大阪大学基礎工学部情報科学科4年 吉田 拓真 背景 |メタゲノム分類 リードがランダムに取り出される 微生物種ごとに分類したい |単純ベイズ分類器 リードを最も由来している可能性(スコア)が高い微生物に分類する -従来手法 -提案手法 微生物ゲノムを分割せず分類 リードのスコアが微生物ゲノムの大き さに依存しがち 微生物ゲノムを分割してから分類 ある程度微生物ゲノムの大きさに依存 しなくなった 2つの手法はどのように違うか? 比較 |多次元尺度構成法 多次元空間上の点を,各点の距離関係をある程度保持したまま平面上にプロットする |手順 従来手法と 提案手法の 差分 1. 従来手法と提案手法において,ある メタゲノム環境での分類リード割合 を,微生物ごとに計算 2. 分類リード割合を距離として多次元 尺度構成法を適用 ゲノムサイズ小 ○:グループ1 △:グループ2 +:グループ3 ×:グループ4 ゲノムサイズ大 |結果・考察 提案手法と従来手法の差分では,両 手法のもとの図の特徴(形,外れ値)が そのまま現れた. 両手法は相当に異なる手法だと言え そうである. 提案手法 従来手法 ※多次元尺度構成法関連図表はjupiter上のshiny-serverでも公開中http://192.168.1.86:3838/t-yosida/mds_view/ 今後の課題 |比較結果の疑問点の解明 多次元尺度構成法の図において2直線上に各点がプロットされている → 何によるものなのかの特定
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