上：最大60mの大スパンが可能な「ティオ」下：デザイン性が高い「ラフィット」住金システム建築豊富な商品バリエーションと地域密着型の販売ネットワークで顧客ニーズに応える旧住友金属工業から分社化して独立した住金システム建築。需要の多いゾーンをフルカバーする商品バリエーションを持ち、地域密着型の販売ネットワークで事業拡大を図る。屋・２階建ての自由設計型シス型システム建築「ティオ」、平ションにある。平屋専用の規格その豊富な商品バリエーにも対応。規模も３００〜数万タイプから意匠の高いデザイン物にも対応し、シンプルな規格テム建築だが、同社では中層建る。平屋のイメージが強いシス要の多いゾーンをフルカバーす「ラフィット」の３商品が、需金システム建築の特長は、建ての中低層向けシステム建築ジネスモデルを構築して、黒字 “事業育成期”として独自のビ説明する。その後年にかけてころをターゲットに考えた」とズもあると考え、棟数の多いと土地の狭い日本は中低層のニーム建築は平屋が主流だったが、取り組んだ。米国発祥のシステる３商品の開発に総力を挙げて住テム建築「トレオ」、３〜６階平方㍍までと幅広く、間口㍍の大スパン建築も手掛ける。棟数の多い分野をターゲットに３商品開発化を達成。年に経営効率化推進のため分社化した。年度は平方㍍まで受注実績を伸ばして２５９棟、施工床面積・９万同社の商品の強みは、システム範囲の広さにもある。主体ときている。テム建築部である。加藤真一なる、「鉄骨・屋根・外装」に加同社の事業母体は旧住友金属工業（現・新日鐵住金）のシス郎・代表取締役社長は、「１９９のある同行営業を行いながら、えて、型枠工と鉄筋工が不要な信頼関係につながるサービスを７〜２００２年の５年間、厳しため標準的な規格商品では圧倒「基礎システム」を全商品で保的な価格競争力を誇り、「この３地域ごとに展開しています」い事業環境の中で“事業開発トプランニングが容易になる。年間、在来工法の坪単価は３割有しているのだ。そのためコスさらに、同社が基礎を含めて工期”として現在の事業の礎とな事込みで対応するため、元請け近く上昇したが、当社では約そこで大きな武器となってい４％に抑えられている」という。るのが、「自動見積システム」にあるゼネコンや設計事務所から含めた詳細な見積もりを数パタのコストプランニングが正確・定を受けるような時代になっても上がり、発注者から工法の指「最近はシステム建築の認知度実質的な技術屋集団。初建築会の会員を対象とした研修も同社の特長だ。住金システム顧客の最新ニーズを常に探究し、それを商品開発に生かすのも一定の価格競争力を持つ強み黒字を維持した同社。不況時で独自のビジネスモデルを構築し、リーマンショック直後でも自由設計タイプ事務所兼工場よる時間以内の迅速かつ正確な見積もり対応だ。在来工法の場合、見積もりは最低でも２週間程度かかり、しかも１パターンしか提出できないケースがほとんど。同社では部材製造では、自社工場を持たの信頼感が増し、販売ルートがーン出せるため、会員である建げ、実際に現場にフィードバッ迅速にできるため、建築主の予期の段階から案件に関わ会を年２回開催し、「何に困って TEL: 03-6860-7364 URL: http://www.sumikin-sysken.co.jp/ は現場管理者の負担も少なくて時間以内の迅速な見積もり対応同社の販売ルートが飛躍的に伸びたのは、年の元請け事業ないファブレス体制だが、拡大拡大したのだ。ゼネコン、設計設会社は他に先んじて発注者と算に合った的確な設計が可能とり、構造設計や施工面でを生かしながら、さらなる事業〒105-6133　東京都港区浜松町2-4-1世界貿易センタービル33階済む。また、新日鐵住金から鋼材の大半を安定供給され、日鉄住金物産からは与信審査や物件紹介の支援があるなど、グループ会戦略が取りやすい、固定費負担事務所、商社などで構成される時間以内に、基礎システムをが少ない、商品開発や改良が容効率よく商品やサービスの開発めるまでになっている。きた。米国ほどではないが、国同社の販売額の％を占「当社では、積極的に地なり、入札時の不調率が極めて内需要は現状の３〜５倍はあると見込んでおり、厳しい価格競争の中でも成長を維持させるためには、企業ブランドの確立がの全面的なサポートはもいるのか」「どのような商品が不可欠」と加藤社長は語る。ちろん、高度なＶＥ提案全国で研修会を開催顧客の最新ニーズを探究低くなっているという。方営業拠点（年５月時や改善が実現できるからである。約率が高くなる。また会員であクする。社内で考えるよりも、築会」は１２１２社（話を進めることができ、物件成ティオの拡大を見据えている。株式会社住金システム建築代表取締役社長欲しいのか」という声を吸い上中低層タイプ専門学校校舎問い合わせ先福祉系住居系事務所系学校舎系店舗系体育館系 24 や発注者に対する一体感んどが建築技術出身で、当社の営業マンは、ほとービスを推進しています。るなど、地域密着型のサ点で事業所）を整備す 15 94 年３月末現在）に拡大し、る設計事務所にとっても、初期 15 ネットワーク「住金システム建 QFU QFP （直接基礎タイプ）（杭基礎タイプ）易などメリットが大きい。その幅広い商品を展開する住金システム建築では、建物用途やニーズに合わせた連続フーチング基礎タイプさまざまなタイプの基礎シトレオトレオステムを保有し、差別化を図っている。熟練した型枠工や鉄筋工を必要としないので、短工期・ローコストを実現する。倉庫系 46 14 60 06 トレオ有料老人ホーム社のバックアップも強みの一つ。撤退がきっかけだ。主要顧客で 05 17 平屋専用タイプ精密機械加工工場 24 24 07 ラフィットシステム建築ティオ建物タイプによって異なる基礎システム工場系木材加工工場加藤真一郎建物の用途と階数に応じて幅広いシステム建築を展開高品質・短工期・低コストを実現する