395回 三浦助教 - 鳥取大学 産学・地域連携推進機構

とっとり県民カレッジ連携講座
鳥取大学サイエンス・アカデミー
社会の役に立つロボットとその技術
ロボットという言葉を最初に使ったのはチェコスロバキアの小説家カレル・チャペックでした。
チャペックは 1920 年に発表した戯曲「R.U.R」の中で人間の労働を肩代わりする人造人間として
ロボットを登場させました。その後、ロボットという言葉は世界中で使われるようになり様々な架
空のロボットが産まれました。そして私たちが生きる現代においてロボットはすでに現実の存在と
なっています。今回のシリーズでは 6 回にわたってロボット技術の様々な側面を専門家が語ります。
395 回
演題/ 小型飛行ロボットの躍進
講師/ 工学研究科
助教
三浦
政司(ミウラ
マサシ)
日時/ 平成27年4月25日(土) 10:30~12:00
会場/ 鳥取県立図書館 2階 大研修室(鳥取市尚徳町101)
米子市立図書館、琴浦町図書館、日野町図書館(日野町図書館は第4土曜日のみ)でも
ライブ中継による聴講ができます。
対象/ どなたでもご参加いただけます(事前の申込みは不要です)
主催/ 鳥取大学
共催/ 鳥取県立図書館
講演要旨
制 御用コンピュータやバッテリーの高性能化・小型化・低価格化に伴い、
小型飛行ロボットの汎用化と普及が大きく進んでいます。
特に,複数の電動回転翼を放射状に配置したマルチロータ型の飛行ロボットの
発展が目覚ましく、空撮分野をはじめ様々な場面で活躍しています。
本講演ではこのマルチロータ型飛行ロボットに焦点をあて、バッテリーや小型
コンピュータなどの要素技術,飛行制御の基礎,今後の可能性についてご紹介します。
お問い合わせ先
海底探査やトンネル・橋など構造物点検へのロボットの適用に向け
て研究・開発が進められています。本講演では、これらのロボット
鳥取大学
産学・地域連携推進機構(社会貢献課)
技術の概要および研究・開発の動向についてお話しします。
TEL
0857-31-6777
FAX
0857-31-6708
E-Mail
[email protected]
講義テーマは裏面です。
Tottori University
Science Academy
第1回 平成27年4月11日(土)
演題:社会に役立つロボットを目指して
講師:工学研究科 教授 西田 信一郎(ニシダ シンイチロウ)
第2回 平成27年4月25日(土)
演題:小型飛行ロボットの躍進
講師:工学研究科 助教 三浦 政司(ミウラ マサシ)
第3回 平成27年5月9日(土)
演題:生活支援ロボットに利用されている技術と現状
~そのメカニズムから制御まで~
講師:工学研究科 准教授 竹森 史曉(タケモリ フミアキ)
第4回 平成27年5月23日(土)
演題:ロボットを協力して作業させるには
講師:工学研究科 准教授 櫻間 一徳(サクラマ カズノリ)
第5回 平成27年6月13日(土)
演題:人を見る~人とのインタラクションを目指して~
講師:工学研究科 教授 岩井 儀雄(イワイ ヨシオ)
第6回 平成27年6月27日(土)
演題:医療福祉を支援するユビキタス・ロボティクスへの取り組み
講師:工学研究科 助教 櫛田 大輔(クシダ ダイスケ)