額に 1,000 円未満の端数が生じた場合には、これを切り捨てる
ものとします。
利用する貸切バスの区分
助成金額
山口県内に主たる事務所を有 バス1台につき、貸切バス利用に係る山口県内滞在
する貸切バス事業者
日数に 30,000 円を乗じた額
その他の貸切バス事業者
バス1台につき、貸切バス利用に係る山口県内滞在
日数に 20,000 円を乗じた額
※1 山口県内滞在日数は、山口県内宿泊日数に1日を加算した日数とします。
※2 貸切バス利用に際しては、道路運送法上の営業区域を遵守してください。
(助成金の交付申請手続)
第8条 この助成金の交付の手続きは、以下に定めるとおりとします。
(1)利用申込み
助成金により、貸切バスを利用して旅行し、経費負担の軽減を受けようとする旅
行申込者は、旅行を催行しようとする旅行業者に利用申込確認書(様式1号)を提
出してください。
旅行業者は、この助成金が、国の「地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金」
を活用したものであること、及び助成相当額を旅行者に説明し、確認欄に記名押印
の上、利用申込確認書(様式1号)を添付して、貸切バス事業者へ配車申込みをし
てください。
(2)助成金の交付協議
(1)の配車申込みを受け、助成金の交付を受けようとする貸切バス事業者(以
下「申請者」という。)は、助成金交付協議書(様式2号)に(1)の利用申込確
認書、行程表等の旅程が確認できる資料及び貸切バス運賃・料金が確認できる資料
を添付し、旅行催行の14日前までに、会長に提出してください。
会長は、助成金交付協議書(様式2号)を受理したときは、内容を審査の上、諾
否の決定を行い、申請者へ通知します。通知を受けた申請者は、旅行業者を通じて
旅行申込者へ諾否を連絡してください。
(3)助成金の交付申請及び請求
旅行催行後、申請者は、(2)の協議において会長が承諾した助成対象案件を月
単位で取りまとめの上、助成金交付申請書兼請求書(様式3号)及び実施報告書(様
式4号)に、宿泊証明書(様式5号)、催行後の旅程が確認できる資料及び貸切バ
ス運賃・料金が確認できる資料貸切バス運賃・料金が確認できる資料を添付して、
原則として翌月10日までに、正副2通を会長に提出してください。なお、期限ま
でに提出されない場合は、助成金を受領する権利を自ら放棄したものとみなすこと
があります。
(4)助成金の交付の決定、額の確定及び交付
会長は、(3)の申請及び請求があったときは、内容を審査し、事業が適正に実
施されていると認めるときは、予算の範囲内で、助成金の額の確定し、交付します。
(事業の変更等)
第9条 申請者は、助成事業の内容を変更する場合、または予定の期間に事業が完了
しないと見込まれる場合、若しくは事業が中止となる場合は、速やかに変更・中止承
認申請書(様式第6号)を提出し、会長の承認を受けてください。
(助成金交付決定の取消)
第 10 条 助成金の交付協議後、交付決定後及び額の確定後においても、申請、報告
内容に虚偽が認められるときは、会長は、原則として当該決定を取り消すこととし、
既に助成金が交付されているときは、その返還を求めることとします。
(アンケート調査への協力)
第 11 条 申請者は、事業効果の測定等のため、旅行申込者に対し、別に定めるアン
ケート調査を実施し、会長に提出してください。旅行申込者、旅行業者はアンケート
調査の実施に協力してください。
(その他)
第 12 条 この要綱に定めのない事項については、会長が別に定めるものとします。
附則
この要綱は平成27年
6月22日から施行します。