相談援助の理論と方法Ⅱ

科目名・科目番号
(024721)
相談援助の理論と方法Ⅱ
社会福祉・選択 履修年次
学科等
教員名
松浦 信二 曜日・時限等 金曜2時限・後期 単位数
オフィスアワー
2
2
火曜日・4時限 B326研究室
授業概要
とねらい
相談援助における展開過程の流れについて学び、インテークからアセスメント及びプランニングそしてイ
ンターベンション、さらにモニタリングの意義や内容そして目的について理解する。相談援助の技法とし
て、アウトリーチの意義と目的及び契約の技術について理解する。相談援助の展開過程において重要なア
セスメントの特性及びアセスメントツールについて理解する。介入(インターベンション)の意義と目的
について学習し、介入の方法と留意点について理解する。
到達目標
①アセスメントの内容・目的について理解できるようになる。②援助計画の目標設定が理解できるように
なる。③モニタリングの目的・対象・方法が理解できるようになる。④アウトリーチの意義と目的が理解
できるようになる。⑤ソーシャルワークにおけるアセスメントができるようになる。⑥介入(インターベ
ンション)の方法が理解できるようになる。
準備学習
相談援助の理論と方法Ⅰで学んだ相談援助の意義・ソーシャルワークの機能と構造、社会資源、ニーズのとらえ方、
人と環境の相互作用、相談援助の展開過程について事前に復習をして下さい。
授業内容
回
行動目標
相談援助の展開過程Ⅰ・問題把握か アセスメントの内容について学習し、クライエントの主訴とニーズを理解し問題
把握を通してニーズを確定する。
1 らニーズ確定まで
相談援助の展開過程Ⅰ・ニーズ確定 アセスメントのための情報収集の内容について学習し、人と環境という視点に
立って問題解決のために必要な情報について理解する。
2 から事前評価(アセスメント)
相談援助の展開過程Ⅰ・目標設定か 支援目標を設定し目標を解決するための支援計画(プランニング)の作成まで
を学習し、支援計画の作成の方法を理解する。
3 ら支援の計画(プランニング)
相談援助の展開過程Ⅱ・経過観察
モニタリングの目的・対象・方法・内容について学習し、再アセスメントへつな
げていく考え方・視点・方法について理解する。
相談援助のためのアウトリーチの技
アウトリーチの意義と目的について学習し、クライエントを積極的に支援してい
くアウトリーチの機能と方法について理解する。
相談援助のためのアセスメントの技
アセスメントの特性、援助関係、面接について学習し、アセスメント面接におけ
る専門的援助関係について理解する。
相談援助のためのアセスメントの技
アセスメントの際の留意点とアセスメント項目について学習し、情報の整理・分
析について理解する。
4 (モニタリング)
5 術・アウトリーチとは何か
6 術・アセスメントの特性
7 術・アセスメントツール
授業計画
相談援助のための介入の技術・介入 クライエントの問題解決に向けて具体的に働きかける介入の意義と目的につ
いて学習し、介入の方法と留意点について理解する。
8 の意義と目的
相談援助のための経過観察(モニタリ クライエントの問題解決に向けて適切な援助が計画通り実施されているのかを
経過観察するモニタリングの方法について理解する。
9 ング)・再アセスメント
相談援助のための経過観察(モニタリ 再アセスメントの意義と内容について学習し、再アセスメントの手順と援助の方
法・効果測定について理解する。
10 ング)・再アセスメント
相談援助のための面接技術・面接の 相談援助における面接の目的及び特性について学習し、相談援助における
面接の基本姿勢・面接の展開について理解する。
11 目的・面接の特性
相談援助のための面接技術・面接に 面接において用いる技術として、観察・傾聴・共感(共感的理解)・支持・質
問・焦点づけと方向づけのための基本的応答技法について理解する。
12 おいて用いる技術
相談援助のための面接技術・面接の 相談援助における面接の形態として、面接の構造について学習し、生活場面
面接・居宅訪問面接の特性について理解する。
13 形態
相談援助のための記録の技術・記録 相談援助における記録の意義と活用目的について学習し、記録の種類と活
用、記録の方法とIT化について理解する。
14 の意義と活用目的
相談援助のための交渉の技術・交渉 相談援助における交渉の意義と目的について学習し、エンパワメントの原則
やコミュニケーション技術について理解する。
15 の意義と目的
成績評価の
方法・基準
学期末試験(60%)、授業中の課題レポート(20%)、授業態度(20%)により総合的に評価する。
書名
教科書
教員からの
メッセージ
発行所
新社会福祉士養成講座7「相談援助の理論と方法Ⅰ」 社会福祉士養成講座編集委員会 中央法規出版
書名
参考図書
著者
著者
社会福祉士シリーズ7「相談援助の理論と方法Ⅰ」 柳澤孝主・坂野憲司
発行所
弘文堂
授業の進度、その他必要に応じてこの授業内容を変更することがあります。成績評価の結果に対する質
問、相談のある学生は、B326まで来て下さい。追・再試験を実施します。