【H26 登録造園基幹技能者講習(福岡)】 受講番号 氏名 平成26年度 登録造園基幹技能者講習 試験問題 福岡会場 [注 意] 1.答は別の解答用紙に記入してください。 2.答を訂正する場合は、消しゴムでていねいに消して訂正してください。 3.この問題用紙の余白は、計算等に使用して差し支えありません。 4.退席の際、解答用紙とともにこの問題用紙も回収しますので、持ち帰らない でください。 一般社団法人 一般社団法人 日本造園建設業協会 日本造園組合連合会 【H26 登録造園基幹技能者講習(福岡)】 [問題 1] 登録基幹技能者に求められる能力に関する記述として、適当でないものはどれか。 (A) 自分の担当する工事の遅れは、人に迷惑をかけないよう、自分だけで取り戻すこ とができる。 (B) 工事の出来上りの点検、工事の是正ができる。 (C) 未熟練作業員をレベルアップさせるOJT教育を行うことができる。 (D) 工事の実情に即した作業手順書を作成することができる。 [問題 2] 登録基幹技能者に求められる能力に関する記述として、適当でないものはどれか。 (A) 部下を直接指揮、監督することができる。 (B) 目標どおりに工事を完成させることができる。 (C) コストのことを考えずに質の高い施工を実現できる。 (D) 部下の指導、教育を計画的に行うことができる。 [問題 3] 登録基幹技能者の役割に関する記述として、適当でないものはどれか。 (A) 前工程・後工程に配慮した他の職長との連携・調整を行う。 (B) 現場の状況に応じた的確な施工方法等の提案・調整を行う。 (C) 技能者の適切な配置、作業方法や作業手順等の指示を的確に行う。 (D) 生産性向上のための技術開発や新工法の研究開発を行う。 1 【H26 登録造園基幹技能者講習(福岡)】 [問題 4] (A) 造園工事の特性に関する記述として、適当でないものはどれか。 (B) 関連する建設分野や自然環境、生態系など周辺領域に関する幅広い知識が求めら れている。 植物の生長や素材の変化など、空間バランスに配慮する。 (C) 植物や自然石など決まった規格の材料を多用する。 (D) 工事竣工後も継続して植物の育成するなどの管理が必要である。 [問題 5] 造園設計の手順(プロセス)として、適当なものはどれか。 (A) 基本計画→基本設計→基本構想→実施設計 (B) 基本計画→基本構想→実施設計→基本設計 (C) 基本構想→基本計画→実施設計→基本設計 (D) 基本構想→基本計画→基本設計→実施設計 [問題 6] 設計図書に該当するものとして、適当でないものはどれか。 (A) 質疑回答書 (B) 特記仕様書 (C) 設計図 (D) 施工計画書 2 【H26 登録造園基幹技能者講習(福岡)】 [問題 7] 相手との話し合いに必要な考え方に関する記述として、適当でないものはどれか。 (A) 相手との交渉で大切なことは、常に良好な人間関係を保つことである。 (B) 相手の考え方を聞き出すのではなく、こちらから一方的に話をすることが必要で ある。 (C) 発生した問題については、原因をしっかり追究する。 (D) 起きた問題は、関係者全員が冷静に考え解決を見出すように努力することが肝要 である。 [問題 8] 騒音、振動により近隣に迷惑がかからないよう配慮すべき事項として、適当でない ものはどれか。 (A) 騒音や振動が人に与える影響や防止方法を理解し、騒音規制法・振動規制法を遵 守する。 (B) 建設機械の丁寧な操作、機械移動の最小化、連続作業自粛、防音シートなどの減 音対策を施す。 (C) 開始・終了時刻を調整し、作業時間を騒音規制法令・振動規制法令等に適合させ る。 (D) 近隣住民からの苦情があった場合は、事前説明会を出来る限り実施する。 [問題 9] OJTのメリット(効果)に関する記述として、適当でないものはどれか。 (A) 仕事に密着した実践的・具体的指導を日常的にでき、研修効率が良い。 (B) 個人の仕事の能力レベルに合わせた教育ができる。 (C) 体系的、理論的な指導方法であり、指導者の資質、能力により効果に差がでない。 (D) 管理職の指導力強化につながる。 3 【H26 登録造園基幹技能者講習(福岡)】 [問題 10] 成果の上がる指導力に関する記述として、適当でないものはどれか。 (A) 部下が期待に応えて成果を上げたら、素直に部下の努力、頑張りを誉めることが 大切である。 (B) やる気を起こさせるには、部下との信頼関係を持つことが大切である。 (C) 人を育てるには、持ち味にとらわれずに、誰でも同じような能力が身に付くとの 考え方が求められる。 (D) 十分な満足は得られなくとも、大きな不満を持たれることのないように手を尽く すことが求められる。 [問題 11] 都市公園法に定める公園施設に関する記述として、適当なものはどれか。 (A) 植栽、門は、修景施設である。 (B) ぶらんこ、すべり台は、遊戯施設である。 (C) 動物園、野外劇場は、便益施設である。 (D) 売店、便所は、管理施設である。 [問題 12] 労働安全衛生法により、労働者の作業内容変更時に行わなければならない安全衛生 教育事項として、適当でないものはどれか。 (A) コストダウンの方法に関すること (B) 整理、整頓及び清潔の保持に関すること (C) 作業開始時の点検に関すること (D) 作業手順に関すること 4 【H26 登録造園基幹技能者講習(福岡)】 [問題 13] 刈払機を用いた草刈作業の安全管理に関する記述として、適当でないものはどれ か。 (A) 作業員同士は、3m以上の間隔を取って作業する。 (B) 適正作業時間の規制に注意し、長時間作業は避ける。 (C) 刈払機を持ち運びする際は、必ずカバーを付ける。 (D) 支障物は、作業前に点検する。 [問題 14] 労働安全衛生法に定められている法定の安全衛生教育として、適当でないものはど れか。 (A) 経営首脳安全セミナー (B) 職長に対する教育 (C) 新規採用者に対する教育 (D) 安全管理者等に対する能力向上教育 [問題 15] リスクアセスメントを実施する時期として、適当でないものはどれか。 (A) 新たに職員を採用したとき (B) 足場の設備を設置するとき (C) 作業手順を変更するとき (D) 機械設備を設置するとき 5 【H26 登録造園基幹技能者講習(福岡)】 [問題 16] 品質、工程、原価の関係に関する記述として、適当なものはどれか。 (A) 施工速度を遅くすると、原価は安くなる。 (B) 突貫工事になると、原価は安くなる。 (C) 品質を悪くすると、原価は高くなる。 (D) 品質を良くすると、原価は高くなる。 [問題 17] 共通仕様書における用語の定義に関する記述として、適当なものはどれか。 (A) 指示とは、監督職員が受注者に対して、工事の施工上必要な事項について資料を 示し説明することをいう。 (B) 報告とは、受注者の質問事項について、監督職員が書面にて回答することをいう。 (C) 承諾とは、契約図書で明示した事項について、発注者若しくは監督職員または受 注者が書面により同意することをいう。 (D) 協議とは、契約図書の内容について、発注者または監督職員が受注者に対して書 面により通知することをいう。 [問題 18] 工程計画立案の基本的なフローに関わる事項として、適当でないものはどれか。 (A) 作業員休憩所の設置位置 (B) 機械、設備の規模・台数 (C) 各工程に必要な作業日程 (D) 各工程の施工順序 6 【H26 登録造園基幹技能者講習(福岡)】 [問題 19] 高木植栽の作業手順として、適当なものはどれか。 (A) 位置出し → 植付け→ 植穴掘削 → 支柱取付け → 整地 (B) 位置出し → 支柱取付け → 整地 → 植穴掘削 → 植付け (C) 位置出し → 植穴掘削 → 支柱取付け → 植付け → 整地 (D) 位置出し → 植穴掘削 → 植付け → 支柱取付け → 整地 [問題 20] 枯損の原因として、適当でないものはどれか? (A) 植物材料に起因するもの (B) 施工時に起因するもの (C) 植栽基盤に起因するもの (D) 作業時の機械の能力に起因するもの [問題 21] 写真管理基準(案)による工事写真に該当しないものはどれか。 (A) 使用材料写真 (B) 品質管理写真 (C) 安全管理写真 (D) 集合記念写真 7 【H26 登録造園基幹技能者講習(福岡)】 [問題 22] 資材管理に関する記述として、適当でないものはどれか。 (A) 資材発注計画に基づき、現場の施工状況に合わせて資材の発注も実施する。 (B) 通常流通している資材を使用する場合は見本品で確認可能であるが、新製品や使 用頻度の少ない資材を使用する場合はカタログにより確認を行うようにする。 (C) 資材の納入は、工程計画に合わせるとともに、現場の実際の進捗状況に応じて施 工に必要な数量が納入されるように計画する。 (D) 検収した資材は、種類・形状等を考慮して資材倉庫または現場状況に適した方法 で整理整頓して保管する。 [問題 23] 公共用緑化樹木等品質寸法規格基準(案)に関する記述として、適当でないものは どれか。 (A) 基準(案)は、品質と寸法を定めたものであり、樹木などの搬入(納品)時に適用す る。 (B) 樹高(H)、幹周(C)、枝張あるいは葉張(W)は、メートルで示す。 (C) 基準(案)で定められた樹種や寸法規格以外の樹木は、使用することは出来ない。 (D) この規格で定める寸法値は、最低値を示しており、規格に適合するものは、定め られた寸法値以上を有するものになる。 [問題 24] 原価管理に関する記述として、適当でないものはどれか。 (A) 原価管理は、入札時に算定した見積もりに再検討を加えた実行予算を算定するこ とから始まる。 (B) 見積もりは、あらゆる現場条件を机上で推定して作成する詳細な工程計画に基づ いた原価計算によって行う。 (C) 実行予算は、工事受注の後、見積もり時に立てた施工計画を再検討し、最も経済 的な施工計画に基づいて作成する。 (D) 工事進行に伴って、実行予算を超えているような場合は、その原因を分析・検討 し、原価引き下げの措置を講じる。 8 【H26 登録造園基幹技能者講習(福岡)】 [問題 25] 造園工事における予定価格積算に関する記述として、適当でないものはどれか。 (A) 使用機械損料は、直接経費として直接工事費に含まれる。 (B) 現場事務所の設置費用は、直接経費として直接工事費に含まれる。 (C) 品質管理のための試験に要する費用は、共通仮設費として間接工事費に含まれる。 (D) 現場労働者の安全・衛生に要する費用は、現場管理費として間接工事費に含まれ る。 9
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