研究大学強化促進事業 B.研究環境改革の取組 ②研究拠点の強化 「国際ジョイントラボ」の設置支援等による国際共同研究の促進 外国人研究者と本学の研究者との共同研究を支援するため、本学に「国際ジョイントラボ(国際共同研究 室)」の設置資金等を支援する国際共同研究促進プログラムを実施し、国際共同研究のノウハウを蓄積。 本プログラムの支援内容 ・招へい研究者の外国旅費、謝金・本学側教員等の相手先研究機関等への派遣旅費等 ・招へい研究者の研究遂行を支援する研究員や技術補佐員の雇用経費 ・支援期間は3年間。支援金額は、1年度当たり1,500万円を上限。 採択課題 研究代表者 氏名 浅田 稔 井上 克郎 平成25年度採択 15件 平成27年8月現在、本事業では14件を支援。事業全体では34件/協力機関数40機関 所属・職 研究題目 外国人研究者所属機関 情報科学研究科・教授 他者の中に自己をみつけるロボット-同調・脱同調に応じた意識ダイナミクスの構成論的理解 カリフォルニア工科大学(アメリカ) - ソフトウェアライセンスの履歴分析技術の共同開発 ヴィクトリア大学(カナダ) 工学研究科・教授 工学研究科・教授 海洋再生可能エネルギーの吸収効率向上と装置の実用化に関する総合工学的研究 栗栖 源嗣 蛋白質研究所・教授 モデル細胞による効率的水素生産に向けた光合成エネルギー変換システムの構造基盤解明 ルール大学ボーフム(ドイツ) 兒玉 了祐 工学研究科・教授 光・量子ビーム技術による高エネルギー密度物質探査に関する日仏連携研究 フランス国立科学研究センター エコールポリテクニーク(フランス) 蛋白質研究所・教授 ゲノム不安定化を抑制するエピゲノム、染色体ダイナミックスの分子メカニズム フリードリヒ・ミーシャー研究所(スイス) 社会経済研究所・教授 最先端経済理論研究と制度設計への応用 インド統計大学(インド) 宇宙論的視点で追う巨大ブラックホールの生成と進化 ケンタッキー大学(アメリカ) 柏木 正 篠原 彰 芹澤 成弘 長峯 健太郎 理学研究科・教授 ナント中央理工科大学(フランス) 西野 邦彦 産業科学研究所・准教授 トランスポーター制御による細菌恒常性維持機構の解明と新規治療戦略の開発 香港大学(香港) 畑中 吉治 核物理研究センター・教授 高密度超冷中性子による時間反転対称性の検証 カナダ国立素粒子原子核物理研究所(カナダ) 早川 和生 医学系研究科保健学専攻/附 高齢双生児レジストりを用いた遺伝と環境要因が健康に及ぼす影響の国際比較研究~健康 ヘルシンキ大学(フィンランド) 属ツインリサーチセンター・教授 長寿社会構築のエビデンス形成~ 藤田 一郎 生命機能研究科・教授 大規模神経活動計測技術と計算論的手法の融合によるアクティブビジョンの神経機構の解明 ユーリッヒ総合研究機構/アーヘン工科大学(ドイツ) 真島 和志 基礎工学研究科・教授 固体表面の精密官能基化によるシングルサイト不均一触媒の創出 スイス連邦工科大学チューリッヒ校(スイス) 村上 秀明 歯学研究科・准教授 口腔顎顔面の発育発達様式の解明 コペンハーゲン大学(デンマーク) 得られたノウハウ・実績 ・ノウハウ:代表研究者の国際的な人脈を発展させる形で「国際ジョイントラボ」を設置することが最も適切な進め方だが、各ケースで進展 の状況、相手機関の反応も様々。柔軟な支援制度を構築し、進捗をモニタリングを継続しつつ、比較的息の長い支援が必要。 ・実績:国際共著論文46件発表、国際シンポジウム18件開催、海外への研究者派遣103名、海外からの研究者招へい123名を実現。
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