WINNERS ウェイ）などのVASコンポーネントがクラウド・ネットワークに統合された。 VASクラウド・ソリューションの導入後、テレフォニカUKのTCO（Total Cost 2014年のMWCでMoUを締結するテレフォニカのグローバル CTOエンリケ・ブランコ・ナダレス氏（左）とファーウェイの取締役副会長兼輪番 CEO 胡厚崑（ケン・フー） of Ownership：総所有コスト）は約30% 低減し、とりわけO&M（ Operation and ビジネ Maintenance：運用保守管理）、ス管理、サービス・ガバナンスの分野で効果を発揮した。テレフォニカがこのプロジェクトから得た最大の収穫は、全世論理リソース・プールに集約することで、高い効率性と拡張性、柔軟性を備え、コストの大幅な削減とROI（ Return on 界の20 以上のサブネットに適用可能なグローバルな管理を実現する。これによシステム標準を策定できたことだ。分散り国ごとにサイロ化したITシステムに起 Investment：投資収益率）の向上をもた型クラウド・データセンターは、標準化さ因するさまざまな弊害が解消され、世界らしたテレフォニカのUNICAインフラストれたコンポーネントによってインフラスト 30 か所以上に分散するテレフォニカのラクチャは、ビジネス・ネットワークのクララクチャを簡素化し、すべてのソフトウェ全データセンターでリアルタイムな管理ウド移行を計画するすべての通信事業者ア、ハードウェア、人的資源を一元化したと新サービスの展開が可能になった。が参考にすべき事例と言えるだろう。 BEING IN T EGRATED ファーウェイ・ジャパンの法人向け ICT ソリューション Our Customer ファーウェイのクラウド・データセンター・ソリューション日商エレクトロニクス株式会社ファーウェイ拡張型 API OpenStack API 管理API 株式会社サイバーエージェント FusionSphere OpenStack ノースバウンド・インターフェースファーウェイの拡張機能クラウド・サービス、スケジューラー API、 Our Partner ファーウェイ・ジャパンは 2012 年に法人ビジネス事業本部を立ち上げ、IT 、企業ネットワーク、UC&C 他社製仮想インフラファーウェイ製仮想インフラ仮想仮想仮想コンピューティングストレージネットワーク Fusion Compute Fusion Storage FusionManager Fusion Network ヘテロジニアス物理インフラストラクチャサーバーストレージ本格化しました。日本企業のお客様に価値あるソリューションをお届けするため、日本市場を熟知したシステム・インテグレーター各社と戦略的パートナーシップを築き、お客様のニーズにマッチした革新的な製品・このコーナーではファーウェイ製品をソリューションを提供する「Being Integrated」戦略を掲げています。統合型 O&M ご採用いただいたお客様の事例と、ともに課題解決を実現したパートナーからのコメントをご紹介します。第 1 回は、ブログをはじめとする多くのコミュニティ・を使ったプライベート・ウェア『Clover（クローバー）』の向上を実現し、ハイブリッド・クラウドへの進化をエンド・サービスやゲームなどを提供するインターネット・クラウド環境に1Uラック・サーバー『HUAWEI Fusion たファーウェイのクラウド・データセンター・ソリューションツー・エンドでサポートします。これまでに42の国と地域で、政サービス『 Ameba（アメーバ）』にファーウェイ製品をを導入して Server RH1288 V2（以下、RH1288 V2）』は、データセンターの物理リソースと仮想リソースの統合、府や公共サービス、通信、エネルギー、金融、運輸、医療、教ご採用いただいている株式会社サイバーエージェントいます。今回これらの製品を同社に提案してくださっサービス・プラットフォームの最適化、パブリック・クラウドと育、メディア、製造業など多種多様な業種のお客様にご利用の事例です。同社は Ameba にファーウェイの PCIe たのが、2013 年よりファーウェイ・ジャパンの戦略プライベート・クラウドの構築、ITインフラストラクチャの価値いただいています。『ES3000 V1（以下、ES3000）』を活用して SSDカードパートナーの1 社として協業している日商エレクトロいるほか、運用の自動化を実現する独自開発のソフトニクス株式会社です。 OpenStackベースのクラウドOS『FusionSphere』を採用し 18 ネットワーク&セキュリティサービス自動化（ Unified Communication & Collaboration ）の3 分野を主力とする法人向けICTソリューション事業を / APR. 2015 / APR. 2015 19 インターネット・サービス『Ameba 』を支えるファーウェイ製品抜群の高性能、故障率 100 台中 0 . 3 台の安定性が導入の決め手インターネットファイアウォール、コアスイッチコンピュートノードエリアフィジカルマシンエリア『ES3000 V1』ウド、パブリック・クラウドという3 種類のまた、怡土氏は「当社は、米国を中心には、故障発生件数が極端に少ないことを環境を整備しています。今後は、オンプレ外資系メーカーのサーバーを導入して高く評価し、子会社のサムザップが提供ミス環境において、物理環境をできるだいるケースが多く、大きなトラブルが生じするスマートデバイス向けリアルタイムけ小規模にして、代わりにプライベート・た場合、米国本社のサポートを待たなけバトルRPG『戦国炎舞』の物理サーバークラウドの利用を促進していきます」と、ればならず、問題の解決まで多大な時間環境でも50 台のRH 1288 V 2を導入する方針を示します。プライベート・クラウドがかかることもありました。ファーウェイ・ことを決めました。が主流になった場合、システム運用の効ジャパンのサポートには満足しています率化、コスト・パフォーマンスのよさが必し、今後は本社が中国なので他社よりも要となります。平野氏は、「ファーウェイ距離が近いという点で、さらに迅速で質サイバーエージェントのシステム構成製品には、高密度、低電力、新生代 CPU の高いサポートを提供してもらえることとして、怡土氏は「当社は、社内システムへの迅速な対応に期待したいですね」とでしょう」と期待を込めます。『HUAWEI FusionServer RH1288 V2』マークを行ったところ、44 万 IOPSと、他社製品と比べて2倍以上の数値を記録しパートナーの視点～日商エレクトロニクス性能と品質における競争力を評価インターネット広告代理店として1998 ました。「ブログのタイムライン配信に使年に設立されたサイバーエージェント用し、レプリケーション遅延の解消につサービスの性質上、サーバーやストレー期待と信頼に沿うものだったと言います。は、いまでは A m e b a 関連事業やインながりました。レイテンシは、導入前と比ジの安定性と信頼性は最重要事項です。「営業担当者も技術者も、対応が非常ターネットメディア事業など、ビジネスと平野氏。べて10 分の1になっています」今回サイバーエージェント様にご採用いに迅速で柔軟なので助かりました。お客の幅を広げています。特に、Amebaは昨現在では、21 台のサーバーでES 3000をただいた2製品は、検証段階から安定した様が納得いくまで製品を検証できるよう年 9 月に 1 0 周年を迎え、利用者数が採用しています。性能を発揮し、われわれも自信を持って手配してくれただけでなく、コストと技術おすすめすることができました」（岸野氏）の両面でお客様のご要望を満たすため「とはいえ、ファーウェイの企業向けに尽力してくれました。こうした誠意が伝 4 , 0 0 0 万人を突破。国内屈指のインターネット・サービスとして名を馳せて / APR. 2015 さとなっています。サイバーエージェント出典：『週刊BCN』 2015年3月9日号撮影：長谷川博一ベンチマークで44万IOPSを記録 20 語ります。ファーウェイ製ファーウェイ製サーバー ES3000 搭載ラック搭載ラックサイバーエージェントがファーウェイの『ES3000』『RH1288 V2』を活用して構築しているシステム株式会社サイバーエージェントインフラ＆コアテク本い　と部マネージャー怡土研也氏（左）、同本部プラット同社のシステムを運用フォームユニット平野智洋氏。している50人体制のインフラ＆コアテク本部において怡土氏は中枢を担っている。平野氏は主にプライベートクラウド環境の運用を担当として、オンプレミス、プライベート・クラ迅速なトラブル対応に期待クラウド・コントローラーファーウェイ製サーバー搭載ラックに対して、ファーウェイ製品は0 . 3 台の低ラック・サーバー200台を採用います。 ES 3000を導入して高性能であること ICT 製品はまだ日本のお客様にはなじみわり、お客様の安心感につながったと思そのAmebaの大規模なシステムを支を認識したサイバーエージェントは、ラッが薄いため、製品をご紹介するにあたっいます」（岸野氏）えている製品のひとつが、2013 年秋ごろク・サーバーでもファーウェイ製品を採から導入されたES 3000です。怡土氏は、用することを決断しました。そこで目をつ日商エレクトロニクス株式会社マーケティング本部 SODCグループチーフ　真木吉人氏（左）サービスプロバイダ第二営業本部第一営業部第二グループチーフ　岸野浩之氏（右）ては、まずファーウェイという企業につい「製品の初出荷時にはファーウェイのて知っていただき、信頼を獲得することチームが当社社員とともに倉庫で点検・が不可欠です。今回は弊社からの提案で出荷作業に汗を流し、1日で100 台以上「当社のシステム運用のコンセプトは、徹けたのが、『Intel Xeon E5-2600 V2』底した業務効率化と低コスト化。システのプロセッサーを2基搭載可能で768GB これまで米国系ベンダーの製品を中心お客様に開発環境や生産管理体制を中も出荷することができました。サイバーム担当者が常に新しい製品を探していまの最大メモリと12TBの内蔵ストレージをに日本の企業向けにICTソリューション国の現地でご覧いただき、他社と比較しエージェント様のようなインターネット企す。その中で、ファーウェイ製品に出会い備えたRH1288 V2でした。導入したのはを提供してきた日商エレクトロニクスは、てもまったく遜色ないベンダーだと実感業ではスピード感が大事なので、短納期ました」と経緯を振り返ります。あるメー 2014 年の春。現在では、200 台ほどの 2013 年のパートナーシップ締結によっしてもらうことができました」（真木氏）化の実現に努力してもらえたのはありがファーウェイ社員の対応も、お客様のたかったです」（真木氏） ® ® カーの S S D カードが故障したことで RH1288 V2を運用しています。てファーウェイ製品を取り扱うことになり ES3000にリプレースすることになったの平野氏は、「プライベート・クラウドでました。ですが、「導入を決めたのは、他社製品と最も重要なポイントは、停まらないシステ「現在、弊社が注力しているインター比べて抜群に高性能だったから」と、平ムであるということ。他社製品と比べて故ネット系企業では、事業の成長に合わせ野氏は評価します。障率の低い点が採用の決め手になりまして常にシステムの拡張・増強のニーズが実際のシステムでは、1 台のサーバーた」と述べます。実際、100 台あたりの故あります。その際、コストはもちろん、多くに2 枚の ES 3000を挿して構築。ベンチ障発生件数は、他社製品の1 . 0 ～ 1 . 3 台のエンド・ユーザーが利用するウェブ・ファーウェイ・ジャパンはこのほかにも複数のパートナーと、開発から販売、サポートまで含めた密接な協業体制を築き、お客様のニーズにお応えしています。ファーウェイの法人向けICTソリューションについては、ウェブサイトもあわせてご覧ください。 / APR. 2015 21