科目名・科目番号（024141）相談援助の理論と方法Ⅰ 社会福祉・必修履修年次学科等教員名松浦　信二曜日・時限等金曜2時限・前期単位数オフィスアワー 2 2 火曜日・４時限　Ｂ３２６研究室授業概要とねらい相談援助とは何かについてソーシャルワーカーの具体的な援助事例を通して学び、相談援助の定義及び構造と機能を理解する。ソーシャルワーカーの援助の視点である「人と環境の相互作用」について学習し、信頼関係に基づく専門的援助関係について理解する。相談援助の展開過程の流れについて学び、インテークからアセスメント及びプランニングそしてインターベンション、さらにモニタリングの意義や内容や目的について理解する。到達目標 ①相談援助とは何か、定義や構成要素について理解できるようになる。 ②ソーシャルワーカーの職場及び所属する組織について理解できるようになる。 ③相談援助の機能と構造について理解し、ソーシャルワーカーの役割について説明ができるようになる。 ④信頼関係に基づく専門的援助関係について学習し、バイスティックの原則が理解できるようになる。準備学習社会福祉における全般的な基本事項を整理し、社会福祉施設や機関、社会福祉専門職、社会福祉法制度の歴史及び社会福祉援助技術の体系について事前に学習して下さい。授業内容回行動目標相談援助とは何か、ソーシャルワーク相談援助とは何かについて学習し、ソーシャルワークの定義と役割について理解する。 1 の定義ソーシャルワークの構成要素、ソー 2 シャルワークの目的・価値ソーシャルワークの構成要素として、目的、価値、知識、方法・技能、倫理綱領について理解する。ソーシャルワークの職場、ソーシャルソーシャルワークの仕事の分類を通して、地域と施設のソーシャルワーカーの職場及び所属する組織について理解する。 3 ワーカーが所属する組織相談援助の機能と構造・ソーシャル 4 ワークの構造ソーシャルワークの構造について、「人と環境の相互作用」やストレングス及びエンバワメントについて理解する。相談援助の機能と構造・社会資源にソーシャルワークにおける社会資源について解説し、フォーマル及びインフォーマルな社会資源の構造について理解する。 5 ついての見方相談援助の機能と構造・ソーシャルソーシャルワークにおけるニーズとは何かについて学習し、社会生活ニーズ・サービスニーズについて理解する。相談援助の機能と構造・ソーシャルソーシャルワークの過程からとらえた機能について学習し、ミクロ・メゾ・マクロによるソーシャルワーカーの役割について理解する。人と環境の相互作用・実践におけるソーシャルワークにおける「人とその環境」の相互作用という独自の概念を把握し、人にとっての環境の意味について理解する。人と環境の相互作用・人と環境の全ソーシャルワークにおける視点として、人と環境を分割せずに全体的にとらえる重要性について理解する。 6 ワークにおけるニーズ 7 ワークの機能授業計画 8 人と環境 9 体性・システム理論相談援助における援助関係・援助関ソーシャルワークにおける専門的な援助関係について学習し、信頼関係を形成するための援助者としての基本的な態度について理解する。 10 係の意義・質と交互作用相談援助における援助関係・ソーシャソーシャルワーカーが準ずる原則として、個別性の尊重・非審判的態度・共感的理解・秘密保持・自己決定について理解する。 11 ルワーカーが準ずる原則相談援助における援助関係・ソーシャソーシャルワーカーの技法として、コミュニケーション・面接技法について学習し、援助者の機能・役割について理解する。 12 ルワーカーの技法・面接技術相談援助の展開過程Ⅰ・相談援助の相談援助の展開過程の流れについて学習し、展開過程の目的と対象及び相談援助のプロセスについて理解する。 13 展開過程の流れ相談援助の展開過程Ⅰ・相談援助の相談援助の構造として、ソーシャルワークの価値・ラポールの形成・情報収集・クライエントとの共働作業について理解する。 14 構造相談援助の展開過程Ⅰ・ケース発見・ケース発見から受理面接（インテーク）について学習し、ケース発見の留意点や受理面接の内容について理解する。 15 受理面接（インテーク）成績評価の方法・基準教科書参考図書教員からのメッセージ学期末試験（60％）、授業中の課題レポート（20％）、授業態度（20％）により総合的に評価する。書名著者新社会福祉士養成講座７｢相談援助の理論と方法Ⅰ｣社会福祉士養成講座編集委員会中央法規出版書名著者発行所社会福祉士シリーズ７「相談援助の理論と方法Ⅰ」柳澤孝主・坂野憲司発行所弘文堂授業の進度、その他必要に応じてこの授業内容を変更することがあります。成績評価の結果に対する質問、相談のある学生は、B326まで来て下さい。追・再試験を実施します。