本参考資料は 2015 年 2 月 25 日(現地時間)に中国・深圳で発表されたプレスリリースの翻訳版です。 <参考資料> 2015 年 3 月 2 日 華為技術日本株式会社 ファーウェイ、5G 向け新無線インターフェース技術を発表 ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は 2 月 25 日、第 5 世代携帯電話シ ステム(5G)向けに開発された一連の新無線インターフェース技術を Mobile World Congress (MWC) 2015 で公開することを発表しました。 昨今、通信業界で多くの注目を集めている 5G は、スペイン・バルセロナで開催される MWC 2015 において最も話題を呼ぶトピックとなると予想されています。モバイル・インターネットと、 2020 年以降に広く普及すると予測される IoT(Internet of Things:モノのインターネット)に対する ニーズが飛躍的に高まるなか、5G に関わるさまざまなイノベーションが生み出されており、通信ト ラフィックの 1,000%もの増加に対応することで、最高のユーザー・エクスペリエンスを実現すると 期待されています。このような 5G システムには、画期的な無線インターフェース技術、ネットワー キング技術、ネットワーク・アーキテクチャが不可欠ですが、これら開発途上の技術のなかでも最 も重要かつ基礎的な技術となるのが次世代無線インターフェース技術です。 ファーウェイの 5G R&D チームは、次世代技術の研究開発に重点的に投資してきた結果、5G 無 線インターフェース技術、無線アクセスの仮想化技術、新しい RF(Radio Frequency)技術におい て特筆すべきブレークスルーを達成しました。また、同社が提案する新無線インターフェース技術 のなかでも、自己適応型/ソフトウェア定義型の無線インターフェース設計、すなわち SCMA (Sparse Code Multiple Access)をベースとした非直交アクセス技術や F-OFDM(FilteredOrthogonal Frequency Division Multiplexing:フィルター直交周波数分割多重)が、最も重要性 の高いものです。ファーウェイがこのような技術の概念プロトタイプを検証した結果、新しい無線イ ンターフェース設計でスペクトル効率や接続性が向上できるほか、遅延が減少し、IoT 向けにカス タマイズした環境や仮想現実のような大量の帯域幅を必要とする通信ネットワークの構築が容易 になることが確認されています。 また、ファーウェイは MWC 2015 で 5G の無線インターフェース・アーキテクチャも発表予定です。 このアーキテクチャは、マルチパス・フェージング・キャンセレーションと広帯域幅を特徴とする全 二重プロトタイプ技術に対応可能であることが実証されています。テスト結果から、このまったく新 1 しい二重化メカニズムによってスペクトル効率が 200%向上することがわかっており、これにより TDD と FDD の 2 方式の将来的な統合に向けた確固たる基盤ができることになります。 ファーウェイは次世代無線技術にイノベーションをもたらすリーディング・カンパニーとして、2018 年までに 5G の研究開発とイノベーションに対し 6 億米ドル(約 714 億 9,000 万円※)を投資する ことを決定しており、5G 技術のエキスパート 300 名からなるチームを設置しているほか、世界 9 か所で 5G に関する研究開発を実施しています。ファーウェイの画期的な 5G イノベーションは、 未来のモバイル技術の発展を牽引していきます。 MWC 2015 は、3 月 2 日から 5 日にかけてスペイン・バルセロナで開催されます。ファーウェイは 会場となる Fira Gran Via のホール 1 とホール 3 で最新の製品とソリューションを展示する予定で す。詳細については以下のウェブサイト(英語)をご参照ください。 http://www.huawei.com/minisite/mwc2015/preview/en/ ※1 米ドル=119.15 円で換算(2015 年 2 月 27 日現在) 【ファーウェイについて】 ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、世界有数の ICT ソリューション・プロバイダーであ り、1987 年に中国・深圳(シンセン)に設立された従業員持株制による民間企業です。「通信技術を通じて人々の 生活を豊かにする」というビジョンのもと、お客様志向のイノベーションとパートナーシップにより、通信・企業ネット ワーク、端末、クラウド分野にわたり、お客様の競争優位性を高めるエンド・ツー・エンドの ICT ソリューション・ポー トフォリオを確立しています。ファーウェイの 17 万人におよぶ従業員は通信事業者、企業、消費者の皆様へ最大 の価値を提供すべく尽力しており、競争力の高いソリューションとサービスを 170 か国以上で提供し、世界人口の 3 分の 1 にもおよぶ人々の ICT ソリューション・ニーズに応えています。 日本法人(ファーウェイ・ジャパン)は 2005 年に設立され、日本市場のニーズに応えるべく幅広い製品ならびにサ ービスを提供しています。詳しくは、当社ウェブサイト:www.huawei.com/jp/、フェイスブック: www.facebook.com/HUAWEI.JAPAN、ツイッター:twitter.com/HUAWEI_Japan_PR、LINE:‘ファーウェイ’で検 索、YouTube:http://www.youtube.com/user/HuaweiDeviceJP をご覧ください。 2
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